みちくさ

2015年8月19日(水)

ヒマワリの季節

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高校野球も終盤を迎えた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 屋外ではヒマワリが燦然と咲き誇っていますが、まもなく切花での出荷は減少していく季節となりました。 弊社でも、今週末にとある小売さんの(今夏)ラストヒマワリフェアにご協力させて頂くことになりました。 そこでヒマワリのうんちくをちょこっと。 ご存知の方も多いかと思いますが、実は切花用にヒマワリが出回り始めたのは以外にも最近の事。1991年(平成3年)に種苗会社タキイが発表したサンリッチシリーズでした。 それまでヒマワリと言えば2mを超える見上げる大きなお花という事で、花業界で使われる事はあまりなかったのですが、タキイの方が、7~80cmの子供の目線で楽しめるお花にすることができないかと思いついたのがはじまり。昭和54年に育種改良がはじまり、およそ12年の改良期間を経て平成3年に晴れて市場に出回るようになりました。つまり、切花用に品種改良された初めてのヒマワリは日本生まれなんですねぇ♪ ちなみに「サンリッチ」とは「太陽(sun)に満ち溢れた(rich)お花」というのが名前の由来で、以降はフルーツに因んだ名前で新品種が発表されています。(サンリッチレモン、サンリッチマンゴーなど) また、当時、小ぶりのヒマワリはとても革新的で、それまでは大きすぎて需要がすくなかったヒマワリに光が当たり、それ以降は花業界では欠かせないお花となりました。 そして、最近ではヒマワリに情熱を注いだ画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホにささげる花として命名されたヴィンセントシリーズといった上を向いて咲くヒマワリがサカタのタネより登場しました。 一概にヒマワリといえど、小ぶりの品種を思い付いたきっかけが「子供目線のお花」というのが素敵ですよね♪ 元気いっぱいの希望に満ち溢れたお花、ヒマワリを是非とも夏の間お楽しみ頂ければと思います! IMG_2180.JPG

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