みちくさ

2015年7月31日(金)

秋植えチューリップの球根

Category

まだだいぶ先になりますが、毎年ご好評いただいている秋植え球根の販売を今年も予定しています!今回もかなりの品種をご用意する予定です! リストを見てみると、きいたことのない様な品種がズラリ。切り花と園芸って出回る品種が結構違うんだなァとかんじます。 ちなみに、2015年度の最新品種の一部がこちら! ☆ブレンダフレーム(トライアンフ咲き) 写真観たイメージはイチゴ(甘王)とバニラのミックスされたアイスクリーム ☆エキゾチックウェーブ(パロっト咲き) アプリコットとグリーンの複色。ゴクラクチョウのイメージ。 ☆フローズンナイト(フリンジ咲き) 黒に近い先の鋭いフリンジ咲きです。かっこいい!! ☆エクスクィジット(八重咲き) グレープのソフトクリーム ☆ジャックポット(トライアンフ咲き) 小豆白玉っかんじ。 ☆サンダウナー(八重咲き) イエローとブラウンの複色。まるで絵の様です。 ☆スウィートデザイア(八重咲き) 花を花でたとえるのはなんだけど、まるで芍薬の様な存在感!淡いピンクと白とグリーンの複色。 ☆バランスオブカラーズミックス(トライアンフ咲き) 一重の同色ミックス。赤オレンジアプリコット系のポップで明るいミックス。 ☆ダブルユニークミックス(八重咲き) 八重のミックス。赤黄色オレンジ系のこれまた元気色のミックス! やべぇな、カタログみてたら時間があっという間に過ぎてしまう・・・。 予定ではチューリップだけで99品種!(内、原種系13品種) ヒヤシンスで15品種! アリアム、ムスカリ、クロッカス、シラ―、イキシア、オーニソガラム、ヘルモダチラス、ミニアイリス、オキザリス、ネクタロスコルダム、フラチラリア、スイセン、イングリッシュブルーベル、などなど44品種! 昨年大好評だったのはコンセプトガーデンシリーズ。 オランダ人ガーデナーによる本格レシピ。 3つの庭のイメージコンセプトです。 白 コンテンポラリー シンプルモダン 青 トラディッショナル 印象的ロマンティック 赤紫 コジーウッドランド 優しいくつろぎ これをばらまくだけで春には素敵なガーデンになりますよ♪球根はチューリップだけでなくヒヤシンスやムスカリなど様々な球根がミックスされています。 このシリーズ、昨年はスグに売れてしまいました。 た~のし~!!うち、ベランダだけど、今年は何買おうか考えるとわくわくしちゃう♪今年はチューリップだけだったから他の品目に挑戦してみようかなぁ♪ ↓某公園。あなたの庭もこんなんになるかも!? IMG_2457.JPG これら球根を育種しているのはオランダの二人の育種家、Mr.Jandewit。お二人ともおんなじ名前。 彼らの手掛ける球根はオランダフラワーショーで栄誉ある最優秀品種賞 シルバーチューリップ賞を受賞していて、本年やっと入手が可能になりました。 まだ夏真っ只中ですが、来年の春がもう楽しみになっちゃいますね♪販売は10月前後の秋を予定していますが、また、販売が近くなりましたらご報告致します!

2015年7月29日(水)

八重のユリ

Category

今とてもきれいなお花と言われてお薦めしたいのは八重のユリ! 明日香やエレナをはじめ、とてもきれいな子をみつけましたよぉ♪ IMG_2374.JPG みてください、レースフリフリのつぼみですぅ! 7/17からサンプル展示しているのですが未だ咲かず。例のごとく、お店が寒いから(笑)。 咲いたらどんな姿になるのでしょう。知っているのは純白ではないってこと。 これ以外にもこのシーズンは毎年八重のユリがとても充実しています。いろいろお試し頂ければと思います♪

2015年7月27日(月)

エアープランツ入荷しました!

