みちくさ

2017年8月2日(水)

世界初!無花粉タイプのトルコキキョウ

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今までも無花粉タイプのガーベラ「フルーツケーキシリーズ」や無花粉タイプのオリエンタルユリなどいろいろご紹介してきましたが、今回は無花粉タイプのトルコキキョウをご紹介!なんと、世界初だそうです♪セリ場2階で展示されていました。
日本の種苗会社「サカタのタネ」さんが発表しました。
だからこの看板?
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一重パステルの紫とピンク、そして一重白の3品種が展示されていました。まだ名前はないそうです。
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一見、ひこ星ですが、これが無花粉タイプのトルコキキョウです。
従来品との違いがわかりますか?
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↑これは従来のトルコキキョウ(セシルブルー)ですが、めしべの下におしべがあり花粉が吹いて花弁に付着しています。
つまり、一枚目の無花粉タイプのトルコキキョウは花粉がふく「おしべ」がないんですねぇ。なので花粉も吹かないので輸送中などに花弁が花粉で汚れるリスクもなく、受粉しないので花持ちも従来のものより良くなるということです。
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↓白:一重
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花粉が花弁についていないので白い花弁がよりいっそうきれいにみえます。
白の花弁の先に色がある、いわゆるパステル系のトルコは昔から定番中の定番で、八重大輪が当たり前となった昨今では「やぼったい」「古くさい」という印象も最近ではあるようですが、このように和のテイストで飾るととても凛として見えますね♪夏ハゼとの相性がぴったりですね♪
↓おり姫のようなパステルピンク:一重。
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ただでさえ長持ちするトルコキキョウ、無花粉だといったいどれくらい楽しめちゃうんでしょう(笑)。正花園のトルコキキョウを7月1日に買って帰ったのですが、うちでまだ咲いていますよ、ほんと。孫芽が咲きだしました。さっすが正花園のトルコキキョウ♪
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買ったとき、孫芽は緑色でしたが、1番花ほど濃くはありませんがちゃんと色づきました。つぼみぜーーんぶ咲いた♪
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話はそれましたが、無花粉で八重咲きや大輪などが今後発表されるということがあるかもしれませんね♪
と、いうことでトルコキキョウは革新のときを迎えているのかもしれません♪
はい、そして最後は今日かわいいなぁとおもったお花です★
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いや~ん、めっちゃきれいや~ん♪♪♪
なんだかわからないって?これならどう?
透明感のあるストライプがきれいでしょう♪
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御存知パイナップルリリーのストライプです!
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形が特徴的なパイナップルリリーですが、お花もよく見ると透け感があって涼しげでとてもかわいいです♪
ではではまた次回!

2017年7月23日(日)

大野さん定期便開始♪

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またまた大野さんの圃場にお邪魔しました。
時間を作ってくれる大野さんにはとても申し訳ないけど、私にとってとてもストレス解消になっている圃場散策。
お邪魔した日は太陽はぎらぎらして汗も滴り、蚊にも刺されるけれど、それでもここにきて生き生きとのびのびと育っている花々を見ると心が穏やかになります。
この間は植えられていなかったコスモスの双葉がぴょこぴょこと顔を出していました。
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さて、またもや大野さんの圃場にお邪魔したのは、単なる私のストレス解消だけでなく、もっと大きな理由がありました。
いつもお世話になっている大野さんですが、このたび大森花卉では、大野さん完全セレクトの定期便をお願いすることになったんです。挨拶に上司ともどもお邪魔させていただきました。
「内容はホントに大野さんのお任せです!何でもど~んとお願いします!」ってことで始まった初日、なんとセリが始まる前に完売してしまいました。
お花を実際に見た品だしスタッフに聞いてみたところ、とんでもなくいい品物ばかりだったとのこと。なんてこった、完売はうれしいけど見てみてみたかったなぁ!
ってなことで圃場で見てきました♪
これがうわさの氷河。すごいボリュームでうちにあるスリーブじゃとてもじゃないけど入らないということだったけど・・・。
うん、はいらないわ、これは。
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1枝でこれ。
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枝分かれしまくってます。これは5本束でも、とてもボリューミー♪
これはまだ若く緑が多い状態。もっと葉が白くなるのを待ってから出荷します。
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でも葉がきれいに白くなるのを待っている間に、真ん中の小さな花が茶色くなってきてしまうそうです。葉がメインの商材といえど、そうなると見た目が悪いので出荷しません。
石化ケイトウも続々と小さな花芽をつけていました。
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これはきれいに育つ候補。小さいけど形がしっかりとしています。あとは台風やゲリラ豪雨に負けなで育ってほしいと願うばかりです。
こんなものも。
↓西洋ミズキ
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変な色のサンゴミズキとのこと。変な色?
サンゴミズキは葉も花も、芽も落とされて出荷されるので、葉がついているものを見ることはほとんどないので、正直はじめはぴんときませんでした。
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花や葉もきれいじゃないか。なんで落としてしまうんだろ?やっぱり持ちがそんなに良くないのかな。どんな変な色で出荷されるのかな。冬が楽しみです。
と、いうような感じで毎週月曜日と金曜日に大野定期便が到着いたします。その時期にいいものをプロの目線で判断して出荷してくれます。
到着しだい、店頭に並びますのでぜひぜひ、今日は何が入っているかなぁとお立ち寄りいただければとおもいます。だいたい午前4時前後に店舗にコーナーを作ってまとめてだして、ものの1時間くらいで完売してしまいますです♪おはやめにどーぞ!
今後のラインナップ予定ですが、大きなヒマワリ(サンリッチオレンジ)やヒメヒマワリの旭は出荷がまもなく終了し、セッカケイトやクルメ、そしてエゾ系アスターのパステルミックスがメインとなってきます。アスターは来週くらいで終わってしまうかもしれません。
ぜひぜひ、大森花卉ならではの大野重雄のシーズンズセレクションを御堪能いただければとおもいます♪

