みちくさ

2017年2月10日(金)

FAJマルシェ2017

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本日は大田市場挙げてのFAJマルシェでした! IMG_8642.JPG 毎年恒例となったこの行事は普段あまりお会いできない生産者の皆さんに会えるので私も楽しみのひとつです。 この度大森花卉では長野県のフラワースピリットさんとコラボレーション! IMG_8653.JPG 今回はラナンキュラスとスナップをご紹介させていただきました。 何と言っても目玉はラナンキュラスのラックスシリーズ! ここ数年で一躍有名になったラックスシリーズですが、今日もテカテカきれいでした♪ IMG_8655.JPG もっと落ち着いて写真を撮りたかった!今日は人もいっぱいであまりいい写真が撮れず、ラックスの魅力半減な写真でごめんなさい。 IMG_8659.JPG それでもテカテカはちゃんと押えました! IMG_8662.JPG 通常のラナンキュラスとは仕立てがかなり違います。ポンポンシリーズなどが作り込まれたラナンキュラスなら、ラックスはどちらかというと自然に溶け込むような立ち姿。 一輪から何輪もの花がついているスプレータイプです。花弁は通常のラナンのように巻きが多くなく、いわゆる「ラナンキュラス」っぽくないラナンキュラスです。まるで蝶が舞うようなお花です。ぶっちゃけ私の好み!初めて見た数年前の興奮はいまだに忘れられません。 IMG_5263.JPG このお花、決して安いお花ではないのですが、今回の価格を見てびっくり仰天でした!こんな価格で手に入れられるのはやっぱりこういうお祭りだからこそ!お手に取って下さった皆様、ありがとうございました! スナップも見て頂けましたでしょうか、ものすごいスナップでしたね♪プリプリ金魚がいっぱいくっついてました!ほんとに金魚草。あれはランチュウかしら。っておもうくらいぶりぶりでものすごい品質だなと改めて思いました。 今回お買い求めいただいた方もそうでない方も、今後もフラワースピリットのお花たちをぜひぜひご愛顧いただければと思います。 そして、もうひとつのフェア、富山県の高岡市農協のチューリップ!この時期には欠かせないチューリップをつくっている生産者さんがこちら! IMG_8656.JPG 右の方がチューリップを作っているキヨトさん。そして左がチャラ男。じゃなかった、JA高岡の担当者、高井さんです。お二人ともいいコンビで一緒に遅刻してきてくれました~♪ IMG_8657.JPG 遅刻を挽回するべく(?)たくさんのお客様とお話しされていました。 ところで高岡市農協ならではの品種ってご存知でしょうか。皆さんがよーーく知っている品種「春」がまさにそれです!この品種は高岡市農協のオリジナル品種なんです。もう25年選手くらいになりますが、いまだにチューリップ界のトップを走ってくれています。 IMG_4378.JPG そのほかにも、アケボノや鳳凰の舞といったものは輸入球ではなく高岡市農協の球根なので自信を持っておすすめできる品種ばかりなんです。 そんでもって球根付きの小さなチューリップも数年前に比べ品種が多くなりました。これらはアレンジする際にはコケやエコゼリーなどに浮かせると可愛いですよ♪昨年みにいった国際ガーデニングショウで展示されていた作品にも多く使われていました。 そしてそして、他の仲卸さんでもたくさんの知った顔にであったり、初めてお会いする生産者さんのお話をたくさん聞けました! ↓千葉県のドン!カーネーションの鈴木浩仁さん。 レリシアの生みの親です。 IMG_8643.JPG ↓JA大井川の皆さん。今回はバラ! 個人的にこのバラには昔大変お世話になっていました。 IMG_8644.JPG ↓JA熊本経済連の皆さん。 熊本は先の地震でまだまだ大変な地域もありますが、お花はこのとおり元気に出荷しています!今はカラー、アリアムが出荷最盛期です! IMG_8645.JPG ↓JA上伊那のみなさん。 顔固~い!カメラを向けないとはじけるように笑って話してくれるんだけどカメラを向けると固まってしまいました。昨年のマルシェでは大森花卉でフェアをしてくださいました。今回も他の仲卸さんでアルストロメリアを出展!またうちでも何かやりましょう! IMG_8648.JPG ↓片桐花卉園さん。中輪~小輪のアルストロメリアがとてもきれいでした。限定品種の「おぼろ月」がおすすめです! IMG_8649.JPG ↓えらぶゆりブランド産地協議会のみなさん。 九州と沖縄の間にある島、「永良部島」よりご来場! SPマム、ユリ、グラジオラスなどを出荷されています。 暖かい地域ならではの生産方法をお伺いできました。若さのある魅力ある産地さん。 IMG_8650.JPG ↓JA鶴岡の皆さん ラナンキュラスやアルストロメリアを出品されていました。関東以南の生産が多いラナンキュラスですが山形県だからできるラナンキュラスを作っていきたいとおっしゃっていました。 IMG_8652.JPG ↓左も女性がリリーエンジェルをつとめる佐竹農園さんと右がはまなこガーベラのみなさん。 IMG_8651.JPG リリーエンジェルは2年前にも大田市場でお会いしていました!今後もどうぞ良しなに!そして、はまなこガーベラさんは初めましての生産者さんでしたが、真ん中にいるFAJのかよちゃんは昔からのお友達だったので気がついたら楽しくお話しできました! と、いうことで写真はごくごく一部で本日だけで39もの生産者さんがご来場。他にも私の地元の千葉県の生産者さんもたくさんいらっしゃいましたし、九州地方の皆さん、四国の皆さん、西日本の皆さん~東日本の生産者さんまでたくさんお話を聞けました。この場ではご紹介しきれないので、おいおいお花の写真と共にご案内していければと思っています! ただ、皆さんもちょっと感じたかとは思いますが、おなじ品目が結構かぶっていたなと思いませんでしたか?でもでも、生産者さんの個性が浮き出ていました!同じ品目でも育てる人が変わればここまで違うんだ!と改めて思いました。花の姿は一つじゃありませんね! さ~て、今日はこの後、明日から始まる世界らん展のプレにいってきま~す♪たった2時間なのでどれだけみれるかわかりませんが、このみちくさでその様子をちょっぴりご紹介できればなと思っています。では外は雪が降り出しましたがげんきにいってきまーす♪

