みちくさ

2017年8月9日(水)

香りのお話

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今日はお墓参りには欠かせないお線香のお話です。 故人にお線香を立てる意味を御存知でしょうか。 お線香の香りは故人の食べ物と考えられています。亡くなってから仏様の世界に旅立つまでの四十九日はお線香を絶やさないという風習がありますが、これは旅には食事が必要だからです。 また、お線香をあげて手を合わせる行為は、故人と心をお通わせる行為でもあります。 昔の人が先祖を大切にした風習が、お線香をあげるという形で現在にも残っているのです。 お線香から立ち上る煙の筋は、なんだかこの世とあの世の架け橋のようにも思えてきます。 以前、「香道」というものを体験しました。 あまりなじみのない言葉ですが、「茶道」「華道」などと同じように日本に古来からあるもので、香りと和歌を嗜むものを「香道」といいます。 香道というとなんか敷居が高い気がしますが、香りを楽しむだけであればアロマキャンドルやハーブなど手軽に香りを楽しむことができるものも。 香りは気持ちを落ち着かせてくれたりと様々な効果があることも知られています。 今現在、お盆中ということで、今回はお線香の香りについてご紹介したいとおもいます。 お線香の材料として有名なのが伽羅(キャラ)や白檀(ビャクダン)、沈香(ジンコウ)といったもの。これらがどの程度使われているかによって香りや持続性などがかわり、価格も変わります。 ぶっちゃけ、お線香(の価格)ってピンきり。高価なものだと万単位だったりしちゃうんです。そんな伽羅や白檀、沈香などがたくさん使われているものは高価すぎて手が出ない!でも大好きだった子に毎日あげるものだから香りのいいものがいいなぁ。というのが私の本音。そこで私が選んだのがこちら。 日本香堂の「特選芝山」です。 IMG_1997.JPG 写真は贈答用ですが家庭用のバラ売りもあるのでそちらを購入。いままで使っていたお線香よりちょっと高価なもの。奮発しました! 奮発したかいがありました。やっぱり香りが違うし、香りが残るというか、お線香が消えた後もしばらくいい香りがお部屋を満たしてくれます。白檀の奥ゆかしい香りと沈香の凛とした香りもあるお線香です。 この芝山と迷ったのが「淡墨の桜」。 宇野千代という桜を愛した女流作家のお線香ということです。購入した季節が桜が終わった後だったので今回は選びませんでしたが、桜の季節にはぜひ炊いてみたいお線香です。 IMG_1934.JPG 他にもラベンダーや沈丁花、蓮花といったポピュラーな香りを楽しめるお線香もあるので、故人の好きな香りをたくのもいいと思うし、自分の好きな香りを日替わりでたくのもいいのではないかとおもいます。 香りは思い出をよみがえらせてくれます。 以前どこかで嗅いだことのある香りだったり、あの時一緒にいたときに漂ってきた香りだったり。そして、今嗅いでいるこの香りも、後々になって今を思い出すきっかけになるのかもしれません。 ただ、お線香は火を使うもの。 ご使用の際には十分にお気をつけくださいね。

2017年7月11日(火)