2017年7月16日(日)

7月の大野さんち訪問

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東京盆、猛烈な暑さとなっています。
お墓参りに行く皆さん、ご自分が迎えられないように気をつけてくださいねっ!
さて、金曜日仕事終わってから大野重雄さんの圃場に行ってきました。圃場はさえぎるものがないのでとんでもない暑さでした。日差しが強いので写真もちゃんと撮れているのかわかんないし、暑いしで記憶がかなり飛んでおります(苦笑)。
飛んでしまった記憶のかけらを拾い集めながら夏真っ盛りの圃場をご紹介していきたいとおもいます。
大野重雄さんは千葉県印西市で草花中心に生産されています。冬から春にはラナンキュラス、夏はヒマワリや石化ケイトウ類を手がけ、その他草花も多く生産されています。今までもジニア等で賞を何度も受賞されている草花生産の第一人者です。
そんな大野さんがこの季節出荷しているのはヒマワリやケイトウ類。小輪化が進んできている中で、とんでもなく大きなヒマワリと石化ケイトウを出荷しています。
そんなヒマワリも終盤を迎えていました。
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多産地でヒマワリを大きく育てるのは比較的簡単!ということを聞きましたが、単に大きく育てるのは簡単かもしれませんが、大きくなればなるほど茎は柔らかくなり腐りやすく持ちの悪いヒマワリになります。しかしながら大野さんの大きなヒマワリは茎がとても硬かったです。なので使ったことのある方はご使命で注文されるのでしょう。
今最盛期を迎えていたのがヒメヒマワリの旭です。
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太陽の下で見るヒマワリはきらきらして本当にきれいでした。今年は雨不足の影響で背丈がなかなか伸びず50~60cm前後の出荷が多い中、大野さんは80cm前後を出荷している数少ない生産地になります。
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圃場は一箇所ではなく、いろんなところに点在していて色んなところで旭が育っているのですが、おもしろいことに、ここの畑では丈が伸びない、こっちは順調!といったように同じ品種でも生育に差が出てくるのだそうです。
選別は花首がしっかりしているものを出荷します。こちらの旭ももうまもなくで出荷が終了するとのことです。
そして、おなじく出荷最盛期を迎えているのはケイトウ類。まずは大野さんいわく普通のケイトウ(笑)
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皆さんも経験があるかとおもいますが特にアーリーローズは花頭が割れやすい特性があるらしく、普通のケイトウとはいえ育てるのはなかなか手ごわそうでした。
これらはMIX束で出荷もしています。一色で50本も100本も使いきれない方にはうれしいMIX束。でもね、やっぱり手間はそれなりにかかるのでちょっとめんどくさいっておっしゃっていましたが、必要としてくれる方がいるのだからがんばんねぇとなと苦笑いされていました。
そしてまもなく出荷が始まるのが石化ケイトウです。
↓オレンジ
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↓ローズピンク
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↓ライトピンク
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↓グリーン
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基本はこの4色ですが、こちらも単色だけでなくMIX束でも出荷しています。これはまだ成長過程。もーーっと大きくなってから出荷!と、いうのもこれくらいの大きさのものは他からも出荷があるので、おなじもの出しても仕方ない、自分は大きいの!と差別化しています。茨城の山中さんも石化を出荷していますが、実は種を大野さんにもらったんだーと以前お伺いしたときにおっしゃっていました。
大野さんは御自分で種を取って次の年に咲かせて出荷しています。しかしながら、この石化ケイトウはおなじ色が出るとは限らない曲者。オレンジ巻いたのに黄色が咲いちゃったなんてことはざらなのだそうです。
ハウスでも栽培していますが路地がメインになるので花首のしっかりしたものに育ちます。だけど天候しだいなところも。台風やゲリラなんかはやだなぁとおっしゃっていました。コンスタントに雨降ってほしいなって。今年のように雨が少ないと軽トラ出動!
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先もいいましたが、圃場が点在しているのでこれで水まいて回ります。消防団に加盟している跡取り28歳の息子さんの腕の見せ所です!名前聞いたけど息子と呼んでとのことなので、これからも息子君と呼ばせていただきます。
さて、他にもいろいろみせていただきました。