Category

昨日、高校野球の地区大会決勝をみました。アツイですね! 市場も暑い。頭がぼーーっとしちゃう。 お花もきつそう。人間でもしんどいんだもの、動植物にとっても過酷な季節がやってまいりました。 と、いうことで。この季節にとても重宝するのがエアープランツ。弊社ではコンスタントに入荷していますが、先週末にもドカッと入荷しました♪ダイオウイカのようなエアープランツが店内を泳ぎまくっていますよぉ! 「管理はとても簡単!ほっとけばいい!」と勘違いしがちなエアープランツですが、そうでもないんです。意外と多湿を嫌うものや、ほっとき過ぎて気が付いたら乾燥しすぎてからしてしまうということもありがちです。 エアープランツは育つまでにとても長い年月が必要な植物です。大きいクランプ仕立ものになると、何十年という歳月を経て出荷されています。へたしたら、自分より長い時間生きている可能性もあるのがエアープランツです。なので大切に育てて頂きたいなぁ♪ ですが、やはりインテリアとして飾ると、とてもかっこいいので一家に一個!側に置いて愛でて頂きたい植物です♪

2015年7月22日(水)

鮎沢さんのハイドランジア

Category

7月の頭にフェアをした鮎沢さんのハイドランジア、あの時に飾っていたサンプルが今でもとてもきれいなんです! お店が涼しいからかも知れませんが、一回水揚げをしたっきり水を取り替えている程度にも関わらず、品種によってはピンピンしています!! 店頭に展示していることもあって、多数の方からお問い合わせがあり、本日やっと入荷しました!ありがたいことにほぼ売れてしまいました。もうすぐ季節も終わってしまうので、入荷数はそんなに多くはないかもしれませんが、これはとってもお奨めです!本日入荷した物はMIX束でした。3週間もたつのにこんなにキレイなままなんてホントにびっくりでした♪ 宜しければ是非!

2015年7月20日(月)

夏の楽しみ♪

Category

梅雨も明け、夏本番です! 我が家のベランダも春先に植え付けた夏野菜が収穫期を迎えました!手始めにブラックトマトを収穫~♪ IMG_2326.JPG 黒トマトの収穫期が正直まったく分からなかったけど、ほっといたらほのかに赤くなっていました!赤いというか、ブロンズのような輝きがっ!! IMG_2327.JPG 味はトマトらしいトマト!って感じ。酸味もしっかりあるトマトで料理に向いているのかなぁ。細長いオパール型のストライプ模様のトマトは甘かった♪両方とも採りたてをそのまますぐにいただいちゃいました♪コレが出来るのが家庭菜園の極上の贅沢♪ そしてもう一つ、赤シソもかなり茂ったのでいっぱい摘んで毎年恒例のシソジュースをつくりました! IMG_2320.JPG 炭酸割り最高!やっぱり夏はこれだよね~! と、いうことでベランダではまだ実の青いトマトと青シソがまだまだ茂っているのでもうしばらくは夏の家庭菜園を楽しめそうです♪ 切花もいいけど、自分で育てて食すのもまた格別ですよ~♪

2015年7月17日(金)

FAJマルシェでした♪

Category

今日は年に数回ある大田市場あげてのお祭り、FAJマルシェでした!仲卸も全店、各社がお薦めする産地さんをアピール!産地さんも一緒に店頭に立って販促す!仲卸通路が人でいっぱいになる楽しい日♪抽選会なんかも行われています。今回の1等はぶどうだったそうです! 弊社はいつもお世話になっている上伊那農協さんとタッグを組みました!アルストロメリア、トルコキキョウ、姫ヒマワリ、ユリなど多種のお花をもってきてくれました。お陰さまで完売御礼!最後は、あるお客様が残ってたものを全部買い占めてくれました!興奮した!お買い上げいただいたみなさま、毎度ありがとうございました☆ IMG_2316.JPG のぼりがあちこちにたち、法被などを着てみんなが笑顔。恒例となって来たこの行事、これからも待ち遠しいです!でも、本日市場に来て、初めてマルシェの日だということを知ったという方もいらっしゃったので、次回以降はもうちょっと事前アピールをしていきたいと思いました。 FAJの石崎さん、上伊那の皆さん、お疲れさまでした~!! さて、随分前の話になりますが、昨年12月ごろに岩みたいなでかい球根を店頭で販売していたのをおぼえているでしょうか。なんじゃこれ?という見た目のシクラメンのでっかい球根。土に植える事も、水をあげる事もしなくていいと聞いていて、そのまま何もせずに店に放置していた結果がこちら。 IMG_2302.JPG いつのまにかこんなにいっぱいの花が!! IMG_2303.JPG 可憐な原種に近い花でした。蝶の様♪ IMG_2304.JPG まだこんなにいっぱいの蕾が控えています。 正直、岩の様な球根からこんなかわいい花が咲くとは思いませんで、とてもびっくりしました。だって、植えてないし水もあげてないのに! 詳しく聞いたところ、この球根はトルコ産の原種だということでした。葉は出てこない品種らしく、リビングなどに放置しておくと3月位から花芽がでてきて咲き始めるという事です。お店は寒く、初夏から冷房をいれているので寒かったのかな?咲き始めたのは2,3週間くらい前からで、この写真は本日の状態です。 今年もしまた入荷があったら絶対にみんなにおすすめしたいなって思いました!球根のサイズも実は色々あるそうです。何度も繰り返しちゃいけど、「水も土もいらない。日当たりもいらない。」なんつう植物だ!!お薦めするだけでなく自分も買っちゃいそう♪ 店内に置いてあるのでぜひ、ご覧ください!