お盆のあれこれ。

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まもなく東京盆入りです。 ところでお盆とお彼岸の違いを御存知ですか? お盆もお彼岸も故人を偲んでお墓参りをする日ですね。じゃあ何が違うのかというと、諸説ありますが、簡単に言っちゃえば故人が現世に帰ってくるかこないかの違いなんです。 現世に帰ってくるのが「お盆」。 なので迎え火をして御先祖様を迎え、送り火をしてお見送ります。 じゃあ「お彼岸」は? 「彼岸」とは「むこう岸」、いわゆる極楽浄土のことをさします。極楽浄土は西方十万億土にあると言われています。 なので、太陽が真東からのぼり真西に沈む春分の日と秋分の日は極楽浄土の位置がハッキリと解かる日なんです。だからお彼岸は年に2回あります。 はじめは浄土宗の人たちだけの信仰でしたが、あまりにも戦乱が長く続くため、現世で報われないのならせめて死んでから此岸(この世)から彼岸(極楽浄土)へ行けるようにと春分の日と秋分の日に行いを慎み西方に向かって願う事が人々の間で広まりました。これが「お彼岸」の始まり。なので、ご先祖様は帰ってこないというわけです。 現在では、彼岸にいるご先祖様の供養をと、お墓詣りするのが習慣となりました。 話は戻って、今目の前にせまっているのは「お盆」です。 一般的に7月15日は東京盆、8月15日は東京以外でのお盆となります。 そしてここでも疑問が。何で東京だけ7月なんだろう。 伝統的には旧暦の7月15日に当たる中元節の日に行われていましたが、現在は地域によって異なっています。8月15日(月遅れの盆)を中心として行うところが多いですが、東京など関東圏の一部では7月15日を中心に行われています。 東京と地方とで盆の時期をずらすことで、縁者一同が集まりやすくなり、皆でゆっくり先祖の供養をするために、このような形が定着したといわれています。農作業が忙しい時期を避けるために、東京と地方とで盆の時期がずれたとする説も。お盆の最初の13日を「迎え盆(お盆の入り)」、最後の16日を「送り盆(お盆の明け)」といいます。 また、お盆でお供えするお花は一般的に菊。この季節に長持ちするお花というだけではなく、古来より天皇家や著名人がこよなく愛し、家紋などにも使われている由緒正しいお花で国の象徴でもあるお花です。 IMG_6710.JPG また、鬼灯は字面やその姿からも想像できるとおり、迎え火や送り火の代わりとして飾られるようになったといわれています。 120831002.JPG そして蓮の花や葉は仏様を象徴するお花です。 IMG_3450.JPG ついでにいうと、各地で夏場に花火大会が多いのも、はじめは疫病で死んでいった人たちを供養するために行われたのが始まりといわれています。夏場はものが腐りやすいですから、冷蔵庫などがない時代には夏場に食中毒や疫病のどで亡くなる方も多かったそうです。 東日本大震災の年も故人を偲んで東北沿岸では次々と花火が打ち上げられたというニュースもありました。 夏場に怪談やおばけの話がよくでるのも、故人が一斉にきゅうりの馬に乗ってあの世からこの世へきているので霊感の強い人にはそれがみえるのかもしれませんね。 と、いうことで。 今の自分があるのもご先祖さまあってのこと。自分のルーツでもある御先祖様と大切な故人を偲びましょう。いつか、自分たちも極楽浄土へ行けるようにと日々の行いを改めながら・・・。

2017年4月4日(火)

季節はずれのひまわりの花

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本日は春らしいあたたかな陽気となりましたが、夏以外の季節に出荷されているひまわりを見るとまだひまわりは早くない?と思っていました。 季節の花をその季節に楽しむのが一番なんじゃな~い?と思っていました。 でも。 今はちょうど春休み終盤。映画ドラえもんが公開されていることもあるのか、耳に届いたのは秦さんの「ひまわりの約束」という歌。何年かまえに映画ドラえもんの主題歌だった歌。 この歌、歌詞がどうしても飼い犬とのことをリンクしてしまって、いつかくる別れの日を想像せずにいられなく、あまり聞きたくない歌のひとつでもありました。 この週末にそのワンコが他界しました。14年、一緒に暮らしてきました。このタイミングでこの歌が聞こえてきたときにはどうしようもない状態になりました。 歌詞に何度も出てくる「ひまわり」。 ひまわりは老若男女問わずに昔から愛されているお花で、大切な人のたとえにも使われるお花であることに改めて気づきました。だから、季節問わずに必要とされ出荷されていることも。 IMG_2183.JPG ひまわりのようなまっすぐなあの笑顔に私は何かしてやれたんだろうか。こんな性格だから疎まれたり嫌われたり、人と接することもたまに嫌気が差すようなひねくれた私なのに、そんなこと関係なくいっぱいの愛情とぬくもりをくれました。もうあの子に何もしてあげられなくなってしまったけど、ひまわりのように家族を明るくしてくれたあの子にひまわりのお花を供えてあげようと思います。だからたのみますね、バイヤーさん。 病院からもお花が届きました。こんなものが届くような存在になってしまったことへの実感と病院の先生たちの気持ちに大泣きしました。でも、このお花にどんなにすくわれたことか。 IMG_9375.JPG 桜のお花がいっぱいだよ。今年も桜の下を一緒に散歩できると思っていたよ。苦しかったね、開放されたね。ありがとうね、私のところに来てくれて。 今日のブログは私事ですみませんでした。

