



2004年12月27日(月)
今日はストレリチアです。
黄色い部分はがく、青い部分が花弁なのだそうです。
通常がくはオレンジ色ですが、このゴールドクレストはきれいな山吹色です。
鮮やかな青との対比がとても魅力的です。
【バショウ科 ストレチア属】


2004年12月25日(土)
フトモモ科ロフォミルタス属の植物です。
フトモモ科というとなじみが薄いと思いますが、ユーカリや銀香梅、フェイジョアなどが同じ科に属しています。
鮮やかな光沢のある赤い葉がとても美しいです。
【フトモモ科 ロフォミルタス属】


2004年12月24日(金)
'マジョリカ'とは焼き物の名前のようです。
この花の明るい栗色を、マジョリカ焼きに使われる色になぞらえたようです。
このシンピジュームは、上品な甘い香りがします。
【ラン科 シンピジューム属】


2004年12月22日(水)
グリーンの一輪菊です。
この写真のものは国産のシャムロックです。
輸入のものとは、同じシャムロックでも、一味違ったイメージで、少し線が細い感じがします。
シルキーガールという、淡いアプリコットピンクのものやトムピアーズというブラウン系のものも人気があります。
【キク科 キク属】


2004年12月21日(火)
ちょっぴり花びらが散りやすいですが、すごく長持ちして、いい花です。
しかも価格もお手ごろ!
シンプルな白なのでどんなお花にも良く合います。
華奢な見かけのわりには茎がしっかりしています。
小さな房で切り分けても、ちゃんとオアシスにささります。
【セリ科 トラキメネ属】


2004年12月20日(月)
変わった咲き方のスプレーバラです。
淡い黄色、フリンジのある花弁で、とても軽やかな印象です。
バラらしいバラに飽きてしまったという方にお勧めです。
【バラ科 バラ属】


2004年12月18日(土)
市場ではもう、お正月の準備が始まっています。 今日ご紹介するのは、ブッシュカンです。 仏様の手の形に似ているというのが由来だそうです。 これはタコさんウィンナーのように実の先が綺麗に分かれていますが、このように綺麗な形に育てるのは大変なんだそうです。 とても甘くいい香りがします。
【ミカン科 ミカン属】


2004年12月17日(金)
ブルーとイエローの絶妙なグラデーションがとても綺麗です。
他の花にはない色合いです。
このラケナリア、とても長持ちします。
お勧めのお花です。
【ヒヤシンス科 ラケナリア属】


2004年12月15日(水)
前回、ちょっと変わった咲き方のジャングルスターをご紹介いたしましたが、今回は純白のアマリリスをご紹介です。
つぼみの状態で来ますが、しっかり咲きます!
【ヒガンバナ科 ヒッペアストリウム属】


2004年12月14日(火)
日本の山に自生するミヤマシキの仲間です。
ミカン科の植物で、特有の香りがあります。
通常蕾の状態で使う事が多いようですが、このようにかわいらしい花を咲かせます。
蕾が赤いシキミア・レッドもあります。
【ミカン科 シキミア属】






2004年12月10日(金)
スティックのように柄が長くてアレンジなどにも使えるハボタンです。
'晴れ姿'はバラのような感じでかわいらしいです。
'初紅'は紫色のハボタンです。
お正月というイメージが強いハボタンでしたが、この'晴れ姿'は他の用途にも使えそうです。
【アブラナ科 アブラナ属】


2004年12月08日(水)
雪のように白い花弁と緑の茎が清楚なイメージのアリウム(ネギの仲間)です。
アリウムというだけあって、ちょっと、ネギの臭いがします。
オオニソガラムにも少し似た感じですが、もっと繊細で、こちらのほうがきれいです。
茎がまっすぐ伸びていないことが多いですが、そのカーブを活かしてアレンジするとよさそうです。
本来は秋植えで春咲くお花ですが市場での出回り時期は11月~4月頃がメインです。
【ユリ科 アリウム属】


2004年12月07日(火)
フェイクファーのような色と質感をもったお花です。
タイで道端にぽつぽつと生えているのを見たことがあります。
エノコログサ(ネコジャラシ)すらお店で売る時代、どんなお花も商品になるんですね。
【イネ科 メリニス属】


2004年12月06日(月)
ピンク色の一重咲きアスターです。
スプレー咲きで、とてもボリュームがあります。
ガク(総ほう片)が花を引き立てていて、とってもかわいいです。
【キク科 アスター属】


2004年12月04日(土)
今日ご紹介するのは、ローズゼラニウムです。
蚊蓮草の名前で鉢物として出回っていることもあります。
すがすがしい香りが、蚊やハエを寄せ付けないためこの名前で売られているようです。
またローズゼラニウムというのもこの香りが由来となっているようですがあまりバラの香りには似ていません。
【フウロソウ科 ペラルゴニウム属】




2004年12月01日(水)
スカビオサは通常単色ですが、これはちょっと面白いです。
かわいい複輪の入ったスカビオサです。
同系色の花でまとめると、あわせやすそうです。
【マツムシソウ科 スカビオサ属】


2004年11月30日(火)
ちょっとかわった、レウカデンドロン(リューカデンドロン)です。
バラの花のようなちいさな花がたくさんつきます。
クリスマスのリースに飾ってもそのままドライで楽しめそうです。
【ヤマモガシ科 レウカデンドロン属】


2004年11月29日(月)
貝細工のようにかさかさとした花びらで、とても変わっています。
葉もヒバのように節がたくさんあって、枝にコケがついているようです。
お花を楽しむだけでなく、この特徴ある茎をいかしてアレンジして欲しいです。
【キク科の一属一種】




2004年11月26日(金)
秋らしい色のカーネーションです。
花弁の色が裏と表で違っており、また花弁に薄く赤い縞が入ることもあります。
一輪一輪がそれぞれ表情のあるお花です。
最近はこのプリメロモカのように、複色のカーネーションが人気のようです。
また、ブラウンやテラコッタ、ダークレッドなどアンティーク調の色味も人気です。
【ナデシコ科 ナデシコ属】


2004年11月24日(水)
主な出回り期:ほぼ周年
今日は、ブルーレースフラワーをご紹介します。
少し花びらが散りやすいですが、固めの蕾もちゃんと咲くのでとても長持ちします。
色はブルー・ピンク・ホワイトの三色です。
【セリ科 トラキメナ属】


2004年11月23日(火)
主な出回り期:周年
(ただし、4月~5月末ごろは新芽の時期のため品物があまりよくありません)
青々とした葉がきれいな枝物です。
赤いノバラの実とあわせたりするとクリスマスにもぴったりです。
最近は輸入で、ピーリスやピエリスといった名前でアセビの実が売っています。
シキミアに似た感じでブーケやアレンジに使えそうです。
【ツツジ科 アセビ属】