2017年2月8日(水)

アネモネ ミストラルシリーズ他

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本日の美花は前回に引き続きアネモネです! やべ~ですっ!めっちゃ美しいですっ! ↓ミストラル ビナト IMG_8614.JPG どの角度から見ても綺麗。絵になる。美しいっ!! IMG_8616.JPG ↓モナリザ ワインホワイト IMG_8612.JPG なんだ、この色の入り方はっ!天然です! 凄すぎる!きれいすぎる~ ため息しか出ないっす。 ↓ミストラル ショッキングピンク IMG_8619.JPG 透明感のあるピンクです。まぶしっ ↓ミストラル フクシア IMG_8626.JPG 花弁の裏側の光沢がたまりませんっ!高貴っ! IMG_8624.JPG ↓ミストラル レッド IMG_8622.JPG モナリザの赤は花弁の真ん中が白いのですが、これは真っ赤。 同じ赤でも印象はがらっと変わるなと思いました。 モナリザは懐かしいやさしい雰囲気。 ミストラルレッドはヨーロピアンな感じ。 私の勝手な印象です。 これらが畑で出荷を待つ姿がこちら♪ 言葉を並べても陳腐になるだけなのでもうずらっとみてください! 20140222_095414.jpg20140222_095354.jpg20140222_095443.jpg20140222_095548.jpg20140222_095925.jpg20140222_095944.jpg20140222_100023.jpg20140222_100052.jpg20140222_100309.jpg20140222_100333.jpg20140222_101004.jpg アネモネの魅力をご堪能いただけたでしょうか。 これらは長野県のフラワースピリッツさんの圃場です。次回金曜日のFAJマルシェで大森花卉はこちらのフラワースピリッツさんとコラボレーションします!ラナンキュラスやスナップをご用意する予定です。 20140222_091426.jpg ↓プリプリなスナップ 20140222_093448.jpg そして、目玉はなんといってもここ数年で一躍有名になったラナンキュラスのラックスシリーズです♪ぜひともお立ち寄り頂ければと思います♪

2017年2月3日(金)