2017年3月19日(日)

コロニラ・バリエガータ

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春のイメージのお色は人それぞれだと思いますが、私は昔からなぜか黄色。 日本人は春といえば桜の花を連想するのでピンクという方も多いと思いますが、私はなぜか黄色。この業界についてからは尚更黄色!ミモザやスイセンの影響ですかねぇ。なので、これをはじめてみたときも「春らしい!」と一番に思いました。 コロニラ・バリエガータです。 IMG_9260.JPG マメ科のお花の特徴の、つる状の柔らかな茎に白斑の小さなまあるい葉がかわいらしく、黄色のお花が王冠のように咲きます。花苗としてはわりとメジャーですが、切花での出荷もここ数年で多く見かけるようになりました。 IMG_9258.JPG これを入れた花束やアレンジを最近はよく見かけます。春らしい柔らかなラインがだせるし、黄色の小花はアクセントにもなって春のアレンジにはもってこいの花材だなぁと改めて思いました!見た目以上に花持ちもいいんですよ♪ 私もこういうの好きで買って帰りましたが、にゃんこも大好きでした♪ IMG_9254.JPG さて、お彼岸突入です。 先週水曜日から花の相場はだだあがりしました。卒園卒業の需要もあるので和花洋花共にとても動きがよかったです。聞くお話では週末、お天気がいいこともあって、お花が足りなかった!という声も。 明日、月曜日は旗日ですが、以上のようなこともあって朝早い方が多そうだなと感じました。 私も金曜日は卒園の謝恩界のお花をご用意させていただきました。最近のお子様はレインボーが好きということで、このたび私もレインボー(カーネ)デビューしました!園児用はレインボーカーネのミニブーケ。写真の先生用花束にもこっそり入ってます♪わかりますか? IMG_9246.PNG 話題にもなって、ずいぶん喜んでいただけたようで無理していれてよかったと思いました。みなさん、園児にはレインボーがおすすめです(笑)! IMG_9246.PNG

2017年3月5日(日)