2004年11月22日(月)
アスパラ・ペラを染めた花材です。
色は金・銀・白・黒・赤・黒・紫・グリーンなどがあります。
白は、葉のグリーンが薄く透けて見えるので、ほんとうに雪がかかっているようにもみえます。
ペンキのおかげで、葉っぱが散りにくいのが、このアスパラガスの良いところです。
【ユリ科 アスパラガス属】


2004年11月20日(土)
主な出回り期:冬
秋・冬にぴったりの暖色系の実です。
茎がしっかりしているので、使いやすそうです。
ショウガの仲間です。
近いものにティーリーフの実やゲットウの実などもあります。
【ショウガ科 ハナミョウガ属】


2004年11月19日(金)
主な出回り期:11月中旬~1月頃
クリスマスに向けて、お勧めの花材です。
鮮やかな色で、とてもかわいらしいです。
左上からピンク、ホワイト、イエロー、オレンジ、他にレッドもあります。
【トウダイグサ科 ユーフォルビア属】


2004年11月17日(水)
お花にあまり興味のない方も、チューリップと、このマーガレットはご存知なのでは?
というくらい有名なお花です。
とっても可憐で、どんな花ともあわせやすいお花です。
【キク科 キク属】


2004年11月16日(火)
球根植物のようですが、何科なのかは不明でした。
結構大きな花をつけます。
左の写真は実物大かやや小さめなくらいです。
色合いがとても鮮やかで、クリスマスらしいお花です。
【ユリ科 ブランドフォルディア属】


2004年11月15日(月)
風船のような緑のがくがかわいらしいグリーンベルです。
すらりと伸びた茎にいくつも下がる緑のしずく。
いったい何の仲間?と思われたかもしれませんが、実はこれ、ナデシコの仲間になります。
がくだけでも十分かわいいのですが真っ白な花をつけた姿はほんとに愛らしいです。
ピンク色の花をつけるものもあります。
【ナデシコ科 シレネ属】


2004年11月13日(土)
ころんとしたまあるいバラです。
ベビーというのがぴったりのかわいらしい色をしています。
まだ完全に開いたのを見ていませんが、花型はクォーターロゼット咲き?のようです。
【バラ科 バラ属】


2004年11月12日(金)
不気味と思われる方もいるかもしれませんが、私は一目ぼれしました。
普通のジニア(ヒャクニチソウ)は真ん中のシベの部分が黒と黄色でもじゃもじゃしてるので、どちらかといえば苦手です。
このペルシャンカーペットもやっぱりもじゃもじゃしてるんですが、花がとても小さい上、花弁の模様にインパクトがあるのであまり気になりません。
見ていると元気になれそうです。
【キク科 ジニア属】


2004年11月10日(水)
今日はアンスリウムをご紹介します。
これは他のアンスリウムに比べると真ん中の花の部分がちょっと大きめで、なんとなくユーモラスです。
アンスリウムもほうが二重だったり、絞り模様が入っていたり、バイカラーのものがあったりととても種類が豊富です。
チューリップアンスという、スパティフィラムのような形の花をつけるものもあります。
【サトイモ科 アンスリウム属】


2004年11月09日(火)
すごく小さなスプレー咲きのバラです。
←左の写真でほぼ原寸大くらいです。
のばらのような雰囲気があってとてもかわいらしいです。
こういった小さい花を咲かせるバラも、頻繁に入荷たらいいのですが......
色や種類も、普通サイズのもののようにもっと増えるといいですね。
【バラ科 バラ属】


2004年11月08日(月)
この時期だけしかない、紅葉のドウダンツツジです。
ドウダンツツジは枝が黒っぽいので、鮮やかな赤い葉がとても映えます。
他の枝物にはない華やかな色味です。
こんなに立派な木を切ってしまうなんて勿体ない!!
と思うほど立派な枝振りのものもあります。
一枝だけでもとても絵になります。
お勧めの枝物です。
【ツツジ科 ドウダンツツジ属】


2004年11月06日(土)
もうポインセチアが出てきました。
ひとくちにポインセチアといっても、様々な種類があります。
左上から、シルバースターマーブル、レッドエルフ、カルーセル、レモンスノー、ペパーミントです。
こちらのポインセチアコレクションは、鉢が底面かん水式ですので、育てるのも楽です。
【トウダイグサ科 ユーフォルビア属】


2004年11月05日(金)
今日はペッパーベリーをご紹介します。
熟したものは、少し渋めのピンク色、若い実はみずみずしい緑色です。
ピンクよりも緑色のほうがかわいいです。
レッドペッパーといって香辛料としても使われています。
ペッパーといっても、コショウ科の植物ではありません。
ウルシ科の植物で、コショウボクといいます。
こぼれた実をうっかり踏んでしまったりすると、つんとくるスパイシーな香りがします。
一度、白身魚のソテーか何かにちょこんとのっかっていましたが風味が強すぎで、あまりおいしいというものではありませんでした。
【ウルシ科 コショウボク属】


2004年11月03日(水)
前回は白いヒペリカムをご紹介しましたが、今回はピンクのヒペリカムをご紹介します。
他のヒペリカムに比べ、実が小さく、ガクの部分が目立ちます。
えりまきのようでとてもかわいいです。
実も鮮やかなピンク色で、宝石のようです。
【オトギリソウ科 ヒペリカム属】


2004年11月02日(火)
前回は、プロテアの花をご紹介しましたが、今回は葉っぱをご紹介します。
数年前から出始めた、比較的新しいグリーンです。
特有の質感をもつ、肉厚の葉です。
学名はProtea cordataです。
流通の際には略されて、ただ「コルダータ」と呼ばれたりもしますが、この呼び名にはちょっと問題があります。
'cordata''にはラテン語で「心臓形の」という意味があり、葉っぱがハート型の植物の多くは学名(種小名)に'cordata'がつけられています。
ということは、「コルダータ」という呼び名は他のまったく無関係な植物にも当てはまってしまいます。
輸入の植物が多く入ってくる中、こういった流通名の問題は早いうちに解決しないと混乱をまねきそうです。
【ヤマモガシ科 プロテア属】


2004年11月01日(月)
輸入のアジサイが、今人気です。
このようなクリーム色や白のほかにも、アンティーク調の秋色タイプもあります。
秋色にもグリーン、ピンク、ブルーなど様々な種類がありとても変化に富んでいます。
秋色タイプのアジサイはドライフラワーでも楽しめるので、お勧めです。
ちょっと高級な花材ですが、大森花きでは「一本売り」をおこなっていますので、ぜひ一度使ってみてはいかがですか?
【アジサイ科 アジサイ属】