アネモネ「モナーク」

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今年も買っちゃいました~♪ アネモネ「モナーク」です。 IMG_8521.JPG 八重咲きの小ぶりのアネモネ。 大きすぎないたたずまいも、茎のしなやかな動きも どことなく懐かしい色味も何もかもが私を魅了してやまないお花です。 たまらないでしょ~この感じ! IMG_8513.JPG 自然光だけです。特別なカメラも使っていません。携帯で撮りました。なのにこの美しさ~♪たまらんっ! IMG_8518.JPG アネモネといえば真っ先に思い浮かぶのが赤。かわいすぎる。 IMG_8509.JPG 青は凛としていてこれまた素敵♪ 全色好きなんだけど、つまり、好きなお花を飾ると気分がダダ上がりになるってこと。 うちに来た新参者には必ず主のチェックが入ります(笑) IMG_8511.JPG そんなアネモネはラナンキュラスの仲間で今が出荷最盛期です。 昼には開いて、夜には閉じるを繰り返すお花で、約1週間前後はお楽しみ頂けるお花です。なので、ひらいた姿を見て「もうだめじゃん!」とすぐに捨てないで次の日を待ってあげてみてください♪ いやぁ、春はたのしすぎるっ! おまけで今回私が買ったヒヤシンスは「シティオブブルーフォード」。 IMG_8523.JPG 淡く優しい色が特徴のヒヤシンスです~。香りも抜群です!リビングに飾ってるのに、玄関入るととてもいい香りがしますよ♪

2017年2月3日(金)

完売御礼!竜ケ崎花卉組合フリージアフェア

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本日ご用意した2300本のフリージア、完売いたしました! 足を止めて下さった皆様、ありがとうございました。 きっと優しい香りと花の美しさ、そして花持ちの良さにご満足いただけると思います! IMG_8548.JPGIMG_8551.JPG 竜ケ崎花卉組合のジャンパーがかっこよかった! IMG_8549.JPG もちろん、作り人の方たちの笑顔も素敵でした~ IMG_8550.JPG 先週土曜日に産地へお伺いした時に頂いたフリージアは我が家で2番花、3番花がとてもきれいに咲いています。1番花だけでなく、これらもキラキラです♪ IMG_8531.JPG 1番花ほど色は濃くありませんが、今は淡く柔らかい雰囲気になってこれはこれでとてもかわいい♪1番花とはまた違った趣も楽しめて一石二鳥です(笑) IMG_8532.JPG 出荷は4月上旬までです! 本日は普段は出荷量の多くない八重咲き品種や珍種もご用意出来ましたが、これらは普段はあまり見かけることのないものです。もし、今回で気に行って頂けたのであればご注文を頂ければと思います! と、いうことで! 引き続き、竜ケ崎花卉組合のフリージアをご愛顧いただければ幸いです♪

2017年1月29日(日)

