今日のいちりん

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産地:長野県 出荷者:松山洋蘭園
品目:シンピ 品種:‘ミッドナイトサン
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2007年03月30日(金)

気づけばもう、3月も終わり。

3月最後のいちりんは大森花卉の一押し産地さん、松山洋蘭園さんからのシンピジューム、'ミッドナイトサン'です。

「う~ん、格好いい!」
「格好いい!」という言葉が思わず口を突いてでてしまう、そんなシンピでした。
そのしっかりとした感じと色の奥深さ。

松山洋蘭園さんのものはアートというか、作品というか、とにかくそういうレベルですね。

(私見ではこちら、シンピ界のダーク・ヒーローという感じを受けました。)

【ラン科 シンピジューム属】

産地:静岡県 出荷者:とぴあ浜松花き物流センター
品目:芍薬 品種:‘サツキ
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2007年03月28日(水)

前回に引き続き、芍薬から。

芍薬はおおまかに分類すると、江戸時代から熊本で維持・栽培されてきた和芍系統と、18世紀以降、欧米で作出された洋芍系統に分けられるそうです。
(細かくは色々系統があるのですが、、、)

前回の芍薬はいわゆる'洋芍'、そして今回のものはいわゆる'和芍'。

頭が大きいものが'洋芍、逆に小振りなものが'和芍'という認識でほぼ間違いないと思われます。

この和芍、"サツキ"はみるからに「和」テイスト、かなり小振りの蕾で固め。
非常に雰囲気あり。

和芍には和芍の、洋芍には洋芍のいい持ち味がありますね。

 

【ボタン科 ボタン属】

産地:静岡県 出荷者:野島茂一郎
品目:芍薬 品種:‘ピンクハワイアンコーラル
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2007年03月26日(月)

「母の日」が終わる頃にトップシーズンをむかえる芍薬ですが、ここのところ一足お先にという感じで弊社にも何品種かが入荷中です。

中でも本日一番に目にとまったのがコチラの'ピンクハワイアンコーラル'。

静岡県は浜松市の"しゃくやく"生産者さん、野島茂一郎さんの芍薬です。
野島さんは「皆さんに喜んでもらえる"咲くやく"作りを目指しているそう。(つまり、ちゃんと咲く芍薬にこだわって生産されているのですね)

つぼみのときも咲いたときも両方楽しみたいですものね。
ものすごくラブリーな感じの芍薬で、蕾も固すぎず、あ、コレは咲くな と、分かる感じでした。

また後日、「みちくさブログ」のほうで咲いた時の写真をアップしたいと思っていますので、咲いたところもご覧になりたい方は暫しお待ちくださいませ!!

(余談ですが、左のアップの写真で見ると桃太郎の入っていた桃にも見えなくもないですか?)

【ボタン科 ボタン属】

産地:千葉県 出荷者:佐瀬農園(シード会)
品目:リシアンサス 品種:‘貴公子/他混合
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2007年03月23日(金)

トルコキキョウと云えば佐瀬さん! というぐらい弊社で通年プッシュしているのがこの佐瀬農園さんのトルコ。オリジナル品種で希少価値(高)!

しかも、今期の佐瀬さんのトルコは仕立て方を変えての出荷です。
コサージュ仕立てといい、巨大フリンジ咲き、花は直径10cm以上、水もち、花もちも抜群。
なんと大田花きさんのホームページ内では「おそろしいほどの日保ち」と評されていた程。
(すごい表現ですが、日数2~3週間!との事実。)

現在、弊社事務所内にもサンプルが飾られているんですがあれだけの巨大輪でいながら全く頭が垂れてこない、首の頑丈さ!全体的に「リッチな肉厚感」とでもいうべき品格が漂っています。

かなりのいいお値段なのですが、是非、是非、手にとって、お使いになってみていただきたいいちりんです。

大森花卉推奨です。

【リンドウ科 ユーストマ属】

産地:外国 出荷者:㈱フレッシュフラワーズ
品目:葉物 品種:‘エメラルドクイーン
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2007年03月21日(水)

今日、いつものように弊社店舗にて「きょうのいちりん」を物色していると、お客様から「この葉っぱ、何の葉っぱ?」と聞かれ、、、

「アンスの葉ではないですか?」と答えつつも、なんかチョット違う感じを感じ、店舗スタッフに尋ねてみたところ'エメラルドクイーン'なる名前で入荷してきているとの事。

「お客さま、申し訳ありません、こちらエメラルドクィーンという名前のモノだそうです」と云いにいくと、
「ヨシっ、試しにアンスの葉の替わりに使ってみよう!」とおっしゃって頂き、お買い上げいただきました。
(柔軟な判断&お買い上げありがとうございます!)

事務所に帰って調べてみると、コチラ、アンスの葉の品種ではなく、フィロデンドロン(園芸品種豊富なサトイモ科)の葉である事が判明。

お客様! あちらはフィロデンドロンの葉でエメラルドクイーンという名の品種でございました!!