2004年10月30日(土)
ウツギの葉っぱです。
一見枯れているようにもみえますが、もともとこういう黒っぽい色をしています。
紅スモモの葉よりも色が渋く、葉がしっかりしています。
葉の大きさは10~13cmくらいです。
【ユキノシタ科 ウツギ属】


2004年10月29日(金)
黒いサンゴミズキです。
コルヌスとはミズキの属名です。
'コルナス'は角という意味があり、材が堅いことがその由来になっているそうです。
枝のつき方が変わっていて、まっすぐに伸びていくので他の枝にはない面白さがあります。
【ミズキ科 ミズキ属】


2004年10月27日(水)
今日はネイティブフラワーの代表的な花、プロテアをご紹介します。
キングプロテアとは少し違って毛がたくさん生えていて、芯の部分が黒っぽくなっています。
かわいい花とはいえませんが、インパクトはありますので、一本だけ綺麗にラッピングしても、なかなか個性的なプレゼントになると思います。
【ヤマモガシ科 プロテア属】


2004年10月26日(火)
変わり咲きのバラです。
色も、オレンジから淡いアプリコットと、咲く段階によって変化があり楽しめます。
しかし、なんといっても、このフリルの花弁がとても魅力的です。
茎もしなやかなので他のバラとは違った楽しみかたができそうです。
とてもお勧めのバラです。
【バラ科 バラ属】


2004年10月25日(月)
緑色のガーベラといえば、以前、'ポコロコ'をご紹介いたしましたが、今回はまた違った形のグリーンのガーベラをご紹介いたします。
まだほとんど流通していない、とても珍しいガーベラだということです。
当然お値段も通常のガーベラの3倍くらいはします。
驚きです。
ちょっと虫っぽい感じのするお花ですね。
お花の芯の黒い部分は毛のようになっていて触るとふさふさしています。
私はなんとなく好きなんですが、人によっては苦手という人もいるかもしれません。
追記、実はこのガーベラ、スパイダー咲きではなく、まだ完全に花が咲いていない状態だったんです。
日がたつにつれ、筒状の花弁が咲いていき、きれいな山吹色のガーベラに!!
変化を楽しめるガーベラ、注目の品です。
【キク科 ガーベラ属】


2004年10月23日(土)
タコノキの葉っぱです。
斑入りタコノキ、縞タコノキともいいます。
ちなみにタコノキはその根に由来します。
気根がまるでたこの足のように出ています。
よく植物園の温室に植えられています。
葉が螺旋状に生え、松ぼっくりに似た形の実をつけるのも特徴で、英語ではスクリューパイン(螺旋・松)とよばれています。
【タコノキ科 タコノキ属】


2004年10月22日(金)
イブニングスター(宵の明星)の名をもつ花です。
星型の花がぱっと開くと、とてもかわいらしいです。
紫センブリという和名もありますが、'センブリ'というのは全草に苦味があり、千回振り出しても(煎じても)まだ苦いということからつけられたそうです。
センブリは胃腸薬として民間療法などで使われているようです。
【リンドウ科 センブリ属】


2004年10月20日(水)
久々に鉢物のご紹介です。
ブルーベリーに似た白い花に真っ赤な実がたくさんつくかわいい鉢植えです。
これからクリスマスに向けておすすめの鉢物です。
【ツツジ科 ゴーテリア属】


2004年10月19日(火)
オレンジ色の千日紅です。
キャンディーのようなかわいさです。
千日紅はストロベリーフィールド(真っ赤)や、クイズカーマイン(ローズピンク)などもあります。
ドライフラワーにしても色あせしにくいのでポプリの素材にも最適です。
千日紅は意外と水が下がりやすく葉がしおれてしまうこともあるので、場合によっては取ってしまったほうが綺麗かもしれません。
【ヒユ科 センニチコウ属】


2004年10月18日(月)
とても繊細な葉をもつシダの仲間です。
しのぶの葉のような感じですが、もっとしなやかです。
価格もわりとリーズナブルですし、お勧めのグリーンのひとつです。
この葉を押し葉にしてキャンドルに貼ったり、手すき和紙に入れたり、ランプシェードに貼ったりしてもきっと綺麗です。
【シノブ科 シノブ属】


2004年10月16日(土)
個人的にとてもオススメのお花です。
このお花は大人っぽくもかわいらしくも見せることのできる使い勝手のいいお花です。
ぜひウェディングに使って欲しいです!!
もっとコンパクトで、赤い花をつけるタイプもありますが、そちらはドライフラワーにしても色が変わらず綺麗です。
【ヤマモガシ科 セルリア属】


2004年10月15日(金)
とても面白い形のグリーンです。
タニワタリの1品種です。
とても丈夫なので、水に沈めてつかってもいい便利なグリーンです。
タニワタリのようなしなやかさはありませんが、この独特の形はアレンジにインパクトを与えてくれます。
【チャセンシダ科 チャセンシダ属】


2004年10月13日(水)
マトリカリアの変わり咲き2種をご紹介します。
グリーンの花が流行っていますが、マトリカリアにも緑色があります。
うちのお店でも結構人気があります。
なかなか面白いですよね。
茎が柔らかく、折れやすいことや、水が下がりやすいことを除けば、よく枝分かれしていて、使いやすい花材です。
【キク科 クリサンセマム属】


2004年10月12日(火)
とても不思議な花です。
切花よりは鉢植えで出回っているようです。
赤くサンゴのように見えるのは花ではなくがくです。
その赤いがくから少しだけ出ているブルーの部分が蕾になります。
なんだか色合いが矢毒蛙のようです。
【パイナップル科 エクメア属】


2004年10月11日(月)
ワックスフラワーの中でも、一押しの花です。
なんと八重咲きなんです!!
個人的に好きな花のベスト20くらいには入ってます。
ワックスフラワーには、レモンのような芳香があります。
これは花ではなく枝や葉から香っています。
香りのブーケにうってつけです!
【フトモモ科 カメラウキウム属】

2004年10月09日(土)
前回ダリアの'光輪'をご紹介しましたが、今日は、ダリアの'小船'をご紹介します。
綺麗なアプリコット色でとてもかわいいです。
洋でも和でも使える便利な花材です。
【キク科 ダリア属】


2004年10月08日(金)
ころっとした姿がとてもかわいいハイビスカスです。
前回ご紹介したローゼルに近い仲間です。
赤いものは、下手すると毒々しい感じがしないでもありませんが、これならかわいいアクセントとして使えます。
枝が分かれないので、使い方に工夫が必要なようです。
【アオイ科 ハイビスカス属】