↓カシス 今年はじめて出荷しました。現在は出荷終了してます。実食べさせてもらいましたがすっぱかった!来年は葉をメインにするか実つきでだすか悩んでいらっしゃいました。私は断然、葉メイン派です!
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↓こちらも出荷終了したベッチーズブルー。花はきれいでも葉が汚いと出荷しません。花粉がふいても出荷しません。
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花首がしっかりしたものを選んできっています。
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↓こちらも出荷終了のグリーンミスト。今年はじめて出荷していました。
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1本のボリュームがものすごいかった!
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初めてだったので、大きくなりすぎて風で倒れてしまったとのこと。来年はネットかけるそうです。これはとても反響がよかったため来年も作ります!
おなじく初めて作ったものでナズナやユーフォルビアの氷河なども出荷終了してますがつくっていらっしゃいました。
けっこう新しいものにも挑戦していらっしゃいます。と、いうのも息子さんの影響も大きいのかな。氷河やヒマワリ新品種などは息子君が手がけていて、大野さんはノータッチだそうです。
これを作っている人は他にはいないとおもうというのがこれ。
↓タチアオイです。八重品種を切花で出荷しています。
3年前くらいから出荷していますが、毎年苦労させられる子だそうです。株を冬越しさせるのがなかなか難しいらしい。株元に新しい芽が出ていたので無事育ってくれればとおっしゃっていました。今年は出荷終了です。
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そして、忘れちゃならないのがコスモスです。
毎年背丈の高いコスモスを出荷してくれていますが、もちろん今年も出荷予定です。まだ種まき前だったので存在を忘れそうになりましたが、この土日で種まきし、9月ごろを見込んでいます。
そして、まもなく出荷がはじまるのがエゾ系アスターです。
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早い子がもう花を咲かせてましたが、もう少し背丈が伸びてから採花します。
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背丈を出すために水を与えていました。こちらは井戸があるのでこの方法で水を与えます。暑かったので私も浴びたかったです!
そしてもう少しさきですが秋冬にはコニファーのブルーアイスを出荷する予定です!
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これはあっちこっちの圃場に植えられていました。まだ作り始めて3年くらいですが昨年は好評だったので今年も60cm前後で出荷してくれるとのことです。
枝ものや葉物もちょいちょいつくられてる大野さんですが、コニファーはずいぶん前から興味をもっていたのだとか。これを機に種類が増えるとうれしいなぁ!でもブルーバードは蒸れるからやだといわれてしまいました(苦笑)
こんな感じで約2時間ほど炎天下の中お相手をしていただきました。いやーーー暑かった!!!家からチャリンコで向かおうとおもっていたのですが、「死ぬよ」といわれ迎えに来てくださったり、帰りがけには同級生が営んでらっしゃるといういきつけの焼き鳥屋さんでお酒を飲みながらお話もできてとても楽しかったです。
お互い、いろいろ愚痴こぼしてしまいましたね(苦笑)。これはオフレコ。
息子君も同席してくれました。いままでね、なかなか姿をみせてくれなかったんですよ、息子君。やっとちゃんとお話できました。ノリがいいけどまじめな若者!絶賛嫁さん募集中と大野さんが言っているのを横で苦笑いしていました。自分で見つけるっての、父は余計なこと言わないの!
ってなかんじで、親戚のおじさんとお話しているような感じで地元愛の全くない私ですが大野さんのおかげで寝に帰るだけの印西がすこし居心地のいい場所になってきました。
なかなか職場での立場上、機会も少なく色んな産地に出向けるわけではないけど、できればお店に来るお花がどのように育てられているのか、どんな人たちに育てられているのかを自分目で見て感じて教えてもらってお客様にオススメしていきたいなと、改めておもいました。
↓こっそりあったアジサイ!
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こういうのもいかないと見つけられないしね♪
まだ様子見とのことですが秋色にきれいになったら出荷するかもかも!?
大野さん、このたびは、炎天下の中約半日もお付き合いいただきありがとうございました!
これを読んでくれる皆さん、これから石化ケイト、アスター、コスモスと目白押しでございます!ぜひぜひお手にとってその品質をお確かめくださいね~
あ、でも注文メインでセリにはほとんどでないので御注意を・・・。

