2011.9.2 大森花卉は花き業界向け環境負荷低減プログラムMPS-TraceCertの認証更新審査に合格しました。

「仕入は大田市場の仲卸」仕入れの代行業者として日本最大市場の花を、花業界・企業・イベント・その他にも多彩なフィールドヘお届けしています。

「花を通じてうるおいの追求を」を、モットーに日本に於ける花卉市場の内最大かつ最先端を行く(株)大田花きのコンピューターと連動し正確で迅速な情報の提供。

相対・予約取引・セリ などにより豊富な品揃えでお客様のニーズにあった商品をお届けします。

大森花卉は花き業界の有志による「花育」実践組織 "ワンコインクラブ"に賛同・参加しています。

時期にあった産地・品種をセレクトし、高い品質と商品力を備えたベストチョイスを実現しています。

仕入れ先を国内最大手(東京都中央卸売市場大田市場)に絞り込む事によってあらゆる花のマーケットを網羅した商品と情報の供給ルートを獲得。

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皆様お盆商戦お疲れ様でした。

2015/08/17

皆様お盆商戦お疲れ様でした。

毎年毎年、生産調整が難しくなっていると感じる春から夏の気候。
​施設栽培しても、露地では電照栽培しても、調整が難しくなっている​のが​昨今ですね。
​但し、施設栽培や露地でも、電照を確り行って頂ければ、まだ精度は上がると伺っておりますが。

花​を工業製品のように計画的に生産できるようにするには、相当な設備投資が必要となります。
勿論工業製品も然り、設備投資には高額が必要となると考えられますが、花​の場合は費用対効果の面で、再生産の可能な価格が向こう数十年約束されない限り、大きな投資は難しいものと考えられます。
​マレーシアや中国などからの輸入品は、円安が続いたり、クレーム率の低い(日本は品質に厳しくクレーム率が高い)中国や発展している東南アジア諸国、更にはオーストラリアへの輸出が増加したりと、減少の可能性はあれど、増加の可能性は現状では低い。​

​では、業界として​8月盆や9月​彼岸や秋の宴会需要期の対策はどうするのか?
​「菊類​」
川上から川下まで、納得した上での​冷蔵保存が必要であると「私」は考えます。
勿論高度な冷蔵保存技術が必要ですね。
保存は、流通に係るどこが担っても良いものと考えます。
但し、それぞれが納得した上でです。

「婚礼需要」
菊類のような保存は難しく、更に問題です。
高冷地と言えど、ヒートポンプの導入は必要ですね。しかし、日中は幾ら冷やしても温度が下がりきらないのが現状で、夜間の温度を下げることが先決となっているようですが、日中の温度の件は大きな問題となります。
また、生産方法により夏場は株を休ませる時期にあたるなど、特に9月出しに関しては、生産方法の向上も必要となります。

兎にも角にも、再生産に必要な価格が保障されない限り、生産量は減少するばかりであるとも言えるでしょう。

当面の対策は川上から川下までの情報の流れをスムーズに行い、業界として消費者にご迷惑を掛けない、花離れを起こさせない、対策が必要であると認識します。
大型化した産地は情報収集力が問われます。日々変わる生産状況(天候や部員数による、情報量の多さから集計に時間もかかり、変わるものと思っています)を、タイムリーで正確に川下側へ伝達をしていただくこと。
卸会社はそれを買参人にそのまま着色なく、品目単位で各産地の情報を伝えること。
仲卸も然り。
一般買参の方々は、卸がまたは仲卸の利益のために言ってるんだ!などと言わずまた、お客様にご迷惑を掛けないよう、真摯に耳を傾けていただき、予約相対が中心となるのか?ともに対応を考えるべきであると考えます。
何時も商品があると思って頂くことは、逆に言えば信頼していただけているのかもしれませんが、野菜とリンクしている部分が多いので、確りと情報を確認し、最低限販売に必要な商品の確保をご検討いただきたいのです。

先ずは「消費者離れを起こさせないため」
「お客様に心配や迷惑をかけないため」

春夏秋冬がはっきりせず、生産が難しくなっている今は。​

※飽く迄もこの時期のことであり、生産状況は全ての生産者・産地さんに当てはまる訳ではありません。
 また、記載したことは持論であります。