2004年10月06日(水)
前回白いシンフォリカルポスをご紹介しましたが、今回はピンク色のものをご紹介いたします。
まるでキャンディのようなかわいいピンク色の実がついています。
朝お店に並ぶと、すぐに売り切れてしまいます。
【スイカズラ科 シンフォリカルポス属】


2004年10月05日(火)
かわいらしい二色咲きのリンドウです。
綺麗に花が咲くタイプです。
開いた姿はまさにお星様です。
全体的に見るより、花ひとつひとつをいかせるアレンジのほうが向いているようです。
【リンドウ科 リンドウ属】


2004年10月04日(月)
秋の野草として名高いホトトギスです。
花弁に斑点があるので、好き嫌いがはっきりと分かれてしまうと思いますが、とてもいい花だと、私は思います。
あわせる花を選んでしまうと思いますが、そこは花屋さんの腕の見せ所。
地味な和花というイメージを返上して、お洒落なアレンジに使ってあげてください!
【ユリ科 ホトトギス属】

2004年10月02日(土)
愛らしい黄色いコスモスです。
コスモスは傷みやすいお花であまり長持ちもしません。
しかしその儚さが、この花の魅力でもあります。
できれば高原や野原で風にそよぐ姿を眺めるべき花なのでしょう。
【キク科 コスモス属】


2004年10月01日(金)
綺麗なシルバーがかった葉物をご紹介します。
ミモザアカシアの一種です。
葉のつき方が独特で、とても綺麗なラインとシルエットです。
こちらも、リグストラム同様、ウェディングにぴったりの花材です。
【マメ科 アカシア属】

2004年09月29日(水)
福神漬けに入っている変な形の食べ物の正体が、ナタマメです。
若いうちの実を加工して漬物にするようです。
小さい頃はナタマメの食感が好きで、これだけ選んでたべてしかられた覚えがあります。
豆の大きさは30cmをゆうにこえるものもあります。
この大きな鞘を鉈に例えこの名がつきました。
【マメ科 ナタマメ属】


2004年09月28日(火)
クリスマスローズがでてきました。
キンポウゲ科の花はどれもとても綺麗ですが、シュウメイギクと、このクリスマスローズはオススメです。
キンポウゲ科の植物の多くは、花弁が退化してしまっています。
ではこの綺麗な花は何なのかというと、がく片が変化したものなんです。
そのため、種ができる頃にがなってからもクリスマスローズの花は散らずに残っています。
【キンポウゲ科 ヘレボラス属】

2004年09月27日(月)
実物を見ず、名前だけ聞いたときは
日本語で東風茄子だと思いました。
本当はスモークツリーの仲間です。
スモークツリーは花がメインですが、このコティヌスは葉がとても美しいです。
燻したような濃い赤の葉は、秋にぴったりです。
また赤いバラと合わせたり、クリーム色の花と合わせたりしても素敵です。
この色味の葉はすくないので、ぜひ一度つかってみていただきたいです。
【ウルシ科 コティヌス属】


2004年09月25日(土)
とてもファンタジックな植物です。
ホシクサというと、
「え?干し草??」と牛の餌を連想される方がほとんどでしょう。
ですがこのホシクサは星の草と書きます。
湿地に自生する姿はまさに草原にちりばめられた星のようです。
田んぼの雑草として、あるいは湿原にひっそりと生えていたりします。
また外国産のホシクサは水草としてアクアリウムで活躍しているものもあります。
ですが、こうやって脚光を浴びている種類以外はほとんど人の目にとまることはありません。
そのため日本では、人知れず絶滅の危機に瀕しているホシクサもあります。
保護する必要があるホシクサ、鉢物として出回ることで、少しでも多くの人に興味をもってもらい、保護の必要性がわかってもらえたらいいなと思いました。
【ホシクサ科 ホシクサ属】


2004年09月24日(金)
ビバーナム、第二段です。
前回は、真っ赤な実をつけるコンパクターをご紹介しました。
今回はブルーブラックの実をつけるビバーナムです。
一本あたりの枝ぶりはとても良いですが、そのぶん、お値段もびっくりするほど良いです。
同じブルーの実をつけるビバーナム・ティナスもありますが、このヘルマンブルーベリーは上品さをもっていて、葉も繊細です。
こんな贅沢な花材を使えるお花屋さんは本当にうらやましいです!
【スイカズラ科 ガマズミ属】

2004年09月22日(水)
ビタミンカラーのかわいらしいバラです。
今回もマーブル模様のバラですが、前回ご紹介した'アブラカダブラ'とはまた違った良さがあります。
同系色なので、あわせる花も選びやすいです。
見ているだけで、元気が出そうなお花です。
【バラ科 バラ属】

2004年09月21日(火)
花のような形をした、面白い多肉植物です。
茎はありませんが、ワイヤリングして使えます。
ベンケイソウ科なので、やはりとても丈夫で、1~2週間なら、水をあげなくても平気なようです。
またこのこのまま土に植えれば、根が出てきますし、葉一枚を土にさしておけば、どんどん増やすこともできます。
とても面白い花材です。
【ベンケイソウ科 エケベリア属】

2004年09月20日(月)
今日はロシア皇女と同じ名前のスタンダードのマムをご紹介いたします。
その名に違わず、とても華やかな印象です。
アナスタシアにはグリーンのほかに真っ白、ピンク、ブロンズ等があります。
これらの色は、グリーンと少し異なる咲き方をします。
機会があれば、他の色のアナスタシアも、今後ご紹介いたします。
【キク科 キク属】


2004年09月18日(土)
今日は八重咲きの孔雀草をご紹介します。
一つ一つの花がふんわりとつもった雪のようで、とてもかわいらしいです。
アレンジにもぴったりのお花です。
【キク科 アスター属】


2004年09月17日(金)
白玉のような、真っ白い実のなる枝。
スイカズラ科シンフォリカルポス属の植物です。
お店では属名をそのままとって、シンフォリカルポスの名で扱っていますが、雪晃木(セッコウボク)という素敵な別名もあります。
白く綺麗な実は、ウエディングにもピッタリです。
しっかりした良いものであれば実も落ちにくいので、テーブルアレンジにも使えると思います。
葉が悪くなりやすいですが、葉を落として他のグリーンとあわせてもきれいです。
【スイカズラ科 シンフォリカルポス属】

2004年09月15日(水)
今日ご紹介するのは、かわいいギザギザの葉っぱです。
このフォルムをいかしてアレンジしたい花材です。
オークとは日本では、ナラやカシなどのブナ科コナラ属の総称だそうです。
クエルカス=コナラ属で、クエルカスはケルト語の、「良質の木材」というのが語源です。
なおホワイト・クエルカス(クエルカス・アルバ)は貯蔵用の酒樽の材のひとつとして使われています。
【ブナ科 コナラ属】