2017年7月14日(金)

FAJマルシェ<赤城M’sローズ>

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今日は恒例となったFAJマルシェでした♪
市場が買参人だけでなく生産者さんもわんさか集まるお祭りです!
大森花卉は群馬県の赤城M’sローズさん(以下赤城さん)のアヴァランチェ!もうアヴァランチェオンリーです!!!
今週は気温も上がりセリでもバラがなかなか苦戦していたのでどうなることかとおもいましたが、無事、午前8時ごろ完売御礼となりました!足をとめてくださった皆様、手にとって下さった皆様、どうもありがとうございました!
↓右が赤城M’Sローズのくりはらさん、左がFAJの古川君です。
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お二人ともとても素敵な笑顔でお客様と接していらっしゃいました。暑い中、ご苦労様でした!いいね、若い二人!おばちゃんの出る幕無しでした。
さて、今回おすすめしたのは「バラ」ではなく「アヴァランチェ」!
と、いうのも赤城M’sローズさんはアヴァランチェに特化した産地さんなんです。群馬県の赤城山の麓、焼く600mの高冷地で高品質なバラを周年栽培している評価の高い産地さんです。
白バラのアヴァランチェに特化しこだわりを持って生産しています。いつでも安心して注文いただけるようにと安定生産をされているので、私たち中卸としても安心して頼める産地さんのひとつでもあります。夏場でもしっかりとボリュームのあるアヴァランチェといわれれば「赤城M’sローズ」です!
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ちなみに赤城M’sローズの「M’s」っていうのは
バラにとって環境のいい赤城山(MOUNTAIN)標高600mにおいて、水、空気、風、湿度など赤城の恵み(MEGUMI)を受け、より以上(MORE)の品質、生産を目指しまじめ((MAJIME)に真心(MAGOKORO)をこめて赤城M’sローズと名づけたそうです♪
本日は三宅氏も御来場されており、熱心にお客様と情報交換されていました。赤城さんはアヴァランチェに特化している産地さんですが、面白いのが染めたアヴァランチェも出荷されているところです。
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正直、難しいのを持っていらっしゃったなとおもいました。
という心配はよそに、この染め達が白より早く嫁へいきました!
そういえばお花屋さんに聞いたことがあったのですが、最近はアイドルやアニメフェアなどで花を贈る際にキャラのイメージカラーを求められることも多く意外にこういった染めものが必要だったりするとのこと。ないときは御自分でスプレーかけちゃうよっていうお話を聞いたことがあります。
しかも、アニメに関していえば日本人だけでなく海外の方もイベントがあれば続々来日するそうで、会場は想像を絶する人数になるらしいです。もういまやアニメ大国なんですね、日本は!新しいターゲットの登場ということです!
今年の母の日にも染めたレインボーカーネの御注文が殺到したことからも、染物の需要は意外にあるみたいですね。
もし。そういったこんな色が必要!という声にはがんばって対応していきたいので御相談いただければと三宅さんはおっしゃってくれました。なので、困ったときはぜひ、御相談くださいね♪
話は少し脱線しましたが、赤城さんは実はアヴァランチェだけでなくブラックティも少量ですがもっていらっしゃいます。また、今後は生産面積も増やし、段階的にスイートアヴァランチェも作る見込みとのこと。楽しみです!
今後もぜひぜひ赤城M’sローズのアヴァランチェをよろしくお願いいたします♪