竜ヶ崎花卉組合<産地訪問>

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金曜の嵐とはうって変わって、とてもいいお天気の土曜日、茨城県稲敷市でフリージアを生産されている竜ヶ崎花卉組合に属する山中園芸さんのハウスを見学させていただきました~ と、その前にフリージアというお花について事前知識を。 IMG_8371.JPG フリージアの原種は約11品種あるといわれ、アフリカ大陸のみにしか存在しないとても小さなグループの花です。フリージアの多くは球根と同様に種子繁殖と栄養繁殖により過酷な環境をいきのび、その多くは南アフリカでも冬湿潤地域に集中しています。また、近くに異品種がないため、交雑することもなく純潔を守り今でも南アフリカで長い年月を生き延びています。 アフリカの原野で小さく可憐に咲いていた花はオランダで品種改良が進められ、背丈も花も原種からは想像もできないほどボリュームのあるものとなりました。それもそのはず、オランダでのフリージア単価は重いほど値がつくからです。 現在オランダでは約150以上の品種があるといわれていますが、その多くが生まれてから約7年で消えて行ってしまうそうです。その理由はフリージアが非常にウイルスに弱い為です。ピンクや紫、赤などが黄色や白などに比べてあまり見かけないのは、この色合いが特に病気に弱く、生産するにはリスクが大きくなってしまう為に生産をやめていってしまう人が多いからです。 と、いうことで、山中さんのハウスへ戻りましょう!右の男性が山中さん。山中園芸では約1500坪に21棟のハウスで約70万球のフリージアをご家族とパートさんを含む約7名で育てています。 IMG_8337.JPG ①ハウスの様子と出荷までのながれ。 山中園芸のハウスはお日様の光をしっかりと当てる為に1枚張り。そのため、燃料費は多くかかってしまうけど、フリージアにストレスがなく育ってもらう為になるべく路地に近い環境にするようにしているそうです。 IMG_8357.JPG このあたりはもともと海だった土地の為、地下水が塩分を含んでいてあまり良くないのだそうです。なので、オランダに習い、貯水タンクを作り、雨水をためてそれを使っています。雨が降らなければ雨乞いっ! IMG_8383.JPG そして、一番需要がある50~55cmにするために水やりを調整します。出荷目前のものは水やりを控え、枝に水を吸い上げる力を付けさせます。そうすることで花持ちのいい状態で出荷しています。 また、採花は手で引っこ抜き、はさみは一切使いません。それを経験させてもらいました。 IMG_8382.JPG IMG_8338.JPG 球根を残し、茎だけ引っこ抜くということですが、これがなかなかうまくいかない。球根まで抜けて来ちゃう。これはもう経験だそうです。球根を残すのは、球根を2年使うからだそうです。 上の写真のように、一番花が下についてしまうものや、茎がくるくるしたものも出てしまいます。これは冷蔵処理がうまくいかなかったりするとでてきてしまうそうです。こういったものは出荷はしません。ですが、実はお花の力はとても強いんだって。踊り丹頂などがあるくらいなので、踊りフリージアとして出荷があっても面白いんじゃないかなって少し思いました。 そして、はさみを使わない一番の理由は切り口からウイルスの侵入を防ぐ為。先にもいったように、フリージアは病気になりやすい植物。その多くが樹液感染の為、採花の際ははさみを使わないのだそうです。だから、一球1本しか取れません。 出荷は多いときで一日約6万5000本にもなります。そして選別をするのは奥様担当。 IMG_8355.JPG 選別機に入れる時に残った球根を取りながら花の状態をみて選別し、サイズを分ける選別機へと流していきます。 こちらも経験させていただきましたが、機械が意外と速い!奥様のようにはとてもじゃないけどできません。一人で一日1万本をこなすプロの力を肌で味わいました! IMG_8350.JPG ②フリージアへの思い。 IMG_8379.JPG 花びらはラメが入りキラキラ♪ 2代目智さんは先代の跡を継いで17~8年になります。山中さんは県などの組織には属せず、竜ケ崎花卉組合のみに属しています。組合は8件からなり、そのなかで一番若手になるのが山中さんです。メンバーの中にはで脱サラをしてフリージア生産をしている方もいるそうです!この方にも色々お話聞きたいなぁ! 話がそれました。 組合は竜ケ崎と名がつきますが範囲は広く、稲敷市の山中さんをはじめ、じつは私の住んでいる千葉県印西市にも組合員の方がいるそうです。組合員全員で、作付品種や細かいところまで話し合い、出荷期間である11月から4月上旬まで円滑に出荷できるようにしています。 段ボールを黒板にして詳しく図解までしてくれました。 IMG_8343.JPG フリージアは季咲と促成栽培で育てられています。。 季咲きとは簡単に言えば自然に近い環境で咲かせること。カタログ通りに咲くのはやっぱりこの方法。 でも、季咲きだと、需要のある12月や1月にはフリージアが間に合いません。そこで促成栽培の出番です。 ゴールデンウィーク明け位に球根を彫り上げたらすぐに30~35℃で約40日高温処理をして夏を体感させます。すると球根は夏だと勘違いして休眠から目覚めます。しかしながら、高温処理だけでは完全に目覚めてくれないので、さらに燻煙処理を一日5h×3日ほど行います。そうすることで完全に休眠打破します。 ここまでが球根会社のお仕事。そしてここからが生産者さんの出番。 7月に球根を購入しすぐに低温処理し冬を体感させ、花芽を作り出します。この低温処理の際のベースとなる温度や期間はその年ごとに異なり、組合員全員で話し合って決めるのだそうです。この低温処理が花の品質を決める一番大事なところで一番難しいところなのだそうです。 このように人工的に季節を早め、球根に季節を勘違いさせることで、冬場の出荷を可能にしています。 フリージアは年末に欠かせないお花ですが、本来は冬のお花じゃないんですね~!もう冬に出てくるのが当たり前になっていますが、その当たり前を作っているのは生産者さんの努力のたまものなんですね。 IMG_8386.JPG 19~20才のころからフリージアを育てているけど、ようやくフリージアのことがわかってきたと山中さんはおっしゃいます。うまくいったからと次の年も同じようにやると、不思議とフリージアたちは花の力がなくなってくるのだそうです。なので山中さんはいろいろ試しながら、より良い方法を常に探しています。 考えれば考える程、親父たちの凄さが分かってきた。目指すのは花の100%の力がでている季咲きの状態。そこを目指して一生やっていくんだと思う。とお話してくださいました。 そして、現在、フリージアはウイルスに弱い為、出荷品種は作りやすい品種に偏っているという事実も。しかしながら、もっとフリージアの品種を選んでもらいたい! 今出回っている八重咲きの品種は山中さんが導入したものも多くあります。まずは自分が挑戦し組合全体に広め、球根会社はもちろん、他県やお客さんとも連携をして、今後もどんどんフリージアを広めていきたい!と、力強くおっしゃっていました。 そして、山中さんはフリージアの後はひまわりとセッカケイトを作っていらっしゃいます。ここでなじみのある名前が!私のご近所生産者、大野重雄さんからセッカケイトウのタネをもらって作り始めたのだそうです。仕立ては大野さんのものと違いを出すために少し小ぶりに仕立てていらっしゃるそうです。夏も楽しみなネタができました♪ そして、講義とハウスを見せていただいた後、とんでもないご馳走を用意してくれていました! 釜で炊いたお赤飯! IMG_8393.JPG 豚汁~♪ IMG_8396.JPG 末っ子の娘さんが配ってくれました♪ IMG_8398.JPG イチゴにはコンデンスミルクよりあんこがお勧めです! IMG_8470.JPG 他にも、地産のお野菜で作った酢の物やお漬物、小豆を炊いたものやイチゴまで!ぜーーんぶおいしかったです♪新鮮なお野菜、これは農家さんならではの特権ですね♪ほんとにうらやましい!お土産も沢山頂いてしまい、恐縮です! 最後に集合写真♪ IMG_8406.JPG 本当にたくさんのお話と沢山ご馳走、ありがとうございました!私個人は家が近いので、宴会にはぜひとも参加させてくださ~い♪ジョークじゃなく、本当にいっちゃうのでご覚悟を!(苦笑) 頂いたフリージア、満開です!こんなにどっちゃり活けることなんて無いから美しさに圧倒されました! IMG_8467.JPGIMG_8413.JPGIMG_8421.JPG と、いうことで、長くなりましたが、 次回金曜日、店頭で竜ケ崎花卉組合さんのフリージアフェアを行います!蕾がつまって一列に並んだフリージアたちを定番品種から八重咲きや珍しい品種までご用意!ぜひとも足をとめて、キラキラ光る花たちをお手にとっていただければと思います!