2004年09月14日(火)
秋にぴったりの、バラの実です。
リースの飾り付けにしたり、ブーケに入れたりするととてもかわいいです。
実がヒペリカムや他の赤い実よりも大粒なのでちょっとしたアクセントになります。
バラの実には他にも、これに良く似た、ドリーミーガールの実やパンプキンなどもあります。どれもこの時期にぴったりの花材です。
【バラ科 バラ属】




2004年09月11日(土)
今日はトケイソウをご紹介します。
トケイソウというと紫と白の花を思い浮かべますが、今日ご紹介するのは、黄色いトケイソウです。
よくある紫のトケイソウにくらべると、花は小さめで、地味ですが、趣がある花だと思います。
葉の形も矢筈のようで面白いです。
【トケイソウ科 トケイソウ属】


2004年09月10日(金)
今日は変わった実をご紹介します。
色といい形といいなんとも不思議な植物です。
P.とはPittosporum(ピットスポルム)の略で、トベラ科、トベラ属の植物です。
オレンジ色の部分があくと、中から真っ黒な実がのぞきます。
ロンビフォリアとは菱形の葉という意味を持っています。
実際見た葉は、さほど顕著に菱形をしているとも思えませんが......
【トベラ科 トベラ属】


2004年09月08日(水)
今日も引き続き、ネイティブフラワーをご紹介します。
ブルニア科ベルゼリア属の植物です。
ブルニアというよりブロニアというほうが、なじみがあるかと思います。
この仲間にシルバーブロニアなどもあります。
まるで実のようですが、ちゃんと花が咲きます。
花が咲くとクリーム色になってとてもかわいらしいです。
リースなどにオススメです。
【ブルメニア科 ベルゼリア属 】


2004年09月07日(火)
今日は昨日に引き続き、変わったネイティブフラワーをご紹介します。
私は一目見てとても気に入ってしまいました。
形が形だけに、使い方が難しそうな花材ですが、個性的な花をお求めでしたらお勧めです。
一見、キク科かとも思いましたが、グロブラリア科という科があるんだそうです。
この科はゴマノハグサ科に類縁関係があるようです。
【グロブラリア科 グロブラリア属】


2004年09月06日(月)
ツツジ科エリカ属の植物ですが、
とてもエリカとは思えない姿をしています。
小さな花がたくさん集まって咲き、愛らしいお花です。
花弁の裏の濃いピンク色がとても印象的。
これ一種類を束ねただけでも、他の草花と合わせても素敵なブーケになりそうです。
枝がよく分かれているので、アレンジでも使い勝手がよさそうです。
【ツツジ科 エリカ属】


2004年09月04日(土)
今日は、グリーンアナベルをご紹介します。
ユキノシタ科、アジサイの仲間です。
お店でも人気のある花材です。
淡いグリーンの小さな花が沢山ついていて、とてもボリュームがあります。
このグリーンのほかに、白いものなどもあります。
生花ではもちろん、ドライにしてもとてもきれいな花材です。
【アジサイ科 アジサイ属】

2004年09月03日(金)
今日は鶏頭をご紹介します。
鶏頭というと仏花というイメージがあるかもしれません。
また、その特徴ある外見から、好き嫌いがはっきりと分かれる花です。
私も鶏頭はあまり好きではありませんでしたが、最近は様々なタイプがでてきたため、鶏頭に対する印象が、がらりとかわりました。
今回ご紹介する石化鶏頭は従来の久留米鶏頭等と比べ、花が大変大きく、丈も1m以上と大変立派です。
花の光沢も、より繊細で美しくなっています。
写真は久留米鶏頭(等級S)との比較です。
親子ぐらいの差があります。
この鶏頭、ドライフラワーにしても楽しめるそうです。
【ヒユ科 ケイトウ属】


2004年09月01日(水)
今日はリグストラムをご紹介します。
アイビーに代わる、やわらかなラインを持ったグリーンです。
シルバーがかった葉に白い斑が入っていて、繊細な感じです。
ウェディングブーケなどにオススメです。
リグストラムとはモクセイ科イボタ属の仲間全般を指しますが、市場ではこの品種が「リグストラム」で通っているようです。
イボタに比べると葉が薄くとても柔らかいです。
水が下がりやすいので、ワイヤリングではなくオアシスを使うアレンジに適しています。
【モクセイ科 イボタ属】

2004年08月31日(火)
前回は鉢物の蓮をご紹介しましたが、今回は切花をご紹介します。
蓮は蓮でも今日は実のほうをご紹介いたします。
ドライフラワーやサラシなどでよく見かけるハスの実ですが、生花でも出回ります。
写真上の黄色いシャワーヘッドのようなものも実はハスの実です。
まだ実というより雌しべそのものといった感じです。
それが少したつと、写真中央のように青くなっていきます。
一番良く見かけるタイプのハスの実です。
そして完全に熟すと、写真下のように真っ黒で大きな種をつけます。
この種は中国や台湾などでは食用とされています。
私は甘納豆のようなお菓子に加工された物を食べました。
結構おいしかったです。
【スイレン科 ハス属】


2004年08月30日(月)
八重咲きのブバルディアです。
従来の八重咲きよりも花が大きくとっても華やかな印象です。
他にピンク色のものもあります。
少し花持ちが悪いですが、切花用の鮮度保持剤が有効なようです。
ブバルディアも最近は様々な種類が出ていて、グリーンの花のものも人気があります。
【アカネ科 ブバルディア属】


2004年08月28日(土)
今日は鉢物の千日小坊をご紹介します。
その名のとおり、千日紅を小さくしたような花です。
前回ご紹介したセロシアとも近い仲間です。
線香花火のように枝分かれして咲く姿はとってもかわいらしいです。
切花でも売っています。
野の草花のようですが、和花と寄せ植えにしても素敵です。
【ヒユ科 アルテルナンテラ属】


2004年08月27日(金)
今日は、お花の代名詞ともいえる、バラを選びました。
深紅のバラも素敵ですが、その美しさをさらに引き立てるような美しいクリーム色のマーブル模様が入ったバラです。
アンリマチスやパープルタイガー、フォーカスポーカス、SR-9658など最近はマーブル模様のバラがいろいろと出ています。
繊細なものが多いマーブル模様のバラですが、このアブラカダブラは水揚げがよく、しっかりと最後まで咲いてくれるオススメのバラです。
ピンク×白バラ(名称未定)
マーブルショコラ
マーマレード
アブラカタブラ
レッドイントゥイション
アンリマチス
ラナンキュラ
【バラ科 バラ属】


