
2004年08月31日(火)
前回は鉢物の蓮をご紹介しましたが、今回は切花をご紹介します。
蓮は蓮でも今日は実のほうをご紹介いたします。
ドライフラワーやサラシなどでよく見かけるハスの実ですが、生花でも出回ります。
写真上の黄色いシャワーヘッドのようなものも実はハスの実です。
まだ実というより雌しべそのものといった感じです。
それが少したつと、写真中央のように青くなっていきます。
一番良く見かけるタイプのハスの実です。
そして完全に熟すと、写真下のように真っ黒で大きな種をつけます。
この種は中国や台湾などでは食用とされています。
私は甘納豆のようなお菓子に加工された物を食べました。
結構おいしかったです。
【スイレン科 ハス属】


2004年08月30日(月)
八重咲きのブバルディアです。
従来の八重咲きよりも花が大きくとっても華やかな印象です。
他にピンク色のものもあります。
少し花持ちが悪いですが、切花用の鮮度保持剤が有効なようです。
ブバルディアも最近は様々な種類が出ていて、グリーンの花のものも人気があります。
【アカネ科 ブバルディア属】


2004年08月28日(土)
今日は鉢物の千日小坊をご紹介します。
その名のとおり、千日紅を小さくしたような花です。
前回ご紹介したセロシアとも近い仲間です。
線香花火のように枝分かれして咲く姿はとってもかわいらしいです。
切花でも売っています。
野の草花のようですが、和花と寄せ植えにしても素敵です。
【ヒユ科 アルテルナンテラ属】


2004年08月27日(金)
今日は、お花の代名詞ともいえる、バラを選びました。
深紅のバラも素敵ですが、その美しさをさらに引き立てるような美しいクリーム色のマーブル模様が入ったバラです。
アンリマチスやパープルタイガー、フォーカスポーカス、SR-9658など最近はマーブル模様のバラがいろいろと出ています。
繊細なものが多いマーブル模様のバラですが、このアブラカダブラは水揚げがよく、しっかりと最後まで咲いてくれるオススメのバラです。
ピンク×白バラ(名称未定)
マーブルショコラ
マーマレード
アブラカタブラ
レッドイントゥイション
アンリマチス
ラナンキュラ
【バラ科 バラ属】


2004年08月25日(水)
繊細なイメージのお花、夕霧草です。
和花としても洋花としてもつかえる便利なお花です。
右は花を拡大した写真です。
一つ一つの花を見ても、とてもかわいらしいです。
キキョウ科の植物なので、切り口から白い液が出てきますが、アルコールにつけてあげると、水揚げがスムーズになるようです。
【キキョウ科 トラケリウム属】

2004年08月24日(火)
トウダイグサ科の植物です。
猫のしっぽなんてそのまんまなネーミングです。
昔出ていたのはもっと穂が長く伸びて、もっと猫のしっぽらしくみえました。
【トウダイグサ科 アカリファ属】

2004年08月23日(月)
スイカズラ科ガマズミ属の植物。
赤い実は数多くありますが、このコンパクタベリーはかなりおすすめです。
実に透明感がありまるで宝石のよう。
もちろんこれだけで飾ってもきれいですし、グリーンや花とあわせても素敵です。
ただし、ちょっと水揚げがちょっと難しいようです。
【スイカズラ科 ガマズミ属】


2004年08月21日(土)
スターフルーツと呼ばれるカタバミ科の果物です。
熱帯アジアが原産ですが、耐寒性があり、気温が13℃以上あれば結実するそうです。
果物コーナーで売られているのは、まだあまり熟していない状態で、酸っぱかったり水っぽいばかりですが、右の写真のように樹上完熟したものは、良い香りがし甘酸っぱくとてもおいしいです。
ただし、完熟したものは柔らかく傷つきやすいので、あまり出回ることは無いようです。
気がつけば、食べられるものばかりを選んでいる今日のいちりんでした。
【カタバミ科 ゴレンシ属】