植物がある所に人は集まる

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たまたま行った埼玉の複合施設の中にある本屋さんが素敵なことになってました~♪ IMG_9101.JPG ここが本屋さんか!?と思うくらい緑にあふれた空間の中に本が陳列されていました。私、本も大好きで以前本屋で働いていたこともあるのですが、本は湿気や直射日光を嫌います。なので植物との共生はなかなか難しいのではと思っていましたが、こちらでは人が届かないような場所のグリーンにはフェイクが使われ、ひとが本屋に入るためにくぐるアーケードや手が届くところには本物の植物がつかわれているというように、場所によって工夫がされていました。 IMG_9102.JPG 店内にカフェが併設されているので購入した本を植物であふれる店内で珈琲飲みながらすぐに読めるという趣。店内には落ち着いた音楽がながれ、グランドピアノまでありました。都心ではこういったカフェ併設など多様化された書店さんが増えているとメディア等で見たことはありましたが(私田舎者です)、全国に展開されているイメージカラーが青と黄色の某有名書店さんが、埼玉でまさかこんなことになっているとはびっくりでした。 植物に対して素人の書店員さんがこの量のインテリアグリーンを管理するのはとても大変だろうとは思います。他業者に委託して管理しているのかもしれませんが、室内でも比較的強いポトスなど管理しやすく丈夫な植物が使われていたので、管理する人にとっても優しいグリーン選びだなぁと思いました。 お客様もい~っぱいいました。プラントハンター西畠さんが「植物は人を集める力がある」とおっしゃっていましたが、まさにこういう事かと思いました。書店だけじゃなく、オフィスをはじめ、もっともっとこういう場所が増えるように、この業界もまだまだ頑張っていけるんじゃないかなって思いました。 さて、話は変わって、次回水曜日は国際女性感謝デーです!ミモザの日です!同じ意味合いの日として日本ではホワイトデーの方が有名ですが、世界的には国際女性感謝デーの方が一般的なんだとか。この日、ヨーロッパをはじめ諸外国は街が花の露店売りさんでいっぱいになるそうです。 今年、ミモザの出荷はあるものの、絶対数は少なめです。FAJマルシェでお会いした長作園さんも今年は例年に比べて遅れているうえに少ないとおっしゃっていました。この季節を代表する樹木なので引き合いもとても強いです。 ヨーロッパをまねるばかりじゃ芸が無いとは思いますが、ミモザを贈りあうっていう習慣は素敵ですよね♪日本も街中を杉花粉じゃなく、ミモザの黄色のポンポンでいっぱいにしてしまいましょうよ♪ 引き合いが強い為ミモザの写真が撮れなかったので、大好きなジュリアを♪ 一昔前に一世を風靡したバラです。このとてもいい香りも、この繊細な雰囲気もジュリアならではのものだなっていつも思います。はらはらっと咲くはかない感じがまたいい。 だからこそ、代品を考えるのがとても難しいバラの一つです(笑)。似たものなんかないよー。 今でも変わらず人気者です! IMG_9069.JPG

2017年2月21日(火)

猫と花と私

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今日は2月22日ということで猫の日~♪ このブログでも我が家のニャンコが花と戯れる姿を何度も登場させちゃってますが、犬猫と花があればそれで十分癒されちゃう私。 我が家にはワンコ1匹とニャンコ2匹がいますが、キジトラ君が植物大好き。私より家にいる時間が長く、家の主気分なので新参者にはニャンコチェックが必ずはいります。(ちなみにワンコと黒猫は花に興味なし。)たいていのお花たちは無事クリアするんだけど、気に入られてしまうと大変。そうなった時の状況がこちら。↓↓↓ IMG_7899.JPG 年末の飾りに買ったレッドウィロー。 飛びつきます。重たそうな体なのに結構高く飛びます。 はい、このレッドウィローは実家行きになりました。 ↓鉢物はたいてい餌食に。しっぽぶんぶん丸~。 IMG_2119.JPG 花も好き。写真を撮っているとすぐ近寄ってくるので可愛い写真がいっぱい撮れる。 IMG_4933.JPG でもあまりにしつこいので追っ払ったら遠くから湿気おびた視線が・・・。 IMG_4937.JPG 花には食いつくことはすくないのですが、ニゲラやラクスパーなどは草っぽいものは要注意。 IMG_8582.JPG おとなしく恒例のお花チェックしているなと思った次の瞬間! IMG_8578.JPG こうなったお花たちは私の留守中は新聞に巻かれてしまいます。 お花はもはや遊び道具なのかもしれません・・・。 IMG_6209.JPG 花瓶を倒されることもしばしばあるので、お花を買って帰るときは猫が気に入るようなものはなるべく避けざるを得ない。それでも一目ぼれした花は買っちゃうんだけど♪ IMG_8256.JPG このお花大好きなキジトラ君、実は大田市場生まれ。東日本大地震の直後に産まれたてを見つけてすぐにママと子供たちを我が家で保護しました。それが私とニャンコの出会い。そして昨年の桜の季節のころ、黒猫君がおひざに乗ってきたのでそのままおうちへGO。 同僚や先輩、そして市場内のお友達やお客様など、たくさんの方のご協力もあって、家族ができたニャンコ達もいますが、市場にはおうちのない子がまだまだみかけます。寒い中頑張って生きているあの子たちをうちに迎えたくても、うちももうキャパいっぱいでこれ以上はどうにもできず何もしてあげられないのがとてもつらい。せめて、今抱えている子たちが幸せな一生を送れるように、頑張って稼ぎたいなと思ってます! と、いうことで、ワンニャんが自分より大事な私が書くこのブログはこれからもワンニャんに占領されていくことでしょう。そんなこのブログにこれからもお付き合いいただければ幸いです♪ これからもよろしくにゃ! IMG_1878.JPG