2004年08月25日(水)
繊細なイメージのお花、夕霧草です。
和花としても洋花としてもつかえる便利なお花です。
右は花を拡大した写真です。
一つ一つの花を見ても、とてもかわいらしいです。
キキョウ科の植物なので、切り口から白い液が出てきますが、アルコールにつけてあげると、水揚げがスムーズになるようです。
【キキョウ科 トラケリウム属】

2004年08月24日(火)
トウダイグサ科の植物です。
猫のしっぽなんてそのまんまなネーミングです。
昔出ていたのはもっと穂が長く伸びて、もっと猫のしっぽらしくみえました。
【トウダイグサ科 アカリファ属】

2004年08月23日(月)
スイカズラ科ガマズミ属の植物。
赤い実は数多くありますが、このコンパクタベリーはかなりおすすめです。
実に透明感がありまるで宝石のよう。
もちろんこれだけで飾ってもきれいですし、グリーンや花とあわせても素敵です。
ただし、ちょっと水揚げがちょっと難しいようです。
【スイカズラ科 ガマズミ属】


2004年08月21日(土)
スターフルーツと呼ばれるカタバミ科の果物です。
熱帯アジアが原産ですが、耐寒性があり、気温が13℃以上あれば結実するそうです。
果物コーナーで売られているのは、まだあまり熟していない状態で、酸っぱかったり水っぽいばかりですが、右の写真のように樹上完熟したものは、良い香りがし甘酸っぱくとてもおいしいです。
ただし、完熟したものは柔らかく傷つきやすいので、あまり出回ることは無いようです。
気がつけば、食べられるものばかりを選んでいる今日のいちりんでした。
【カタバミ科 ゴレンシ属】


2004年08月20日(金)
ローゼルとも呼ばれる、アオイ科の植物です。
この赤い実のような部分はじつは萼です。
これはハーブとしても扱われ、生のものをジャムにしたり、乾燥させてお茶(ジュース)にしたりします。
タイではこのローゼルのジュースに砂糖をたっぷり入れたものが、オレンジジュースやグァバジュースと一緒に露店で売られています。
梅干に砂糖をかけたような微妙な味です。
酸っぱい上に、独特の風味があるので、蜂蜜とレモンを入れたほうが飲みやすいです。
最近は、ローゼルのビタミンが肌にいいといって、ローズヒップとブレンドされたお茶が売られているようです。
【アオイ科 ハイビスカス属】


2004年08月18日(水)
今日はオーストラリアの花をご紹介します。
ちょっとグロテスクとも思えるような色かたちです。
握りこぶしよりやや大きめの苞の中にはいくつもの蕾が収まっていて、ネリネのような花を咲かせます。
リリーとつきますが、ユリの仲間ではなくリュウゼツランの仲間になります。
(もっとも、かつてリュウゼツランの仲間はユリ科として扱われていたので近い仲間といえば近い仲間なのですが...。)
ガイミアリーブスという名前で、この植物の葉も切花として流通しています。
じつはこのガイミアリリー、ワシントン条約で保護されているらしいのですが、繁殖を含む完全な人工飼育あるいは,人工栽培によって得られたものは規制を受けないそうです。
デンファレ等のラン類が輸入できるのと同じ理由です。
【リュウゼツラン科 ドリアンテス属】

2004年08月17日(火)
赤い茎に小さな葉を沢山つけるかわいらしい観葉植物です。
葉の色は銀色がかっていて、落ち着いた雰囲気です。
腰高の鉢や、ワイングラスのように脚ある器に植えてあげると、匍匐性のある茎が流れるように伸びてとても素敵です。
【イラクサ科 ピレア属】

2004年08月16日(月)
青紫のデンファレです。
バンダなどのブルーは良く見かけますが、デンファレのブルーははじめて見ました。
ピンクのデンファレとは異なる、シックなイメージのお花です。
バンダの網目模様が苦手な方は、ぜひこのデンファレを使ってはいかがでしょうか?
バンダほどの華やかさはありませんが、すらりとしていて、素敵なシルエットだと思います。
【ラン科 デンドロビウム属】

2004年08月14日(土)
丸いグラスに入ったミニ観葉です。
グラスに水を入れると、とても涼しげです。
受け皿のように水がこぼれる心配もないし、室内インテリアにうってつけです。
家を留守にしがちなかたも、これなら水やりの心配が少なくてすみそうです。
【】

2004年08月13日(金)
アンジェリカという名前を聞いて思い出すものといえば、ゼリーのような赤や緑のクッキーの飾りです。
実はこの植物、あの飾りの原料なのです。
花芽のユーモラスな形とパラソルのように広がる花はとても不思議です。
通常アンジェリカはホワイトレースのように緑の茎に白っぽい花をつけるようですが、今日ご紹介したアンジェリカはブラックといってもいいほど濃い赤紫色をしています。
葉の緑とのコントラストがとてもきれいです。
価格は少し高めですが、花にボリュームがあるので、5本もあれば使い応えは十分あると思います。
【セリ科 シシウド科】

2004年08月11日(水)
白い斑が入ったモンステラです。
基本的にグリーンの葉物よりも斑入りのもののほうが人気が高いですが、この斑入りモンスも例外ではなく、とても人気があります。
斑の入り方はいろいろあって右と左がグリーンとホワイトにきれいに分かれているものから満遍なく斑がはいるものまで様々です。
モンステラは巨大な水芭蕉のような花を咲かせ、その後トウモロコシのような実をつけます。
実はシュウ酸カルシウムの針状結晶(サトイモにも含まれています)を多く含むため、口や舌がすごくちくちくとしますが、パイナップルのような風味でわりとおいしかったです。
ただし、多食は体に毒なようです。
【サトイモ科 モンステラ属】

2004年08月10日(火)
今日はツノゴマの実をご紹介します。
ツノゴマはノウゼンカズラ科やイワタバコ科・ゴマ科に近縁の、ツノゴマ科という科に属する植物です。
まるで三葉虫やカブトムシのような形の実は、とても面白いアクセントになります。
写真上は、ツノゴマの仲間の花です。
とてもきれいですね!
若いうちの実は、緑色で角が一本。
おくらのような感じで表面がねばねばなんだそうです。
これはピクルスにして食べられるということです。
【ツノゴマ科 ツノゴマ属】

2004年08月09日(月)
今日はヒエです。
とても雑草っぽい感じですが、それがこの花材の魅力です。
また、使い方しだいでお洒落に変身します。
フレークチョコラータという葉までチョコレート色のものや、ミレットという名称で出回っているものもあります。
ドライにしてもいい花材です。
【イネ科 ヒエ属】