2017年1月27日(金)

変わり咲きラナンキュラス

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今年も大人気です、変わり咲きのラナンキュラス♪ PONPONシリーズのオーロラです。 IMG_8326.JPG このクシュっとした感じと色の入り方がたまらない逸品です。 昨年、ラナンキュラスの生産者さんのお宅にお邪魔した時に聞いた話ですが、このPONPONシリーズはとにかく丈が短い。なので、時期によってはあまり長いもののご注文は対応が難しい場合があるのでお気をつけください。昨年もある程度の長さが出てきたのは2月中旬以降でした。 そして今年もきれいです、シャルロット! IMG_4341.JPG 大輪でラナンらしくないラナン。主役をはれる存在感の持ち主です。 シャルロットはオレンジや濃いピンクもあります。 これらの色は超希少品種!出てたら即買いですよぉ!写真は昨年のもの。私は7時出勤なので今年はまだ見ていません・・・。早い時間にはあったらしい。 IMG_4505.JPGIMG_4508.JPG ひらひら美しい。特に透明感のあるオレンジは昨年は問い合わせ多数でした。 こちらも特徴的なラナン、シストロン。 IMG_4513.JPG 発色のいいグリーンと赤が目を引きます。とても元気の出るカラーです♪ でもやっぱり落ち着くのはコロンとした普通咲のものかも。 今の季節は宮崎、長野、香川、長崎などのラナンキュラスが市場を彩ってくれていますが、私の家のご近所生産者さん、大野重雄さんもラナンキュラスそ出荷されています。千葉県なので出荷本番はこれからです。 この道をチャリで鼻歌うたいながら進んむと・・・ IMG_5179.JPG ラナンでいっぱいのハウスにつくの。 IMG_4623.JPG でも実は、いつも私がお邪魔するのは昼間。出荷の為に花が切られた後だったりするのであまり咲いているものはみあたらない(苦笑)。 これらのハウス写真、盗撮じゃないっすよ。大野さんははずがしがってご自身の写真は撮らせてくれないんです。「俺なんか撮んなくていいよ、花みてくれれば。」と。前へ出るべきはお花であって俺じゃないというのが大野さん。 IMG_4637.JPG いや~たまらんわい。 IMG_5218.JPG たまらんわい。 その大野さんが育てたラナンキュラスはいつも我が家を彩ってくれます。 IMG_5211.JPG 花のある空間、枯れかけた心が潤いますなぁ。

2017年1月23日(月)