2015年7月15日(水)

斉藤さん二代目裕充さんの出荷開始!

Category

とんでもない暑さですね!出勤だけで汗だくになりますね! お花たちも頑張っています!が、天気予報では明日から週末くらいまで台風11号の影響がでそうです。東京に届かないお花もあるかと思います。必要なものがあるかたは特に随時、出荷状況の確認をオススメいたします。 台風の影響がもうあったのか、昨日の暴風のせいでベランダで育てていたブラックトマトの枝が折れ、しまいには実までも落ちていしまいました。 IMG_2115.JPG IMG_2116.JPG まだ若くて食べられませんでした。。。産地さんとは比較にならないけど、これっぽっちのベランダ栽培ですが、産地さんの気持ちがわかる気がした出来事でした。 さて、本日よりローテローゼの第一人者である斉藤さんの2代目、裕充さんの名前での出荷が始まりました! IMG_2305.JPG ↑マドリード IMG_2306.JPG 立ってる一番右の方が一代目武さん、しゃがんでいる男性が二代目裕充さん。 IMG_0597.JPG ハウスを見学させていただいたときには裕充さんが対応してくださいました。 IMG_0563.JPG 昨年の大雪でハウスが何棟も倒壊し、呆然としたとおっしゃってました。ハウスを立て直す際に自分がやらなければと改めて心が決まったとおっしゃていました。 IMG_0588.JPG 産地さんに行くと高確率でニャンコかワンコにあえる。斉藤さんちの作業場でも会えました?動物好きにはこういう出会いもたまらん。 IMG_0557.JPG お店にくるバラたちは自信をもっておすすめできるものばかり!選別にはとくに気を使っていらっしゃいます。 ↓70cmのアーリエス IMG_0839.JPG めっちゃ綺麗!! IMG_0840.JPG STD、SP品種あわせて約15品種のバラを栽培する斎藤さんのバラ達、暑くなってきましたが、ぜひお使いいただければと思います!

2015年7月10日(金)

