花粉が吹いてまっしろな花びらが汚れてしまうということがよくありますよね。ユリの花粉は洋服に着いたりするとなかなか落ちなくて、クレームの対象になったりすることもしばしば。
そんな悩みを解消するユリさんができました~
こちら↓オリエンタルリリー「オカヤマ」。
いちおう花粉らしきものはあるのですが・・・
この花粉、ふいてないんです!手でさわってもよごれません!
(みんな試したかったのか、私が見た時点でほとんど取り除かれてしまっていて、残っている花粉の房が数個でした。花粉の房がないわけではありません。)
ユリは花粉を取り除いてしまうと、花びらが汚れる心配はなくなるのですが、花姿としてちょっと物足りなさがあったりします。でもこのユリは花粉がふかないので、「ユリは花粉があってなんぼ!」という方にもおススメです♪
また、受粉すると花の役目が終わって花が終わるという理屈から考えると、花粉がふかないということは、持ちもよいということかしら。ただ今観察中のため、どのくらいきれいな姿をたもったかは、また後程ご報告させて頂きます。
ちなみにオリエンタルユリは都市の名前がお花の名前になることがよくあります。シベリア、モスクワ、ルレーブなんかもそう。このオカヤマもオランダで作られた品種らしいのですが、日本の地名からつけられたらしいです。オランダ人は都市や川、山の名前をお花の名前にすることが好きなんだそうです。でもなんでオカヤマ?ちなみに出荷しているのはニイガタ(アラカワ)です。
そして、この無花粉ユリはこのオカヤマだけでなくピンクもあるそうです。名前は現時点ではわかりません、入荷したらご紹介します。
でもわたし、あのもふもふぷにぷにの花粉の房を「すぽっ」と取り除くのが好きだったりする。この固い花粉じゃ気持ちよくな~い(泣)。
忘れるところでした、告知です!
次回金曜日は津南フェアです。ユリを始めリンドウ咲のカンパニュラやアストランティア、芍薬など展示&販売致します。生産者さんもご来場予定です!ぜひ、お立ち寄りください♪