ヒヤシンス:チャイナピンク<香りのお話。>

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ヒヤシンス:チャイナピンクです。 IMG_8281.JPG 見慣れた品種だけどヒヤシンスの中でもこれが一番好き。このぽってりしたピンク、大好き。 ヒヤシンスは我が家には欠かせないお花です。出始めはお高くて手が出ませんが、毎年出荷量が増える頃は、ほぼきらすことなく飾ってます。 だって~とてもいい香りなんだもの。 春は芳香のあるお花がいっぱいあってたまらなく楽しい。 ヒヤシンスでしょ。 スイートピーでしょ。 キルタンサスでしょ。 IMG_1461.JPG ツルバキアでしょ。 リューココリネでしょ。 フリージアでしょ。 水仙でしょ。 ライラックでしょ。 なんかもうでてくるでてくる。春のお花は他の季節の何倍も香りのあるお花が多いです。それもそのはず、春は花が一斉に咲く季節。花は咲いたら種を残す為に虫さんを香りで呼び寄せます。 そしてこいつらはとてつもなく相性がいい。春のお花を適当に頭だけ揃えてガバっと束ねれば素敵な花束になっちゃいます。おかしくなんて絶対にならない。 ↓リューココリネとチューリップの花束 IMG_2349.JPG 花はみて美しい、きれいだと思うだけでなく、香りも魅力の一つで、花は五感で楽しむことのできるものなんだとあらためて感じます。 香りを感じると「あれ。なんだかこのにおい嗅いだことがある。」と忘れていた記憶を思い出すんですよねぇ。お花を買った時やもらった時って、無意識に鼻をお花に近づけていませんか?それでクチャイ思いをすることもあるけれど、それもまたいい(?)思い出となって記憶に刻まれます。 「ん~、あちしにこの香りはキツイわ。」 IMG_2350.JPG 例えば、水仙の香りを感じると「そろそろ正月がくるな。」とか、校舎裏で告白してフラれたときにそばに金木犀がさいていれば、その甘い香りを嗅ぐたびに苦い思い出を思い出しちゃったり。 それに人生の節目を思い出すことだってできる。 ウェディングブーケに香りのある花が使われていたら、その香りをかぐたびに甘い結婚当初の気持ちを思い出し、旦那さんや奥さんにいつもより優しくなれるかもしれない♪ お花はそんな力も持っているんです。 自分の束ねたお花が人の記憶の一端になれればこんなに素敵なことはないですよね♪ でもまぁ、私がヒヤシンスを飾る理由は、芳香剤が嫌いだから(苦笑)。お花の香りは自然なので飽きないし、嫌にならない。お部屋をいい香りにするには、芳香剤よりやっぱりお花に限りますよぉ♪お花のそんな使い方もありだと思いませんか?ヒヤシンスをたった5本飾るだけで家じゅうがいい香りになるので猫のうんこ臭も気になりませんよぉ!んでもって季節感も味わえる!最高ですね♪ IMG_5383.JPG 「おいらのうんこ臭をかき消すとはおぬしもやりますな。」 香りのあるお花ついでに。 今週末、フリージアの一大産地の茨城県竜ケ崎のハウスにいってきます♪稀勢の里の優勝で地元竜ケ崎は大盛り上がりっぽい!2/3金曜日は店頭でその竜ケ崎のフリージアの(稀勢の里優勝おめでとう)フェアやっちゃいます!お相撲ファンは特に必見です!こうご期待♪

2017年1月20日(金)