山田君のひまわり

Category

今日は久しぶりに太陽が!地面から湯気が出るほど気温が上がってきました。お盆前、みなさん体調には十分にお気を付け下さい! さて、前回ご紹介した大佐和さんのアンスリウムと同じ日に、房総半島先端の西岬に位置する個選産地のヤマキ花卉園さんのヒマワリを見てきました。 「ヤマキ」というのは昔からの屋号だそうで、作っている方は山田さんとおっしゃいます。2代目が以前弊社で研修をしていたこともあり顔なじみ。まだ20代の青年ですが、ヒマワリに対するアツイ思いはしっかりともって生産に取り組んでいらっしゃいました。 ↓山田君 IMG_2171.JPG 先ずは作業場から。 陽が昇る頃から花を切り始め、この作業場に運ばれます。朝早い時間に切る事には理由がちゃんとあって、遅い時間に切ると花がしおれてしまう事が多いからだそうです。 IMG_2155.JPG そしてこの作業場で下処理と選別が行われ、エルフ(水に付けた状態)にて出荷されます。 IMG_2157.JPG 切り前は結構固めです。その方が花もちがいいそうです。でもこんなに硬くて、開いたときの花の大きさが解るの?そこはさすがプロ、葉の大きさで大体の大きさは目安が付くという事です。 ここでいいヒマワリの見極め方を教わりました。 「葉が小さく葉の色が薄い、茎の硬いもの」 葉が小さく色が薄い・・・普通に考えたらこれって生育不良なんじゃと避けて通るところですが、ヒマワリは違います!栄養を沢山吸ったヒマワリは茎が柔らかく花首が垂れてしまいます。つまり、ヒマワリは肥料が少なければ少ないほどしっかりしたものが育つということです。ヤマキさんのこだわりは花もちと花は上向きってこと!それを実現する最高の場所が西岬なんです。 と、いうのも、西岬はすぐそこが海岸という事もあり、土壌が砂地。砂地であることで余分な栄養が下に流れていくのでヒマワリは余計な栄養を取らずに済み、花は上を向き茎も硬くもちのいいヒマワリが育ちます。約3000坪中2000坪が砂地でヒマワリを育てています。砂地ではサンリッチオレンジ、のこり1000坪の土壌には八重品種やイエローなど品種を選んで作付をしています。 IMG_2166.JPG 安定した出荷をするため、タネまきは3日ごとにしています。同じラインでも成長に差が出てきています。真ん中あたりがこんもりしているのがわかりますか?普通に考えたらこのこんもりしている生育が良い方がいいヒマワリになるのかと思いきや、このこんもりした所は葉も大きく色も濃い。つまり栄養を吸い過ぎて成長が早い為、茎が柔らかく花首が垂れてしまう可能性が高い。両端の背が低い苗の方がしっかりとしたヒマワリに育ちます。 豊橋農協のトレ―での栽培も根を張らせないための工夫だったんですね! IMG_2161.JPG 山田さんは作付品種もほとんどが直径8cmのサンリッチ系です。西岬は7月以降、とても暑くなります。ヴィンセントシリーズは丈は出るけど、暑さで花が反り返り易いという性質がある為、山田さんはサンリッチをメインに育てていらっしゃいます。ヴィンセントの方が色は濃いのですが、西岬という暑い場所での生産で品質が安定したものを出荷したいという事でサンリッチを育てています。 出荷品種は9品種。 サンリッチオレンジ サンリッチレモン サンリッチフレッシュオレンジ サンリッチフレッシュレモン バレンシア 東北八重 レモンエクレア パナッシェ テディベア また、7月以降に出荷されるヒマワリは名前の後ろに「45」という数字のつく品種。この数字は種まきから花が咲くまでの日数のこと。西岬は暑いので夏場はこの「45」に切りかわります。 IMG_2165.JPG ↑サラサラの砂の植わっていたヒマワリ。了承を得て採花後の苗を引っこ抜かせて頂きました。根が浅い。つまり、丈夫なひまわり!なんかヒマワリって見た目と同じく屈強な子!まさにヒマワリって人に元気や勇気を与えてくれる存在ですね! IMG_2170.JPG ↑ハウスだけでなく露地栽培もしています。これはサンリッチフレッシュオレンジ。雨が続き、雨にぬれた咲いたヒマワリはシミが出てしまうので捨ててしまいます。と、いうことで山田君が粋な計らいをしてくれました。「どうせ捨ててしまうだけなので、咲いてしまったひまわりは好きなだけ持ってってください!」 まじで!? IMG_2180.JPG 弊社のおちび達はうもれていました。 切り方をレクチャーしてくれました。鎌は柄の長い菊用の鎌を使います。 IMG_2178.JPG しどろもどろ。 IMG_2182.JPG おっしゃるとおり、よくみると花弁にしみが。 IMG_2184.JPG さて、ここでヒマワリのマメ知識を。 「パナッシェ」と「ゴッホ」、そして「モネ」と「レモネード」という人気の高い八重品種、とても良く似ていませんか?見極めができますか? コレできる人、ほとんどいないと思います。でも、出来なくて当然なんです。じつは同じもの。呼び方が違うだけなんです。「ゴッホ」や「モネ」という言葉の有効期限が過ぎて、だれかが「パナッシェ」、「レモネード」と呼んだことからこのような紛らわしい事になったという裏話でした(笑)。 IMG_2156.JPG ↑パナッシェ 「ひまわりはおおきくすることは簡単。なので小さい物を狙って作れる産地さんはしっかりしたものを出している産地さんだと思う。」とおっしゃっていました。南房総という暑い土地で難しいヴィンセントシリーズにこだわりを持って作っている金井さんや、とても大きいヒマワリなのに茎が固い物を作る印西の大野さん、砂地でない事で何手間も必要とする豊橋や北海道などの他産地さん達など多くの諸先輩方を尊敬し、本当に皆さんスゴイとおっしゃっていました。 ヒマワリはどのヒマワリもぱっとみ大差があまりないので、お客様が選ぶポイントはやっぱりブランド力が大きいとおっしゃっていました。 「お客様から「とても良く持ったよ」と選んで貰える産地になれるように頑張ります!」 最後に、ヒマワリのプロが教えてくれるヒマワリの管理方法をご紹介します! ヒマワリは浅水が良いという理由は、ヒマワリが茎が腐り易い為、水につかっていた部分をどんどん切り戻すため。なので水替えをするごとに水につかっていた部分は切り落として室内の冷房の直接当たらない涼しいところでの管理をすると長く楽しめます。ヒマワリは暑くても大丈夫!と思われがちですが、7,8月の暑さはやっぱり苦手です。ご注意を!