2017年1月20日(金)

カーネーション生産者 小山氏。

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凍てつく寒さが続いていますが、植え込みの河津桜の蕾はどんどん大きくなってきているようです。春までもう少し。 さて、まだ早いとお思いかもしれませんが、そろそろ母の日の準備に取り掛かる時期になりました。器やメインのアイテム、数量の予測を立てていきましょう♪ まずは、前年を思い出してみましょう。 前年は母の日がゴールデンウィーク直後ということもあって、GW中に里帰りして一緒に食事とか、一緒に旅行とかをする傾向がみられ、母の日当日はなかなか厳しかったという声を多く耳にしました。 今年は4/29(土)~5/1(月)、5/2(j火)と平日をはさみ、3日からまた祭日となり、7日(日)までがゴールデンウィークとなります。そして、その1週間後の5/14日曜日が母の日です。 今年はGWが終わってから母の日まで1週間、間が空くため、例年のように配送も含めた母の日ギフトの需要が増えるのではないでしょうか。昨年とは日取りがガラッと変わるので、早い段階からある程度の見込みを立てておくと焦らずに当日を迎えることができると思います。 これは私の主観なのですが、ムーンダストシリーズを使っていたお店を何件もみました。高いしなぁといつもは手が出ないムーンダストですが、昨年は場の雰囲気にのまれてムーンダストを購入してしまったほどです。でもムーンダストは外国産なんです。 やっぱり国産のカーネーションほど品質が高いものはありません。輪は大きく花びらにはラメが入り、茎はワックスが乗っていて強度もしっかりしています。切られてから店頭に出るまで長旅をしてきている外国産のものとは花持ちは比にもなりません。 IMG_0863.JPG 僕も好きだよ、カーネーション(気が付いたら遊び道具に・・・。) IMG_1636.JPG 今朝、茨城でカーネーションの生産をされている小山さんが市場にご来場されてましたので、さっそく今年の作付と母の日傾向を聞いてみました!(写真はハウスでの小山氏。) IMG_1387.JPG この前の西畠さんといい、小山さんといい、サムライヘアーはやってんのかな?ちなみに西畠さんのあのヘアースタイルは昔々、今のような事業を始める前に行きつけの美容師さんが「お前はサムライヘアーにした方が運気が上がる!」と言われてからすっとあのサムライヘアーだそうです。その美容師さんにぜひ会いたいわ~。 話がそれました。 小山氏の今年の作付はスタンダード品種が15品種、スプレー品種が10品種です。 今年から出荷をはじめた品種は、 ・コノハ・・・プラドミント系グリーン ・パープルスカイ・・・紫、濃いピンク系複色 ・ノビオパレット・・・黒、赤複色 ・ハッピーゴーレム・・・。白地に赤系の縁取り ・レモンミナミ・・・レモン色 そのほかに、 ・シベリア(白) ・エクセリア(赤) ・アップルティ(淡いオレンジ) ・キャロライン(濃いオレンジ) ・モモカ(ピンク) ・クレオーラ(ピンクベージュ) ・バイパーワイン(小豆色に濃い赤のサシ) ・アクティバ(黄色にピンクのサシ) ・サクラミナミ(淡いピンクにピンクのサシ) ・フェミニンミナミ(濃いめピンク) 以上が今年の作付品種となります。 毎年母の日には小山氏指定のご注文を頂いておりますが、小山氏は品質を維持するため母の日に重きをおいた出荷をしていません。つまり、母の日だからといって出荷量がものすごく増える産地さんではないんです。 ごひいきにされている方も多いと思いますので、小山氏のカーネーションを母の日に使いたいという方は、早すぎるかもしれないと思うくらい早い段階から見込みを出して抑えておいた方が無難です。 母の日の定番は赤ですが、最近はカーネーションもとてもきれいな色がい~っぱいあるので、母の日のギフトを考えるのもお店のカラーが出しやすいので楽しいんじゃないかな! そして、毎年気になるのが母の日の鉢物。 ここ数年、「万華鏡」という品種がアジサイのスター的存在でした。今年大森花卉では、万華鏡のように次のスターになるアジサイをご提案する予定です♪ぶっちゃけめっちゃかわいい品種です♪今話を詰めているところですので、そのお話はもう少し後に。お見逃しなく♪ さてさて、母の日に向けてのお話となりましたが、今はチューリップがとてもきれいです♪私の大好きなケープランドギフトも相変わらず素敵でした~♪ IMG_2180.JPG チューリップといい、ラナンといい、パンジーといい、春は大好きなお花がいっぱいでとても楽しいです♪