2004年08月07日(土)
今日ご紹介するのは、アカネ科の植物コンロンカです。
ハンカチの花という名称で売られています。
(ハンカチの木という植物もありますが、これはまったく別のオオギリ科の植物です。)
花をとりまく白い苞がとても目をひきます。
コンロンカは、その苞の白さを崑崙山に積もる雪に見立てて名づけられたそうです。
※ちなみに崑崙とは中国神話の中の聖域の呼び名です。
神仙が住むといわれているそうです。
【アカネ科 コンロンカ属】


2004年08月06日(金)
前回は斑入りセダムの'ボント'をご紹介しましたが、本日は花がきれいなセダム・ラベンダー(左)とセダム・ピンク(右)です。
ちょっとラベンダーというイメージの色ではありませんが、星のような花とふさふさしたシベがとてもかわいらしいです。
セダムといえば、最近では屋上や建物緑化にも使われています。
このセダムはマンネングサの仲間で、地面を匍匐して覆い、黄色い花をさかせます。
このタイプのセダムは多肉植物として売られていることがあります。
【ベンケイソウ科 セダム属】

2004年08月04日(水)
スイカのようなしましまがとてもきれいな葉です。
乾燥に弱く、ちょっとデリケートですが、一度は使ってみたい花材です。
ゼブリナとはラテン語で「縞のある」という意味をもっているそうです。
シマウマもゼブラといいますが同じ語源からきているそうです。
【クズウコン科 カラテア属】

2004年08月03日(火)
今日はセロシアです。
はっとするほどの鮮やかなマゼンダ色の花です。
すらりとした穂は他の花にはあまりない形です。
セロシアは野鶏頭ともいいます。
最近では帰化植物として野生化していたりもするそうです。
こぼれ種でもよく増えます。
切花からこぼれた小さな黒い種を蒔けば、すぐに芽が出できます
【ヒユ科 ケイトウ属】

2004年08月02日(月)
今日は斑入りのセダムです。
セダムはベンケイソウともいいます。
とても丈夫な性質を武蔵坊弁慶にたとえて、弁慶草という名前で呼ばれているそうです。
葉を使っても、花を使ってもとてもかわいいと思います。
マザーリーフ、ミラクルリーフといった、葉のふちから芽が出てくる植物もこの弁慶草の仲間です。
【ベンケイソウ科 セダム属】

2004年07月31日(土)
今日は、食虫植物のハエトリ草です。
ディオネアというのはこの植物の属名です。
特殊な形をした葉で虫を閉じ込め、虫の養分を吸収します。
葉っぱに触るとオジギソウのように葉が閉じますが、あまり面白がって触っていると、疲れて枯れてしまうそうです。
【モウセンゴケ科 ディオネア属】

2004年07月30日(金)
今日は、変わり咲きの花をご紹介いたします。
どちらもそっくりの姿をしていますが、ガーベラとなでしこ(ダイアンサス)というまったく異なる植物です。
上の方の三つがガーベラの'ポコロコ'、葉がついている写真下の花が、ダイアンサス'グリーントリュフ'です。
'ポコロコ'によく似たもので、'マリモ'という品種もありますが、輪が大きいので、用途にあわせて選ぶといいかもしれません。
写真ではあまり雰囲気が出ませんでしたが、'ポコロコ'はぬいぐるみの様な質感がなんともいえなくかわいいです。
【キク科 ガーベラ属】

2004年07月28日(水)
ピンクやブルーのアスターはよく見かけますが、今回ご紹介するものは黄色い花をつけます。
やさしいクリームイエローは他の花とも合わせやすいです。
花をふちどるきれいなグリーンのがく(正確には総ほう片)は、他のキク類にはないかわいらしさです。
一本のボリュームも多いので使い勝手がいい花材だと思います。
アスターのステラシリーズはピンク、レッド、ブルーなどありますが、どれもかわいくて、おすすめです!
【キク科 アスター属】
2004年07月26日(月)
本日ご紹介するのは、とってもキュートなトウガラシです。
このトウガラシご覧いただくとわかりますが実の色が赤・黄・紫と三色あります。
これは、三色を寄せ植えているわけではなく、ひとつの株で三色の実がなっています。
白くて小さなかわいらしいお花を咲かせた後、紫色の実をつけ、それが次第に黄色から赤へと変わっていきます。
夏休みの観察などに使ってもおもしろそうです。
【ナス科 トウガラシ属】

2004年07月26日(月)
本日ご紹介するのは、黒いデルフィニウムです。
黒といってもパンジーやチューリップのような濃い紫系の黒ではなくセピア色という感じです。
私の第一印象は「イカ墨??」でした。
一見すると、まるで枯れているかのような花ですが、うまく使えば、主役として使うのはもちろんのこと、このおさえた色味が他の花をきれいに引き立ててくれます。
先日ご紹介した、チョコレート色のヒマワリ、ブラウン系の花、バラのブラックバカラやシャトーやオズ、ゾロといった濃い紅色の花とあわせるととても素敵だと思います。
【キンポウゲ科 デルフィニウム属】

2004年07月24日(土)
本日ご紹介するのは、きれいなピンク色のリンドウです。
リンドウというとココで働くまでは、秋の花だと思っていました。
花屋や市場では、夏の暑いさなかから売っています。
切花では咲かないことの多いリンドウですが、鉢植えではきれいに咲いてくれています。
背丈が低めなので、他の野草とあわせてかごに入れたりラッピングしてもかわいいと思います。
【リンドウ科 リンドウ属】

2004年07月23日(金)
本日はヒペリカムです。
輸入もののヒペリカムは、ほぼ周年出回っており、最近ではすっかりメジャーな花材になってきました。
色も緑や黄色、ピンクにグリーンなどさまざまなものが出ていますが、本日は白い実のものをご紹介します。
白い実をつける花材は少ないため、ぜひもっと流通量を増やしてほしい品です。
【オトギリソウ科 ヒペリカム属】

2004年07月21日(水)
今日は季節の花、向日葵です。
オーソドックスなタイプではなく、ちょっと変わったヒマワリをご紹介します。
ベルベットのような濃いチョコレート色の花をつける'ムーラン・ルージュ'(赤い風車という意味)や印象派のモネに因んで名づけられた八重咲きでレモンイエローの'モネノヒマワリ'は使いかたしだいで、アレンジの主役にも脇役にもなる花材です。
元気いっぱいの黄色いヒマワリと、シックなチョコレート色のヒマワリ、どちらがお気に召しましたでしょうか?
【キク科 ヒマワリ属】