2015年7月8日(水)

大佐和さんのアンスリウム

Category,

先週末、産地見学に行ってきました。 何件かお邪魔させていただいたのですが、まずは出荷減少が7/20頃に迫っているアンスリウムの生産者、大佐和花卉園さんをご紹介したいと思います。 大佐和さんは国内でも3件ほどしかいない国産切花アンスリウムの数少ない生産者さんで、千葉県富津岬の近くで約20品種のアンスリウムを生産されていてこの業界ではとても有名な方。お客様からの評判もとても良い高品質なアンスリウムを生産されています。 IMG_2195.JPG お父様の代からアンスリウムを生産されており、ご本人もハワイへ研修に行きアンスリウムのノウハウを学んでこられました。 まず案内してくれたのはその日の朝に採花したアンスたちが居る場所。 IMG_2192.JPG これでも少ない方だということでびっくりしちゃいました。大佐和さんの規準は外国の基準と違い(外国は花の横幅のサイズ)、花の横幅ではなく縦のサイズで選別されています。 7~9cm Sサイズ 16本入り 9~12cm Mサイズ 16本入り 12~15cm Lサイズ 12本入り 15~18cm 2Lサイズ 7本入り 18~20cm以上 3L(XL)サイズ 5本入り アンスリウムはステムが伸びずらい品目で、40~50cmがほとんどで、70cmクラスはとても稀です。昨年から作り方を変えて、あと10cmほど長く出荷できないかためしていらっしゃいます。 さて、ハウスへ行きましょう! IMG_2205.JPG ハウスはお父様の代より使っているハウスで約50年物。カーテンを閉めたり開けたりするのも全て人の手で行っています。 アンスリウムはサトイモ科でシダなどと同じ生息域の植物なので日が当たり過ぎてもダメ。なのでハウスの中にも遮光カーテンがあり、ハウスの外側ももう一枚カーテンをはっています。また、日本の様な長い湿度がとても苦手で、梅雨時期の今はシミも出やすくなってしまうそうです。ハウスの温度は冬場でも16~17℃はキープ。品種によってハウスの温度を一度刻みで管理しています。 IMG_2204.JPG 株元を覗いてみるとなんと、一株一株鉢植えです。これは、7年前オランダから入って来たキサントモナスというハワイでも全滅をくらったという恐ろしいアンスリウムの病気があり、それに万が一感染してしまった時の対策です。この病気、厄介なのは治療手段が見つかっていないこと。以前、ハウス全体がだめになってしまったことがあるらしく、万が一感染してもその株だけで被害が収まるように今の形にしたのだとか。 IMG_2207.JPG 上は全部同じ品種ですが、株の年数が違います。左から定植から10年目、1年目、3年目の株です。アンスリウムは定植して5年経たないと出荷できる品質にはなりません。年間で1株から約7本程度しか切れません。大きい品種は4,5本が限度です。採花のタイミングは芯の部分の先端の色が変わっている所が人差し指一本分になったころ。う~ん、さすが細かい!まさか、そこで採花のタイミングをはかっているとは思いませんでした。 いいアンスの見極め方は軽く茎を振って頂いてフラフラしてないで首が硬いものを選ぶといいそうです。確り水が上がっている証拠。また、芯が(実はお花の部分)がつるつるなものがまだつぼみの状態で、この部分がブツブツなものが花が咲いている状態です。 また、花の大きさは葉に比例します。葉が大きく展開したものから伸びた蕾は大きな花を咲かせますが、葉が小さいと花も小さくなるそうです。いい例が下の写真。 IMG_2210.JPG プレミアという品種です。上の大きい花も下のピンクの小さい花も同じ株から咲いたプレミアです。一見、違う品種かと思っちゃうほどお花の大きさも色も違う。大きなものも小さなものもサイズを分けて出荷します。 そして、アンスの切葉も出荷されています。 ↓シロシマウチワ(正式名称:クラリネベリウム) この品種は丈が短い品種ですので、長いのが欲しいと言われてもなかなかその要望にはこたえられないという事です。 IMG_2221.JPG 花はキレイにふきながら選別しワックスを掛けて出荷していますがシロシマも同じ様にワックスがけします。大佐和さんいわく「車と同じだよ」。 IMG_2211.JPG IMG_2212.JPG ぴっかぴか!! もちろん、植物用のワックスでお化粧してあげています。 IMG_2213.JPG 見た目ももちろんですが、このワックスには暖房下でもチリチリになるのを防ぐ効果もあります。 そして箱づめ作業を見せて頂きました。 花の向きを考えてそっと置き、足りないところにクッション材を詰めます。 IMG_2229.JPG 交差させ IMG_2230.JPG テープで留めます。 IMG_2231.JPG お客様には花を取り出すときに手間になってしまうかもしれないけど、数か所テープでとめさせて貰っていますとおっしゃっていました。アンスリウムは少しの衝撃で傷が付いてしまうとても繊細なお花。輸送時の横揺れ、縦揺れに配慮した箱詰めがされていました。 この箱詰めしてもらったのは、このたびメンバーが1本づつ選んだ品種です。私は新品種だという「ロックセット」を選ばせて頂きました。 IMG_2242.JPG 珍しい赤紫のアンスリウムです!この色にはビックリしました。カタログも貰ったのですが、この色は写真では上手に撮れないみたいで、カタログ上だとピンク・・・。この写真は少し本物に近い色でとれたと思います♪ ロックセットは店舗にてサンプル展示していますので、ご覧頂ければと思います。ザフィラというハートの下の方のとがった部分がピンクでまあるい部分がグリーンのグラデーションのアンスも桃みたいでかわいかった♪これは持って帰ってきてないので、カタログにてご覧ください。 そして、最後にアンスの管理方法です。 アンスは10℃以上のそこそこ涼しい場所で管理して下さい。冷蔵庫(ストッカー)は避けて下さい。また、大佐和さんのアンスリウムはしっかりと水あげしてから出荷されているので、ぶっちゃけ2,3日ならキャップを付けたままの状態で大丈夫だという事です。また、水あげは水道水が一番いいという事です!これはお財布に優しいですね♪ 下の品種は来年から出荷予定のマキシマヴィオレッタ。とってもかわいかった♪ IMG_2217.JPG なお、アンスは日本の夏の暑さには実はそんなに強くない植物です。夏の間は株をお休みさせるため今季の出荷は7/20頃より大きく減少です。それ以降はちょろちょろ出荷となり、秋以降に少しづつ増加してきます。 大佐和さんのアンスリウムは芯の部分も立っていて立体感があり素晴らしくキレイです。この立体感は外国産にはありません。今季の出荷はあと少しですが、ぜひともお使い頂きたいです!

