待ちに待ってた松浦さんのクリスマスローズが今季初入荷しました!
花付きモリモリさんです!
炭の塗ったような真っ黒ダブル♪
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クリスマスローズ本来の美しさが際立つシングル咲。
中心部にある小さな筒が花弁状に変化した蜜腺。ネクタリーといいます。
ここは時間がたつと散ってしまいます。
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クリスマスローズの花びらのように見えるのは実はガク片。
↓こう配種<ガーデンハイブリット>
花のたたずまいや色、形、模様のバリエーションがとても豊富なガーデンハイブリットはコレクターの心をくすぐりますね♪私くすぐられまくってます。
もうたまらんち♪
これらを出荷してくれている松浦さんは、本来はクリスマスローズの鉢植えを出荷されている育種家さんでもあります。特に土に徹底的にこだわり、太くしっかりとした根の張った株を作るために剪定されているお花たちが実はこの子達なんです。
数年前まではぽいっとされていましたが、弊社の担当がハウスを訪れた際に「なんてもったいない!切花として出荷してはどうか」と提案させていただきました。根の張った株で育った花は切花にしてもとても強かったんです。
育種から育苗、生産、出荷まですべてを一貫して松浦園芸さんが行っています。日々、一株づつ生育状態を観察して温度管理や衛生管理を徹底し、害虫や病気を予防することはもちろん、「植物にとって気持ちが良い環境づくり」を心がけていらっしゃいます。
今迄は「切花のクリスマスローズは水落ちしやすいお花」「水揚げが難しいお花」と、いう印象がとても強いお花で、水揚の際は湯あげしたり深水にしたり、とても気を遣うお花でした。
でも松浦さんのクリスマスローズはそんな今までの概念をひっくり返しました。本当に驚きました。私も数年前に持って帰って実証済みです!
ここだけのはなし、ずぼらな私は水切りもせず・・・でも一か月以上楽しめました。と、いうよりも、気が付いたらドライフラワーになってました。真っ黒のダブルを飾っていたのですが、色もほとんど変わりませんでした。店舗でサンプル展示していた他の品種も、何週間もきれいな状態を保ちました。
先にも述べましたが、水が落ちなければ花びらのように見えるところはガク片の為散らないんで、ながーーく楽しめちゃうんですよぉ。我が家に持って帰った黒ダブルも、この季節は空気も乾燥していて寒いので腐ることなく綺麗にドライフラワーになったんだと思います。
お花は生きているもの。環境や管理次第なところがあるため「絶対水落ちしない」と断言することはできませんが、品質は抜群です!
そんな松浦さんのクリスマスローズですが、鉢植えがメインの生産者さんのため、切花の出荷は短期間なうえ、きまぐれ出荷です(笑)。でも育種家さんだからこそ、鉢では猛烈に高額な値段がつけられているような珍しい色も切花として極稀に出荷されてきます。
お宝感たっぷりのこのクリスマスローズを見つけた時にはぜひぜひ使ってみていただきたいなと思います!