2004年07月20日(火)
今日はちょっと変わった鉢物を見つけたので、ご紹介いたします。
マメ科のつる性植物で、別名をホドイモといいます。
マメなのにイモ??
と思われるかもしれませんが、実は秋になると地下茎にイモができるそうです。
そのイモは落花生のような味で、栄養価が高く、健康によい食品となるそうです。
TVでも取り上げられたことがあるとか...
観賞用の花として楽しんだ後、おイモを収穫すると、一石二鳥でいいかもしれません。
【マメ科 ホドイモ属】

2004年07月19日(月)
アザミのオバケ、アーティーチョークです。
属こそ違いますが、アザミに近い仲間の植物です。
和名はチョウセンアザミといいます。
写真ではわかりにくいですが、蕾の状態でも、大人の握りこぶしよりまだ大きいくらいです。
今回の写真は総ほう片がやや開いた状態ですが、もっと咲いてくると、アザミのようにふさふさの花が顔を出します。
私が見たアーティーチョークの花の色は明るい紫でした。
アーティーチョークはフレンチなどでよく調理されるそうですが、独特の甘いような、なんともいえない匂いがあるので、なんだか食べづらそうです。
【キク科 チョウセンアザミ属】

2004年07月17日(土)
今日の鉢物はハスです。
花も美しいですが、葉の上でころころと転がる水滴もとても素敵だと思います。
花は明け方に咲くそうです。
咲くときにはポンっと音がするという話を聞いたことがありますが、真偽のほどはわかりません。
いつか機会があれば、夜明け前から観察して、花開く音を聞いてみたいと思っています。
【スイレン科 ハス属】

2004年07月16日(金)
かんざしのような、とても個性的な形をしています。
最近はいろいろな色やサイズのクルクマが出ているので、用途に合わせて選ぶことができます。
シャロームなど大きめのクルクマはその個性を生かして飾ることもできますし、今日ご紹介したホワイトパールのように小さいと、さりげなくアレンジにそえることもできます。
他にもクルクマにはピンクやパープル・グリーンなど大小さまざまな種類があります。
7月から9月にかけての短い期間のお花ですが、他にはないブーケやアレンジをご希望のお客様にぜひ使っていただきたいお花です。
【ショウガ科 クルクマ属】

2004年07月14日(水)
この写真、一見何の変哲もないアスクレピアスのアップのようにみえますが...
アップではなく、ほぼ原寸大です。
最近、初めて入荷しましたが、これを見たときには目を疑いました。
水揚げが難しいのが、難点ですが、花の形が特徴的で面白い花材だと思います!
【ガガイモ科 アスクレピアス属】

2004年07月13日(火)
フリンジ咲きのニチニチソウ、その名も"エンジェルチュチュ"です。
とってもかわいい花です。
私はニチニチソウというと、真夏の道端に生える元気な花というイメージがあったので、この花をみたときは驚きました。
とっても愛らしいです!
涼しげな花と、みずみずしい葉っぱ、とても夏向きな鉢物です。
【キョウチクトウ科 ニチニチソウ属】

2004年07月12日(月)
今日は、最近のうちの売れ筋のお花をご紹介!
国産のブラックベリーです!
ブーケやアレンジにベリーをちょっぴりしのばせれば、いちだんとかわいくなること請け合いです!
出はじめの頃は、グリーンにやや赤みが差す色合いでしたが、今日は名前通り、黒く色付いている実もありました。
緑や赤いうちの実はわりとかたいので、つぶれてしまう心配も少なく、使いやすい花材です。
【バラ科 キイチゴ属】

2004年07月10日(土)
火曜、土曜は切花ではなく、鉢物のご紹介をします。
大森花き店頭ではあまり鉢物は置いていませんが、ご注文をお受けすることも可能です!
ぜひお問い合わせください!
今日はキツネノマゴ科のヤハズカズラをご紹介します。
黄色の花びらに黒い目が入っていてとてもかわいいつる植物です!
別名ツンベルギアともいいます。
これはこの花の属名です。
スウェーデンのツンベルグという植物学者に因んだ名だそうです。
【キツネノマゴ科 ツンベルギア属】

2004年07月09日(金)
1.5m以上ある立派な花でした。
茎もにんじんの輪切りくらい太かったです。
まさかこんなものまで切花で売るとは思いませんでした。
花びらのように見えるピンク色の部分は苞と呼ばれる葉が花弁のように変化したものです。
本当の花は、黄色い部分です。
バナナの花といえば、東南アジアのほうでは、食べることもあるそうです。
いったいどんな味なんでしょうか?
とても気になります。
【バショウ科 ヘリコニア属】
- HBチース
- LAユリ
- SPカーネ
- SP菊
- その他球根類
- その他草花
- アイリス
- アカシア
- アガパンサス
- アコニタム
- アジサイ
- アスター
- アスチルベ
- アネモネ・ラナン
- アマリリス
- アマリリダセアエ
- アリアム
- アルストロメリア
- アンス
- エピデン
- エリンジューム
- エレムレス
- オオニソガラム
- オランダ
- オリエンタルユリ
- オンシジューム
- カトレア
- カラー
- カンパニュラ
- カーネーション
- ガーベラ
- クリスマスローズ
- グラジオラス
- グロリオサ
- ケイト
- コスモス
- ゴデチャ
- サンダーソニア
- シソ科 レオノチス属
- シンピ
- ジンジャ
- ジンジヤ
- スイセン
- スイトピー
- スイートピー
- スカシユリ
- スカビオサ
- スターチス
- ストック
- ストレリチア
- スナップ
- セントーレア
- センブリ
- ダイアンサス
- ダリア
- チューリップ
- ツツジ類
- テッポウユリ
- ディディスカス
- デルフィ
- デンファレ
- トリテリア
- ニゲラ
- ネイティブフラワー
- バラ
- バルビネラ
- ヒペリカム
- ヒマワリ
- ヒヤシンス
- ファレノ
- フリージア
- ブバリア
- ブフィエ ブラックレー
- ブルースター
- ヘリコニア
- ポピー
- マス
- マトリカリヤ
- マーガレット
- ユーカリ
- ユーフォルビア
- ライラック
- リシアンサス
- リンドウ
- レースフラワー
- ローダンセ
- ワットソニア
- 二ゲラ
- 千両
- 千日紅
- 夕霧草
- 孔雀草
- 小菊
- 枝物
- 桔梗
- 桜
- 牡丹
- 白菊
- 竹
- 縁起物
- 芍薬
- 葉モノ
- 葉物
- 蓮
- 蘭類
- 赤菊
- 都忘れ
- 金仙花
- 鉢物
- 黄菊