
2004年09月29日(水)
福神漬けに入っている変な形の食べ物の正体が、ナタマメです。
若いうちの実を加工して漬物にするようです。
小さい頃はナタマメの食感が好きで、これだけ選んでたべてしかられた覚えがあります。
豆の大きさは30cmをゆうにこえるものもあります。
この大きな鞘を鉈に例えこの名がつきました。
【マメ科 ナタマメ属】


2004年09月28日(火)
クリスマスローズがでてきました。
キンポウゲ科の花はどれもとても綺麗ですが、シュウメイギクと、このクリスマスローズはオススメです。
キンポウゲ科の植物の多くは、花弁が退化してしまっています。
ではこの綺麗な花は何なのかというと、がく片が変化したものなんです。
そのため、種ができる頃にがなってからもクリスマスローズの花は散らずに残っています。
【キンポウゲ科 ヘレボラス属】

2004年09月27日(月)
実物を見ず、名前だけ聞いたときは
日本語で東風茄子だと思いました。
本当はスモークツリーの仲間です。
スモークツリーは花がメインですが、このコティヌスは葉がとても美しいです。
燻したような濃い赤の葉は、秋にぴったりです。
また赤いバラと合わせたり、クリーム色の花と合わせたりしても素敵です。
この色味の葉はすくないので、ぜひ一度つかってみていただきたいです。
【ウルシ科 コティヌス属】


2004年09月25日(土)
とてもファンタジックな植物です。
ホシクサというと、
「え?干し草??」と牛の餌を連想される方がほとんどでしょう。
ですがこのホシクサは星の草と書きます。
湿地に自生する姿はまさに草原にちりばめられた星のようです。
田んぼの雑草として、あるいは湿原にひっそりと生えていたりします。
また外国産のホシクサは水草としてアクアリウムで活躍しているものもあります。
ですが、こうやって脚光を浴びている種類以外はほとんど人の目にとまることはありません。
そのため日本では、人知れず絶滅の危機に瀕しているホシクサもあります。
保護する必要があるホシクサ、鉢物として出回ることで、少しでも多くの人に興味をもってもらい、保護の必要性がわかってもらえたらいいなと思いました。
【ホシクサ科 ホシクサ属】


2004年09月24日(金)
ビバーナム、第二段です。
前回は、真っ赤な実をつけるコンパクターをご紹介しました。
今回はブルーブラックの実をつけるビバーナムです。
一本あたりの枝ぶりはとても良いですが、そのぶん、お値段もびっくりするほど良いです。
同じブルーの実をつけるビバーナム・ティナスもありますが、このヘルマンブルーベリーは上品さをもっていて、葉も繊細です。
こんな贅沢な花材を使えるお花屋さんは本当にうらやましいです!
【スイカズラ科 ガマズミ属】

2004年09月22日(水)
ビタミンカラーのかわいらしいバラです。
今回もマーブル模様のバラですが、前回ご紹介した'アブラカダブラ'とはまた違った良さがあります。
同系色なので、あわせる花も選びやすいです。
見ているだけで、元気が出そうなお花です。
【バラ科 バラ属】

2004年09月21日(火)
花のような形をした、面白い多肉植物です。
茎はありませんが、ワイヤリングして使えます。
ベンケイソウ科なので、やはりとても丈夫で、1~2週間なら、水をあげなくても平気なようです。
またこのこのまま土に植えれば、根が出てきますし、葉一枚を土にさしておけば、どんどん増やすこともできます。
とても面白い花材です。
【ベンケイソウ科 エケベリア属】

2004年09月20日(月)
今日はロシア皇女と同じ名前のスタンダードのマムをご紹介いたします。
その名に違わず、とても華やかな印象です。
アナスタシアにはグリーンのほかに真っ白、ピンク、ブロンズ等があります。
これらの色は、グリーンと少し異なる咲き方をします。
機会があれば、他の色のアナスタシアも、今後ご紹介いたします。
【キク科 キク属】