2016年12月28日(水)

ご挨拶。

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今日で年内の表日の営業は最後でした。 2016年も大森花卉をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 みなさんにとって2016年はどんな一年だったでしょうか。 大きな地震もあったし火山も噴火した。台風も3連とかきましたね。夏には曇天が続き、秋なんてあったっけ?と、思っていたら、11月に雪が降りました。かと思えば、12月下旬に20度近くまで気温が上がったりもしました。 毎年、こういうことことは何かしらあるけれど、天候や気象現象に影響しやすい業界だということもあって、今年も翻弄された一年だったなぁとおもいます。 来年は酉年です。鳥ってすごいよな。空飛べるんだもんな。陸はもちろん、水上にも浮いていられるし。なんかオールマイティだな! 鳥さんのように空は飛べないけれど、自分の周りの人たちの為にも下を向かずに上を向いていたいなと思います。 笑う門には福きたる!へらへらしてんじゃねぇよと突っ込まれるくらい、2017年年明けは笑ってお会いしましょう♪ では、あったかな年末年始をお過ごしください。良いお年を! 追記:切り花初市は1/4、午前7時に宝船出航で~す!

2016年9月19日(月)

今年のかぼちゃ市は

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今朝は涼しすぎて目が覚めました。台風の影響もあるのだろうけど、すっかり秋ですね。 さて、お彼岸が過ぎるとすぐにかぼちゃ市です。 今年のかぼちゃ市は9/26(月)です。 年々ハロウィン盛り上がってきてますからねぇ!やっとこういう時代が来たっって感じっすね!もりもりかぼちゃ売っていきましょう♪ てなことで、今年も大森花卉限定の顔つきかぼちゃたくさんご用意しています♪ これね。 IMG_3150.JPG サイズも色々ありまっせ! IMG_6747.JPG 若いうちに傷つけて模様を描いているので、ここから腐ることはないのです~と、毎年お伝えしているので少しは浸透しているとうれしいなぁ。こちら、先着順にて販売していきます。お顔は一品物もあるのでお好みのお顔があったらお早めにGETしちゃってください。 そしてもう一つ! 10月より販売開始する秋植え球根の先行予約を開始しました。 店頭にて注文書をお配りしています。9/30までにご注文頂いた方にはもれなく早割り価格での販売です! こちらも先着順で売り切れ完売とさせていただきますので予めご了承くださいね♪ 私のお勧めはやっぱりこれかなぁ。 メドューサ!のようなシクラメン。 IMG_2302.JPG 原種シクラメンです。 岩のような大きな球根をそのまま室内で放置すると IMG_3733.JPG こうなります。 IMG_2304.JPG で、花枯れた!と思ってベランダに放置しておいたら、先週またお花が咲いてました。真夏によく頑張ったなと。 と、いうのも、原種シクラメンはとても長生きで、下手したら50年とかもつそうです。その場合は土に植えた方がいいとおもいますが。でも、土も水もいらずで花を咲かすなんてとても生命力の強いお花です。 よく鉢植えで見かける大きなお花のシクラメンとはまた違うものです。(あれらは交配種)これは原種なのでお花は小さく可憐です。おととし、昨年と店頭販売開始と共に売れていき、その日中に完売している人気商品です。 昨年ゲットできなかった方、今年こそはぜひともゲットしてくださいね~昨年の店頭販売価格は4ケタいってましたが、今年の先行予約だとかなりのびっくり価格での販売になっています♪