カーネーション生産者 小山氏。

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凍てつく寒さが続いていますが、植え込みの河津桜の蕾はどんどん大きくなってきているようです。春までもう少し。 さて、まだ早いとお思いかもしれませんが、そろそろ母の日の準備に取り掛かる時期になりました。器やメインのアイテム、数量の予測を立てていきましょう♪ まずは、前年を思い出してみましょう。 前年は母の日がゴールデンウィーク直後ということもあって、GW中に里帰りして一緒に食事とか、一緒に旅行とかをする傾向がみられ、母の日当日はなかなか厳しかったという声を多く耳にしました。 今年は4/29(土)~5/1(月)、5/2(j火)と平日をはさみ、3日からまた祭日となり、7日(日)までがゴールデンウィークとなります。そして、その1週間後の5/14日曜日が母の日です。 今年はGWが終わってから母の日まで1週間、間が空くため、例年のように配送も含めた母の日ギフトの需要が増えるのではないでしょうか。昨年とは日取りがガラッと変わるので、早い段階からある程度の見込みを立てておくと焦らずに当日を迎えることができると思います。 これは私の主観なのですが、ムーンダストシリーズを使っていたお店を何件もみました。高いしなぁといつもは手が出ないムーンダストですが、昨年は場の雰囲気にのまれてムーンダストを購入してしまったほどです。でもムーンダストは外国産なんです。 やっぱり国産のカーネーションほど品質が高いものはありません。輪は大きく花びらにはラメが入り、茎はワックスが乗っていて強度もしっかりしています。切られてから店頭に出るまで長旅をしてきている外国産のものとは花持ちは比にもなりません。 IMG_0863.JPG 僕も好きだよ、カーネーション(気が付いたら遊び道具に・・・。) IMG_1636.JPG 今朝、茨城でカーネーションの生産をされている小山さんが市場にご来場されてましたので、さっそく今年の作付と母の日傾向を聞いてみました!(写真はハウスでの小山氏。) IMG_1387.JPG この前の西畠さんといい、小山さんといい、サムライヘアーはやってんのかな?ちなみに西畠さんのあのヘアースタイルは昔々、今のような事業を始める前に行きつけの美容師さんが「お前はサムライヘアーにした方が運気が上がる!」と言われてからすっとあのサムライヘアーだそうです。その美容師さんにぜひ会いたいわ~。 話がそれました。 小山氏の今年の作付はスタンダード品種が15品種、スプレー品種が10品種です。 今年から出荷をはじめた品種は、 ・コノハ・・・プラドミント系グリーン ・パープルスカイ・・・紫、濃いピンク系複色 ・ノビオパレット・・・黒、赤複色 ・ハッピーゴーレム・・・。白地に赤系の縁取り ・レモンミナミ・・・レモン色 そのほかに、 ・シベリア(白) ・エクセリア(赤) ・アップルティ(淡いオレンジ) ・キャロライン(濃いオレンジ) ・モモカ(ピンク) ・クレオーラ(ピンクベージュ) ・バイパーワイン(小豆色に濃い赤のサシ) ・アクティバ(黄色にピンクのサシ) ・サクラミナミ(淡いピンクにピンクのサシ) ・フェミニンミナミ(濃いめピンク) 以上が今年の作付品種となります。 毎年母の日には小山氏指定のご注文を頂いておりますが、小山氏は品質を維持するため母の日に重きをおいた出荷をしていません。つまり、母の日だからといって出荷量がものすごく増える産地さんではないんです。 ごひいきにされている方も多いと思いますので、小山氏のカーネーションを母の日に使いたいという方は、早すぎるかもしれないと思うくらい早い段階から見込みを出して抑えておいた方が無難です。 母の日の定番は赤ですが、最近はカーネーションもとてもきれいな色がい~っぱいあるので、母の日のギフトを考えるのもお店のカラーが出しやすいので楽しいんじゃないかな! そして、毎年気になるのが母の日の鉢物。 ここ数年、「万華鏡」という品種がアジサイのスター的存在でした。今年大森花卉では、万華鏡のように次のスターになるアジサイをご提案する予定です♪ぶっちゃけめっちゃかわいい品種です♪今話を詰めているところですので、そのお話はもう少し後に。お見逃しなく♪ さてさて、母の日に向けてのお話となりましたが、今はチューリップがとてもきれいです♪私の大好きなケープランドギフトも相変わらず素敵でした~♪ IMG_2180.JPG チューリップといい、ラナンといい、パンジーといい、春は大好きなお花がいっぱいでとても楽しいです♪

2017年1月18日(水)