2004年09月18日(土)
今日は八重咲きの孔雀草をご紹介します。
一つ一つの花がふんわりとつもった雪のようで、とてもかわいらしいです。
アレンジにもぴったりのお花です。
【キク科 アスター属】


2004年09月17日(金)
白玉のような、真っ白い実のなる枝。
スイカズラ科シンフォリカルポス属の植物です。
お店では属名をそのままとって、シンフォリカルポスの名で扱っていますが、雪晃木(セッコウボク)という素敵な別名もあります。
白く綺麗な実は、ウエディングにもピッタリです。
しっかりした良いものであれば実も落ちにくいので、テーブルアレンジにも使えると思います。
葉が悪くなりやすいですが、葉を落として他のグリーンとあわせてもきれいです。
【スイカズラ科 シンフォリカルポス属】

2004年09月15日(水)
今日ご紹介するのは、かわいいギザギザの葉っぱです。
このフォルムをいかしてアレンジしたい花材です。
オークとは日本では、ナラやカシなどのブナ科コナラ属の総称だそうです。
クエルカス=コナラ属で、クエルカスはケルト語の、「良質の木材」というのが語源です。
なおホワイト・クエルカス(クエルカス・アルバ)は貯蔵用の酒樽の材のひとつとして使われています。
【ブナ科 コナラ属】


2004年09月14日(火)
秋にぴったりの、バラの実です。
リースの飾り付けにしたり、ブーケに入れたりするととてもかわいいです。
実がヒペリカムや他の赤い実よりも大粒なのでちょっとしたアクセントになります。
バラの実には他にも、これに良く似た、ドリーミーガールの実やパンプキンなどもあります。どれもこの時期にぴったりの花材です。
【バラ科 バラ属】




2004年09月11日(土)
今日はトケイソウをご紹介します。
トケイソウというと紫と白の花を思い浮かべますが、今日ご紹介するのは、黄色いトケイソウです。
よくある紫のトケイソウにくらべると、花は小さめで、地味ですが、趣がある花だと思います。
葉の形も矢筈のようで面白いです。
【トケイソウ科 トケイソウ属】


2004年09月10日(金)
今日は変わった実をご紹介します。
色といい形といいなんとも不思議な植物です。
P.とはPittosporum(ピットスポルム)の略で、トベラ科、トベラ属の植物です。
オレンジ色の部分があくと、中から真っ黒な実がのぞきます。
ロンビフォリアとは菱形の葉という意味を持っています。
実際見た葉は、さほど顕著に菱形をしているとも思えませんが......
【トベラ科 トベラ属】


2004年09月08日(水)
今日も引き続き、ネイティブフラワーをご紹介します。
ブルニア科ベルゼリア属の植物です。
ブルニアというよりブロニアというほうが、なじみがあるかと思います。
この仲間にシルバーブロニアなどもあります。
まるで実のようですが、ちゃんと花が咲きます。
花が咲くとクリーム色になってとてもかわいらしいです。
リースなどにオススメです。
【ブルメニア科 ベルゼリア属 】


2004年09月07日(火)
今日は昨日に引き続き、変わったネイティブフラワーをご紹介します。
私は一目見てとても気に入ってしまいました。
形が形だけに、使い方が難しそうな花材ですが、個性的な花をお求めでしたらお勧めです。
一見、キク科かとも思いましたが、グロブラリア科という科があるんだそうです。
この科はゴマノハグサ科に類縁関係があるようです。
【グロブラリア科 グロブラリア属】


2004年09月06日(月)
ツツジ科エリカ属の植物ですが、
とてもエリカとは思えない姿をしています。
小さな花がたくさん集まって咲き、愛らしいお花です。
花弁の裏の濃いピンク色がとても印象的。
これ一種類を束ねただけでも、他の草花と合わせても素敵なブーケになりそうです。
枝がよく分かれているので、アレンジでも使い勝手がよさそうです。
【ツツジ科 エリカ属】