【サトイモ科 フィロデンドロン属】

産地:福岡県 出荷者:高橋英彦
品目:その他草花 品種:‘ディクタムナス
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2007年03月19日(月)

正式名称はオレガノ・ディクタムナス。
オレガノといえば、よくイタリアンなどで使われているハーブですよね?
(もちろん、こちらは観賞用だと思いますが)

ラムズイヤーのようなフサフサとした葉は肉厚でビロードような感じ。

知っている人には当たり前の事なんでしょうけど、ラムズイヤーと並んで「美しいシルバーリーフ」などと称されているという事は色別で見るとシルバーの分類になるのですね。
(ひとつ勉強になりました。)

あわせ方によって、様々なニュアンスを出してくれそうな素材です。

【シソ科 オリガヌム属】

産地:和歌山県 出荷者:紀州中央農協
品目:ネイティブフラワー 品種:‘ライスフラワー ピンク
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2007年03月16日(金)

ここのところ割と頻繁に入荷のあるライスフラワーです。

ライスフラワー、白もイイですけど、こちらのピンクも良いですよね。
なんか春を感じるお色と佇まい...。

4月~5月にかけて花を咲かせるものなので、一足お先にといった感じでしょうか。

原産地はオーストラリア。
意外や意外にキク科のヘリクリサム属。
(意外ですよね?)

【キク科 ヘリクリサム属】

産地:千葉県 出荷者:フラワーファーム花芳
品目:その他草花 品種:‘苺の葉
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2007年03月14日(水)

お彼岸繁忙期真っ只中の市場ですが、それはそれで置いておきまして、、、。

今日はこんな可愛らしいものを発見。
'苺の葉'という名前で出ていました。

しかも、実も花もついていまして、この小さい中に要素がギュッと詰まった感じ。
ちなみに花はこんな感じ

なんでしょうか、こうして切花として出てくると突然違う角度から来たような感じで新鮮&楽しいですね。

苺の葉といえば乾燥させたものが、ハーブティーとしても人気です。

【バラ科 イチゴ属】

産地: 出荷者:青山喜美子
品目:ストック 品種:‘彼岸王
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2007年03月12日(月)

さて、市場はお彼岸に向け、繁忙期に入りました。
彼岸といえばこの時期に大量に出荷されてくる品のひとつにこの「彼岸王」があります。

品種特性は丈短め、くっきりした濃いピンク、お値段手ごろで、しっかりめ。

まさしくお彼岸用商材です。

このストックは露地栽培といってガラス室やビニールハウスを使わない栽培法で生産されていて、露地花ストックの王様と云われているようです。

旬のもの、つまりは自然環境のもとに育った露地モノがいいとうケースですね、これは。

【アブラナ科 マッティオラ属】

産地:外国 出荷者:ヒルベルダー B.T
品目:アネモネ・ラナン 品種:‘ピンクサクセス
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2007年03月09日(金)

今日、朝イチで店舗のほうに行くと店舗スタッフが嬉しそうに
「今日、ラナンの可愛いの入ってきましたよっ!」とのこと。

どれどれ? と思いながらラナン・コーナーにまわって見ると、、、
「おー!!これは確かにカワイイっ」となりました。

どうです?
ホント、カワイらしいラナンですよね?
このサイズ感と、ピンク×グリーンのカラー感。
2つがバランス良く合わさってコノ可愛さが成立している。
そういう感じがしました。

【キンポウゲ科 ラナンキュラス属】

産地:高知県 出荷者:笹岡忠生
品目:その他草花 品種:‘テキサス ブルー ボネット
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2007年03月07日(水)

こちら、ルピナスの一種なのですが、テキサスの野花で、テキサス州の洲花なんだそうです。

このブルーの可愛らしい花弁がアメリカ西部開拓時代に女性が被っていた日よけの帽子(ボネット)に似ている事からコノ名前が命名されたそう。
野の花(その他草花)好きな人には間違いなくツボにハマるいちりんだと思います。
(花の形状もさることながら、葉の形状もユニーク!)

テキサスの野原いっぱいに咲いている姿を是非、見てみたいですね。
(テキサスは野の花天国)

【マメ科 ルピナス属】

産地:外国 出荷者:ヒルベルダー BT
品目:アイリス 品種:‘ジブ
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2007年03月05日(月)

つい先日入荷して来た時に、
「ん? なんだコレは?」「咲くのかな??」などと思っていたのがこのいちりん。

というのも、その蕾がかなり硬めで、お色は真っ黒。
咲くのかあやしい佇まいだったんです...。

ところが、今日入荷してきたものを見ると、なんとも怪しげな紫色の花が咲いておりました!!

「怪しげな」というか、「妖艶」なんて表現がしっくりくる感じでしょうか。
素直な感動を感じたので今日はコレ!
(ちなみに花の中のお色は黄色系でした)

【アヤメ科 アヤメ属】

産地:外国 出荷者:大谷商会
品目:カラー 品種:‘フローレックスゴールド
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2007年03月02日(金)

気づけばもう3月。
春が来るのが待ち遠しいですね。

さて、3月、最初のいちりんはこちら、カラーのフローレックスゴールドです。

珍しい入荷というわけではないのですけど、これぞ「黄色!」としか云いようのないコノ黄色さ加減!

これが黄色ですという黄色の色見本ですね、コレは。
(名前にはゴールドついていますけど、、、)

それにしてもビタミンカラーってイイですよね。
元気が出ます。

【サトイモ科 ヒメカイウ属】

品目