- これ以上の被害がないことをただただ願うばかりです
- 皆様お盆商戦お疲れ様でした。
- モットーとイズム。
- 良いお年をお迎えください
- 今こそ共に生き残り、先ずは改めて拡大していける基盤づくりを行っていきたいですね。
- 花き業界の人材確保
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皆様お盆商戦お疲れ様でした。
2015/08/17
皆様お盆商戦お疲れ様でした。
毎年毎年、生産調整が難しくなっていると感じる春から夏の気候。
施設栽培しても、露地では電照栽培しても、調整が難しくなっているのが昨今ですね。
但し、施設栽培や露地でも、電照を確り行って頂ければ、まだ精度は上がると伺っておりますが。
花を工業製品のように計画的に生産できるようにするには、相当な設備投資が必要となります。
勿論工業製品も然り、設備投資には高額が必要となると考えられますが、花の場合は費用対効果の面で、再生産の可能な価格が向こう数十年約束されない限り、大きな投資は難しいものと考えられます。
マレーシアや中国などからの輸入品は、円安が続いたり、クレーム率の低い(日本は品質に厳しくクレーム率が高い)中国や発展している東南アジア諸国、更にはオーストラリアへの輸出が増加したりと、減少の可能性はあれど、増加の可能性は現状では低い。
では、業界として8月盆や9月彼岸や秋の宴会需要期の対策はどうするのか?
「菊類」
川上から川下まで、納得した上での冷蔵保存が必要であると「私」は考えます。
勿論高度な冷蔵保存技術が必要ですね。
保存は、流通に係るどこが担っても良いものと考えます。
但し、それぞれが納得した上でです。
「婚礼需要」
菊類のような保存は難しく、更に問題です。
高冷地と言えど、ヒートポンプの導入は必要ですね。しかし、日中は幾ら冷やしても温度が下がりきらないのが現状で、夜間の温度を下げることが先決となっているようですが、日中の温度の件は大きな問題となります。
また、生産方法により夏場は株を休ませる時期にあたるなど、特に9月出しに関しては、生産方法の向上も必要となります。
兎にも角にも、再生産に必要な価格が保障されない限り、生産量は減少するばかりであるとも言えるでしょう。
当面の対策は川上から川下までの情報の流れをスムーズに行い、業界として消費者にご迷惑を掛けない、花離れを起こさせない、対策が必要であると認識します。
大型化した産地は情報収集力が問われます。日々変わる生産状況(天候や部員数による、情報量の多さから集計に時間もかかり、変わるものと思っています)を、タイムリーで正確に川下側へ伝達をしていただくこと。
卸会社はそれを買参人にそのまま着色なく、品目単位で各産地の情報を伝えること。
仲卸も然り。
一般買参の方々は、卸がまたは仲卸の利益のために言ってるんだ!などと言わずまた、お客様にご迷惑を掛けないよう、真摯に耳を傾けていただき、予約相対が中心となるのか?ともに対応を考えるべきであると考えます。
何時も商品があると思って頂くことは、逆に言えば信頼していただけているのかもしれませんが、野菜とリンクしている部分が多いので、確りと情報を確認し、最低限販売に必要な商品の確保をご検討いただきたいのです。
先ずは「消費者離れを起こさせないため」
「お客様に心配や迷惑をかけないため」
春夏秋冬がはっきりせず、生産が難しくなっている今は。
※飽く迄もこの時期のことであり、生産状況は全ての生産者・産地さんに当てはまる訳ではありません。
また、記載したことは持論であります。