プラントハンター西畠清順氏

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先日、JFMA(日本フローラルマーケティング協会)主催のセミナーに参加してきました。 気軽な気持ちで参加したセミナーでしたが、そうそうたるメンバーに圧巻されました。私、場違い? でも、どうしても参加したかったのは、プラントハンターの西畠清順さんの講演があったから!圧倒されっぱなしでした。 IMG_8262.JPG ★植物をいかす「生かす・活かす」★ 植物は人種や性別、年齢、そして国という枠をこえて世界で最も人類が共有しているもの。その事例はニュースや書籍、情熱大陸などメディアを通して知ってはいたけれど、ご本人の口からきくとまた違ったものでした。 私たちの切花産業は植物を切るので、植物を殺すところから始まる産業ではあるけれど、植物を活かすことのできる産業でもある。 たとえば、スペインでは大きくなりすぎたオリーブはほとんどが廃材になってしまうそうです。そんな直径10メートルはありそうな幹のオリーブはいまではオリーブで町おこしをしている小豆島のシンボルツリーになっています。 現地や人を活かすことができるのが植物だとおっしゃっていました。そういった植物のストーリーを何よりも大切にしている方です。 日本に需要のあるものを海外から輸入し、日本で需要のないものを海外へ輸出することでより植物を活かすことを実践している方でした。 ★巴投げ★ いろんな分野と掛け算ができるのが植物の魅力でもあると西畠さんはいいます。だって、植物の歴史は4億5万年前からあって、どんな産業の礎には必ず植物があるのだから。 そんな植物ですが、今の時代は企業が動かなければ植物は広まりません。 「植物は人を集めまっせ。」 「植物はいいPRになりまっせ。」 「植物はメディアを呼びニュースとしてとりあげられまっせ。」 「植物だって数字はとれるんでっせ。」 「植物がなきゃはじまらないでしょう!」 くさいと反対されれば、 「お前の〇〇のほうがくさいやろが!くさいのは人間と同じで植物の生理現象なんですよ」 などと、暴言ギリギリの言葉を用いてでも企業を口説き落とすプレゼン力に秀でているのが西畠さんなんだと思いました。植物の持っている力で説得もするけどデータや天然で攻め落とすのも植物を広めるための手段の一つ。あの風貌や話し方からは自由奔放そうに見えますが、かなり緻密な方です。 また、自分は卸であってアーティストでもなければデザイナーでもない。そういうのはプロに発注しどんなプロジェクトもコラボをするようにしている。そして、コラボレーションアピールをして「共存」していけることを伝えることを欠かさないといいます。 それは柔道の巴投げと一緒で、需要があってなりたち、相手の力で投げ飛ばす。それは双方にとってひとつの力となって世に投げ放たれるのです。なので、自分からは絶対に仕事はとりにいかないことも信念の一つだとおっしゃっていました。 巴投げが神髄。 ★「体験」ほど説得力のあるものはない★ どんなプロジェクトでも体験してもらうほど強烈に人の心に植物が植わるとおっしゃいます。一番説得力があると。それは今回の講演も同じだと思いました。本やメディアで知るよりも、西畠さんの話を生で体験するほど説得力のあるものはないと実感しました。 花や植物も同じで、実際に来ても触ってみてもらえれば植物の魅力は必ず伝わる。そういった植物の魅力に出会えるようなあらゆる植物事業を日々推進し、サポートしていくことを続けていきたいとのことです。 植物があるところに人は集まり、人を動かす力があるということを他業種を巻き込み、世に広めていっている方の言葉はたくさんのヒントをもらえた時間でした。また、公言されている通り、心の底から植物が大好きなことが伝わってきました。植物の魅力を最大限引き出すプレゼンは圧倒でした。 IMG_8264.JPG 私たちは産地さんが大切に育てた花や植物を依頼のあるお客様に届けている仕事を生業としていますが、その届ける花達のストーリーを伝える立場にあること、そしてその花がより輝くためにクライアントに届けることをもっと追究していけるのではないかとも思いましたし、私たちが表舞台にはでることはありませんが、そうやって届けた花たちがクライアントの手でより一層輝き、その花や植物たちがたくさんの人に見てもらえる仕事だということに誇りを持って、より多くの方々に植物を届けていければなと思いました。

2017年1月10日(火)

レア多肉、クリスタルプラント、エアープランツ入荷

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鉢物も本格的に入荷が始まりました。 今日はレア多肉、クリスタルプラント、ハシラサボテン、エアープランツの入荷がありました。 ↓マッソニア プスツラータ IMG_5409.JPG ↓花芽つき IMG_5426.JPG ↓ペペロミア グラベオレンス IMG_5410.JPG ↓フェネストラリア ロパロフィラ IMG_5411.JPG ↓セダム モシニアナム IMG_5414.JPG ↓もこもこです。これもセダムなんですねぇ。 IMG_5428.JPG ↓チタノプチスカルカレア 天女 IMG_5418.JPG ↓恐竜の肌みたいだ。みたことないけど。 IMG_5431.JPG ↓特美縞花 アルプカコンコルディアナ IMG_5420.JPG ↓ハート葉のディオアスコレア 亀甲竜 IMG_5422.JPG ↓仙宝 IMG_5440.JPG クリスタルプラント ハオルチア IMG_5445.JPG ↓棘で隠れてしまっているけど窓はしっかりあります♪ IMG_5449.JPG ↓ハオルチア ピカピカ窓 IMG_5444.JPG ↓どこが?と思いきやピカピカ窓でした! IMG_5457.JPG ↓エアープランツ セット売り Lサイズ(12入り) IMG_5464.JPG 他にもMサイズ(20入り)、Sサイズ(30入り)もあります。 ↓柱サボテンで壁になってます。サイズいろいろあります。 IMG_5463.JPG 他にもアガベ、ソテツ、その他観葉はもちろん、春の球根、ムスカリやヒヤシンスも取り揃えています。 IMG_5462.JPG お取り置き、ご注文、お問い合わせは担当高橋までご連絡ください。

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