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花を生業とする皆で一致団結し、
2011/11/30
本日で11月も終わり、愈々12月となりますね。
今年は3月の大震災を受け、この12月は果たしてどうなることやら・・・とご心配の方々も多いのではないでしょうか。
私共もお客様の様子を伺いながら、但し全体が少しでも活発に動くよう提案販売が出来ればと努力を致しております。
震災後、市場仲卸はもとより、販売店に於いても昨年度の売り上げを下回っている会社が多いと思われます。
絆需要により、普段からお客様に支持をいただけている販売店は、ある程度の結果が出せているのではとも考えます。
しかし、まだまだ昨年度と比較しますと厳しい日々が続いております。
さて、私たちの商売は生産あっての商売。
国内の生産者が質の高い、そしてなにより新鮮な花たちを届けてくれるので商売が出来ている。
勿論、低価格なものや長時間の輸送に耐えられるもの。
時期によっては日本に無いものなど等々。
また、南半球のネイティブフラワーなどは輸入に頼っております。
がしかし、誰もが満足できる数多くの品種が揃っている日本。
その多品種の構成になっているのは基本、国産の優れた生産者がいなければそれは難しいと思っております。
その国内生産も厳しい状態にあります。
高齢化、そして所得が下がったため後継者がいないのです。
重油高や台風の被害も勿論影響しています。
年々国内生産量は減少しております。
さて、今後どうなるのか?
生産者は安定した収入を望みます。
当然産地から販売店への直送も増えるでしょう。
地産地消も可能な恵まれた産地は可能でしょう。
しかしそれにはリスクが伴います。
直送の場合、納められなかった場合のペナルティーや代替品の手配が出来ない等相方に。
代金回収のリスクもありますね。
地産地消は大量には捌けないのではないでしょうか。
ではどうなるのか?
安定してまた、安心して販売してくれる市場に出荷するのでしょう。
安く欲しいものは輸入に頼るのでしょう。
将来の花き業界のためには輸入も必要ですが、多種多様で高品質な商品供給が可能な国内生産必需です。
差別化し、販売していく専門店の生き残りのためにも。
そして我々も従業員やそのご家族のためにも。
この12月はビジネスチャンスを逃さない。
しっかり準備をし提案して販売する。
将来のビジネスに繋げていけるように。
結果は出なくとも光明が見えるように。
需要を逃さないよう我々も含め、花を生業とする皆で一致団結し、しっかり販売していければと思い願う次第です。