2016年8月19日(金)

重陽の節句

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この1週間、市場でもオリンピックの話で盛り上がっています。 時差のせいで、ほとんどの競技が市場が忙しい時間とかぶる為、生中継をテレビで見れるわけではないのですが、お客様が随時実況生中継のごとく結果を教えてくれます。 喜ばしい結果であれば市場も盛り上がるし、残念な結果で終わってしまっても「おしかったねー」「残念だったねー」という言葉があふれていて、みんな優しいなと思う今日この頃です。 でもこのオリンピックで残念なことが一つ。ビクトリーブーケがなくなってる!!なぜ?暑い国だから?4年後の東京オリンピックではぜひ復活してもらわなくっちゃな案件です!!なくならないよね、ビクトリーブーケ。 さて、少し先のお話になりますが、9月9日、は重陽の節句だということをご存知でしょうか。 古来より、奇数が縁起のいい数字とされ、江戸時代に1/7の人日の節句(七草)、3/3の桃の節句、5/5の端午の節句、7/7の七夕の節句、そして、9/9の重陽の節句を五節句と定められました。 特に、一番大きな数字「9」が重なる9月9日を陽が重なると書いて重陽の節句と呼び、不老長寿や繁栄を願う行事がされていきました。五節句を締めくくる行事として昔は最も盛んだったと言われています。 重陽の節句は菊の節句とも呼ばれています。もちろん主役は「菊」。 IMG_3632.JPG この季節美しく咲き誇る菊は古来より薬草としても用いられ、花期も長く日本の国花としても親しまれています。 今の時代、9月9日はまだ残暑が厳しく、菊の花の最盛期には少し早いのが現状。新暦に替わって季節感が合わなくなったことなどから次第にすたれてきたそうです。 重陽の節句の楽しみ方は、菊の花を飾り、菊酒と栗ご飯、そして秋茄子を頂くというのが一般的な楽しみ方。秋ですね~♪重陽の節句に頂く食事には不老長寿を願う気持ちが込められています。 また、「菊尽くし」といって、様々な菊の花を飾る風習もあります。今ではスプレー菊やディスバットなど多品種が出回っているので好きな組み合わせで飾るのがおすすめです。 ↓1年前に大田市場で催された菊フェアの様子。すべて菊の花です。 IMG_0391.JPG ↓まさに菊尽くし! IMG_0393.JPG これらの写真は節句のイメージとはちょっと違うかもしれないけど、菊はこれだけたくさんの品種があるので、魅せ方によっては和洋どちらでもいける万能な花なのです! IMG_0392.JPG 命を尊び、健やかで幸せな日々が続くことを願う重陽の節句を、ぜひ、多くの方に広めて頂ければと思います。 IMG_4271.JPG ↑カリメロシャイニー

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