2004年08月20日(金)
ローゼルとも呼ばれる、アオイ科の植物です。
この赤い実のような部分はじつは萼です。
これはハーブとしても扱われ、生のものをジャムにしたり、乾燥させてお茶(ジュース)にしたりします。
タイではこのローゼルのジュースに砂糖をたっぷり入れたものが、オレンジジュースやグァバジュースと一緒に露店で売られています。
梅干に砂糖をかけたような微妙な味です。
酸っぱい上に、独特の風味があるので、蜂蜜とレモンを入れたほうが飲みやすいです。
最近は、ローゼルのビタミンが肌にいいといって、ローズヒップとブレンドされたお茶が売られているようです。
【アオイ科 ハイビスカス属】


2004年08月18日(水)
今日はオーストラリアの花をご紹介します。
ちょっとグロテスクとも思えるような色かたちです。
握りこぶしよりやや大きめの苞の中にはいくつもの蕾が収まっていて、ネリネのような花を咲かせます。
リリーとつきますが、ユリの仲間ではなくリュウゼツランの仲間になります。
(もっとも、かつてリュウゼツランの仲間はユリ科として扱われていたので近い仲間といえば近い仲間なのですが...。)
ガイミアリーブスという名前で、この植物の葉も切花として流通しています。
じつはこのガイミアリリー、ワシントン条約で保護されているらしいのですが、繁殖を含む完全な人工飼育あるいは,人工栽培によって得られたものは規制を受けないそうです。
デンファレ等のラン類が輸入できるのと同じ理由です。
【リュウゼツラン科 ドリアンテス属】

2004年08月17日(火)
赤い茎に小さな葉を沢山つけるかわいらしい観葉植物です。
葉の色は銀色がかっていて、落ち着いた雰囲気です。
腰高の鉢や、ワイングラスのように脚ある器に植えてあげると、匍匐性のある茎が流れるように伸びてとても素敵です。
【イラクサ科 ピレア属】

2004年08月16日(月)
青紫のデンファレです。
バンダなどのブルーは良く見かけますが、デンファレのブルーははじめて見ました。
ピンクのデンファレとは異なる、シックなイメージのお花です。
バンダの網目模様が苦手な方は、ぜひこのデンファレを使ってはいかがでしょうか?
バンダほどの華やかさはありませんが、すらりとしていて、素敵なシルエットだと思います。
【ラン科 デンドロビウム属】

2004年08月14日(土)
丸いグラスに入ったミニ観葉です。
グラスに水を入れると、とても涼しげです。
受け皿のように水がこぼれる心配もないし、室内インテリアにうってつけです。
家を留守にしがちなかたも、これなら水やりの心配が少なくてすみそうです。
【】

2004年08月13日(金)
アンジェリカという名前を聞いて思い出すものといえば、ゼリーのような赤や緑のクッキーの飾りです。
実はこの植物、あの飾りの原料なのです。
花芽のユーモラスな形とパラソルのように広がる花はとても不思議です。
通常アンジェリカはホワイトレースのように緑の茎に白っぽい花をつけるようですが、今日ご紹介したアンジェリカはブラックといってもいいほど濃い赤紫色をしています。
葉の緑とのコントラストがとてもきれいです。
価格は少し高めですが、花にボリュームがあるので、5本もあれば使い応えは十分あると思います。
【セリ科 シシウド科】

2004年08月11日(水)
白い斑が入ったモンステラです。
基本的にグリーンの葉物よりも斑入りのもののほうが人気が高いですが、この斑入りモンスも例外ではなく、とても人気があります。
斑の入り方はいろいろあって右と左がグリーンとホワイトにきれいに分かれているものから満遍なく斑がはいるものまで様々です。
モンステラは巨大な水芭蕉のような花を咲かせ、その後トウモロコシのような実をつけます。
実はシュウ酸カルシウムの針状結晶(サトイモにも含まれています)を多く含むため、口や舌がすごくちくちくとしますが、パイナップルのような風味でわりとおいしかったです。
ただし、多食は体に毒なようです。
【サトイモ科 モンステラ属】

2004年08月10日(火)
今日はツノゴマの実をご紹介します。
ツノゴマはノウゼンカズラ科やイワタバコ科・ゴマ科に近縁の、ツノゴマ科という科に属する植物です。
まるで三葉虫やカブトムシのような形の実は、とても面白いアクセントになります。
写真上は、ツノゴマの仲間の花です。
とてもきれいですね!
若いうちの実は、緑色で角が一本。
おくらのような感じで表面がねばねばなんだそうです。
これはピクルスにして食べられるということです。
【ツノゴマ科 ツノゴマ属】