2017年7月11日(火)

お盆のあれこれ。

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まもなく東京盆入りです。
ところでお盆とお彼岸の違いを御存知ですか?
お盆もお彼岸も故人を偲んでお墓参りをする日ですね。じゃあ何が違うのかというと、諸説ありますが、簡単に言っちゃえば故人が現世に帰ってくるかこないかの違いなんです。
現世に帰ってくるのが「お盆」。
なので迎え火をして御先祖様を迎え、送り火をしてお見送ります。
じゃあ「お彼岸」は?
「彼岸」とは「むこう岸」、いわゆる極楽浄土のことをさします。極楽浄土は西方十万億土にあると言われています。
なので、太陽が真東からのぼり真西に沈む春分の日と秋分の日は極楽浄土の位置がハッキリと解かる日なんです。だからお彼岸は年に2回あります。
はじめは浄土宗の人たちだけの信仰でしたが、あまりにも戦乱が長く続くため、現世で報われないのならせめて死んでから此岸(この世)から彼岸(極楽浄土)へ行けるようにと春分の日と秋分の日に行いを慎み西方に向かって願う事が人々の間で広まりました。これが「お彼岸」の始まり。なので、ご先祖様は帰ってこないというわけです。
現在では、彼岸にいるご先祖様の供養をと、お墓詣りするのが習慣となりました。
話は戻って、今目の前にせまっているのは「お盆」です。
一般的に7月15日は東京盆、8月15日は東京以外でのお盆となります。
そしてここでも疑問が。何で東京だけ7月なんだろう。
伝統的には旧暦の7月15日に当たる中元節の日に行われていましたが、現在は地域によって異なっています。8月15日(月遅れの盆)を中心として行うところが多いですが、東京など関東圏の一部では7月15日を中心に行われています。
東京と地方とで盆の時期をずらすことで、縁者一同が集まりやすくなり、皆でゆっくり先祖の供養をするために、このような形が定着したといわれています。農作業が忙しい時期を避けるために、東京と地方とで盆の時期がずれたとする説も。お盆の最初の13日を「迎え盆(お盆の入り)」、最後の16日を「送り盆(お盆の明け)」といいます。
また、お盆でお供えするお花は一般的に菊。この季節に長持ちするお花というだけではなく、古来より天皇家や著名人がこよなく愛し、家紋などにも使われている由緒正しいお花で国の象徴でもあるお花です。
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また、鬼灯は字面やその姿からも想像できるとおり、迎え火や送り火の代わりとして飾られるようになったといわれています。
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そして蓮の花や葉は仏様を象徴するお花です。
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ついでにいうと、各地で夏場に花火大会が多いのも、はじめは疫病で死んでいった人たちを供養するために行われたのが始まりといわれています。夏場はものが腐りやすいですから、冷蔵庫などがない時代には夏場に食中毒や疫病のどで亡くなる方も多かったそうです。
東日本大震災の年も故人を偲んで東北沿岸では次々と花火が打ち上げられたというニュースもありました。
夏場に怪談やおばけの話がよくでるのも、故人が一斉にきゅうりの馬に乗ってあの世からこの世へきているので霊感の強い人にはそれがみえるのかもしれませんね。
と、いうことで。
今の自分があるのもご先祖さまあってのこと。自分のルーツでもある御先祖様と大切な故人を偲びましょう。いつか、自分たちも極楽浄土へ行けるようにと日々の行いを改めながら・・・。

2017年7月10日(月)