2015年7月3日(金)

やっぱりフェアは楽しい♪

Category

今日は店頭で三浦さんがデモンストレーションして下さいました。 IMG_2148.JPG 作ってくれたのはどれもアーティスティックなデザインでまるでなにかの作品展にいるような気分になりました♪ IMG_2151.JPG IMG_2152.JPG ↑一部ですがこんな感じ。 そしてそして、このフェアで花材のご協力いただいたカーネーションの鮎沢さんもご来場! IMG_2150.JPG 色んなお話を沢山お伺い出来ました♪次回、詳しくお話したいと思います♪ IMG_2147.JPG 鮎沢さん、カーネーションだけでなく、アジサイもとてもきれい!!本日カーネーション、アジサイ共にバカ売れでした♪ IMG_2149.JPG ↑渋谷さんのクレマチスも出荷品種をセロンさんのオリジナルベースにて展示させていただきました!爽やかな色合いのフラワーベースにクレマチスはも~ぴったり♪今の季節の商材にとても生けやすいフラワーベースです!店頭にて来週も引き続き展示致します! また、グリーンウィングスさんのニュージーランドのジョシュア社のシンピジュームも本日はお買い求めやすい1本からの販売でした!こういうのもフェアならではですよね! また、豊橋農協さんのお花たちは、私、ほとんど見ていません・・・。早い時間に沢山売れたようです。 ご協力くださった皆さん、このたびは有難うございました!三浦さん、ご苦労様でした! そして、お立ち寄りいただいた皆様に感謝申し上げます♪