2004年09月04日(土)
今日は、グリーンアナベルをご紹介します。
ユキノシタ科、アジサイの仲間です。
お店でも人気のある花材です。
淡いグリーンの小さな花が沢山ついていて、とてもボリュームがあります。
このグリーンのほかに、白いものなどもあります。
生花ではもちろん、ドライにしてもとてもきれいな花材です。
【アジサイ科 アジサイ属】

2004年09月03日(金)
今日は鶏頭をご紹介します。
鶏頭というと仏花というイメージがあるかもしれません。
また、その特徴ある外見から、好き嫌いがはっきりと分かれる花です。
私も鶏頭はあまり好きではありませんでしたが、最近は様々なタイプがでてきたため、鶏頭に対する印象が、がらりとかわりました。
今回ご紹介する石化鶏頭は従来の久留米鶏頭等と比べ、花が大変大きく、丈も1m以上と大変立派です。
花の光沢も、より繊細で美しくなっています。
写真は久留米鶏頭(等級S)との比較です。
親子ぐらいの差があります。
この鶏頭、ドライフラワーにしても楽しめるそうです。
【ヒユ科 ケイトウ属】


2004年09月01日(水)
今日はリグストラムをご紹介します。
アイビーに代わる、やわらかなラインを持ったグリーンです。
シルバーがかった葉に白い斑が入っていて、繊細な感じです。
ウェディングブーケなどにオススメです。
リグストラムとはモクセイ科イボタ属の仲間全般を指しますが、市場ではこの品種が「リグストラム」で通っているようです。
イボタに比べると葉が薄くとても柔らかいです。
水が下がりやすいので、ワイヤリングではなくオアシスを使うアレンジに適しています。
【モクセイ科 イボタ属】
- HBチース
- LAユリ
- SPカーネ
- SP菊
- その他球根類
- その他草花
- アイリス
- アカシア
- アガパンサス
- アコニタム
- アジサイ
- アスター
- アスチルベ
- アネモネ・ラナン
- アマリリス
- アマリリダセアエ
- アリアム
- アルストロメリア
- アンス
- エピデン
- エリンジューム
- エレムレス
- オオニソガラム
- オランダ
- オリエンタルユリ
- オンシジューム
- カトレア
- カラー
- カンパニュラ
- カーネーション
- ガーベラ
- クリスマスローズ
- グラジオラス
- グロリオサ
- ケイト
- コスモス
- ゴデチャ
- サンダーソニア
- シソ科 レオノチス属
- シンピ
- ジンジャ
- ジンジヤ
- スイセン
- スイトピー
- スイートピー
- スカシユリ
- スカビオサ
- スターチス
- ストック
- ストレリチア
- スナップ
- セントーレア
- センブリ
- ダイアンサス
- ダリア
- チューリップ
- ツツジ類
- テッポウユリ
- ディディスカス
- デルフィ
- デンファレ
- トリテリア
- ニゲラ
- ネイティブフラワー
- バラ
- バルビネラ
- ヒペリカム
- ヒマワリ
- ヒヤシンス
- ファレノ
- フリージア
- ブバリア
- ブフィエ ブラックレー
- ブルースター
- ヘリコニア
- ポピー
- マス
- マトリカリヤ
- マーガレット
- ユーカリ
- ユーフォルビア
- ライラック
- リシアンサス
- リンドウ
- レースフラワー
- ローダンセ
- ワットソニア
- 二ゲラ
- 千両
- 千日紅
- 夕霧草
- 孔雀草
- 小菊
- 枝物
- 桔梗
- 桜
- 牡丹
- 白菊
- 竹
- 縁起物
- 芍薬
- 葉モノ
- 葉物
- 蓮
- 蘭類
- 赤菊
- 都忘れ
- 金仙花
- 鉢物
- 黄菊