2004年08月09日(月)
今日はヒエです。
とても雑草っぽい感じですが、それがこの花材の魅力です。
また、使い方しだいでお洒落に変身します。
フレークチョコラータという葉までチョコレート色のものや、ミレットという名称で出回っているものもあります。
ドライにしてもいい花材です。
【イネ科 ヒエ属】

2004年08月07日(土)
今日ご紹介するのは、アカネ科の植物コンロンカです。
ハンカチの花という名称で売られています。
(ハンカチの木という植物もありますが、これはまったく別のオオギリ科の植物です。)
花をとりまく白い苞がとても目をひきます。
コンロンカは、その苞の白さを崑崙山に積もる雪に見立てて名づけられたそうです。
※ちなみに崑崙とは中国神話の中の聖域の呼び名です。
神仙が住むといわれているそうです。
【アカネ科 コンロンカ属】


2004年08月06日(金)
前回は斑入りセダムの'ボント'をご紹介しましたが、本日は花がきれいなセダム・ラベンダー(左)とセダム・ピンク(右)です。
ちょっとラベンダーというイメージの色ではありませんが、星のような花とふさふさしたシベがとてもかわいらしいです。
セダムといえば、最近では屋上や建物緑化にも使われています。
このセダムはマンネングサの仲間で、地面を匍匐して覆い、黄色い花をさかせます。
このタイプのセダムは多肉植物として売られていることがあります。
【ベンケイソウ科 セダム属】

2004年08月04日(水)
スイカのようなしましまがとてもきれいな葉です。
乾燥に弱く、ちょっとデリケートですが、一度は使ってみたい花材です。
ゼブリナとはラテン語で「縞のある」という意味をもっているそうです。
シマウマもゼブラといいますが同じ語源からきているそうです。
【クズウコン科 カラテア属】

2004年08月03日(火)
今日はセロシアです。
はっとするほどの鮮やかなマゼンダ色の花です。
すらりとした穂は他の花にはあまりない形です。
セロシアは野鶏頭ともいいます。
最近では帰化植物として野生化していたりもするそうです。
こぼれ種でもよく増えます。
切花からこぼれた小さな黒い種を蒔けば、すぐに芽が出できます
【ヒユ科 ケイトウ属】
- HBチース
- LAユリ
- SPカーネ
- SP菊
- その他球根類
- その他草花
- アイリス
- アカシア
- アガパンサス
- アコニタム
- アジサイ
- アスター
- アスチルベ
- アネモネ・ラナン
- アマリリス
- アマリリダセアエ
- アリアム
- アルストロメリア
- アンス
- エピデン
- エリンジューム
- エレムレス
- オオニソガラム
- オランダ
- オリエンタルユリ
- オンシジューム
- カトレア
- カラー
- カンパニュラ
- カーネーション
- ガーベラ
- クリスマスローズ
- グラジオラス
- グロリオサ
- ケイト
- コスモス
- ゴデチャ
- サンダーソニア
- シソ科 レオノチス属
- シンピ
- ジンジャ
- ジンジヤ
- スイセン
- スイトピー
- スイートピー
- スカシユリ
- スカビオサ
- スターチス
- ストック
- ストレリチア
- スナップ
- セントーレア
- センブリ
- ダイアンサス
- ダリア
- チューリップ
- ツツジ類
- テッポウユリ
- ディディスカス
- デルフィ
- デンファレ
- トリテリア
- ニゲラ
- ネイティブフラワー
- バラ
- バルビネラ
- ヒペリカム
- ヒマワリ
- ヒヤシンス
- ファレノ
- フリージア
- ブバリア
- ブフィエ ブラックレー
- ブルースター
- ヘリコニア
- ポピー
- マス
- マトリカリヤ
- マーガレット
- ユーカリ
- ユーフォルビア
- ライラック
- リシアンサス
- リンドウ
- レースフラワー
- ローダンセ
- ワットソニア
- 二ゲラ
- 千両
- 千日紅
- 夕霧草
- 孔雀草
- 小菊
- 枝物
- 桔梗
- 桜
- 牡丹
- 白菊
- 竹
- 縁起物
- 芍薬
- 葉モノ
- 葉物
- 蓮
- 蘭類
- 赤菊
- 都忘れ
- 金仙花
- 鉢物
- 黄菊