オータムカラー

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早いもので7月も中旬にさしかかろうとしています。
「もう半年たってしまった」とおもうのか、「まだ半年しかたっていない」とおもうのか、皆さんはどちらでしょう。私は夏の雰囲気が好きなので待ち遠しかった夏ですが、過ぎ去ってしまうのもあっという間なので、この蒸し暑さを存分に楽しみたいとおもいます♪
さて、そんな夏をすっ飛ばして秋の雰囲気のお花の入荷が!
↓ヒペリカム紅葉(!)
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もう紅葉したヒペリカムが出荷されました~
もう紅葉してる!!!!!
秋に出回る全体が赤いものではなく、先っぽが赤く色づいている程度ですがこのくらいの色味が素敵だなぁとおもいました。花もついているし、実もついていて、葉も緑と赤のコントラストがとてもきれい。
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たぶん、普通に育てているものではなんだろうな。なんか特別な方法があるんだろうな。
と、おもいきや、偶然の産物なのだそうです!
やっぱり本来の紅葉は9月ごろ。なので、今の時期に紅葉ヒペリカムを見かけたからといっていつでも手に入るかというとそうはいきません。
偶然の産物のため、切れたときだけの出荷ですので注文対応などは難しいものなんです。でも、このくらいの色味がやっぱり好きかも。(しつこい)
↓赤い実。
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↓黄色い若い実。
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↓お花もまだついている。
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季節を飛び越してしまいましたが、紅葉ヒペリカムの登場で今日はオータムカラーが素敵に見えてしまいました。
↓正花園 ブラウンエンブレム
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小輪のリシアンサス。しつこいけど孫芽まで咲きます♪
↓エチナセア
ポンポン咲きのギザ弁のエチナセアです。エチナセアには見えませんね~
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暑苦しい色ととるか、先取りととるかはあなた次第・・・(苦笑)

2017年7月9日(日)

律儀な花 <リンドウ>JA秋田白神

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今日も東京は35℃だって~!!
通勤だけで汗だくです。
さて、七夕★も終わりこの暑さがきたということはお盆!
が!始まります!
今週より東京盆の仕入れが強化されてくることともいます。
今回は鬼灯の入荷が少ないとのことです。
また、ミソハギは前進開花しているものの出荷はきっちりありそうです。しかしながら散る商材でもあるので仕入れ日にはお気をつけください。
今日はお盆に欠かせないお花のひとつ、リンドウをご紹介したいともいます。
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今回オススメするはJAあきた白神の「あきたの空」。
リンドウといえば安代のリンドウが主力産地になってくるかとはおもいますが他にも結構いいリンドウはあるんですよぉ♪
白神山地の冷涼な気候で育ったリンドウがいよいよ初出荷です。8月のお盆に向けて数量ピークとなる見込みです。
なぜ、リンドウが律儀なお花なのかというと、じつは晴れた日にしか咲かないという性質があるんです。曇りや雨、夜の間はさかず、太陽の光を浴びているときだけ咲くというなんとも律儀でまじめなお花なんです。
とはいっても、咲くといっても多少花の口が開く程度なのがリンドウ。
開いてもこんなもん。↓↓↓
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リンドウを良く知らない一般の方から「咲かなかった」というクレームがあることも。私たち花業界の人間にとって当たり前のことでも、一般の方は知らないということも結構あるので販売の際には一言添えてあげるといいかもしれません。
また、どうしてもかぱっと咲いてほしい!という方には8月ころから出荷が始まるササリンドウを♪ササリンドウの系統種は花の口が星型に開きます★葉も細めで色づいていることもあるので野生的な印象が強いリンドウです。
また、リンドウは青だけでなくかわいらしいパステルカラーやピンク、はたまたレッドのもあったりして結構楽しかったりします。
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お盆でよく使われるお花だけど、段々に花がついているので節で折って短くしたりして普段使いで飾っても可愛いお花ですよぉ~

2017年7月7日(金)

<カシス>北海道 美唄

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梅雨明けたんじゃない?
え?まだなの?だってすごく夏だけどっ!!!
こう暑いとお花の持ちがとても気になるところですね。
そこで大活躍してもらいたいのがグリーン。
瑞々しいグリーンはお花を引き立ててくれるだけでなく空間も埋めてくれる名脇役!あわせるグリーンひとつでお花の印象がガラッと変わってしまうといっても過言ではありません。
そこで、めっちゃオススメなのがこれです!
カシスです♪
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葉の形はキイチゴやフサスグリのように星型で切込みが入った鮮やかな緑。質感はツルツルでななくザラッとした感じです。そうですね、フサスグリの葉がでっかくなった感じ。
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仕立てもフサスグリのような感じ。
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なぜこれがオススメなのかというと、キイチゴのベビーハンズをこの季節よく使うかとおもうのですが、キイチゴの困るところは葉が割りとすぐに黄色くなってしまうこと。
形や質感はとっても夏っぽくて可愛いのに、すぐに黄色くなってしまうのかとおもうと使い道がかぎられてきてしまいますが、なんとこのカシスは葉が黄色くなりづらいんです♪枝の下のほうが木化しているものもあり、そういったものの方が持ちが格段にいいらしい。
かるく1ヶ月くらいは緑がきれいなんだって。
大田の友達が5月に青森から入荷した実のついたカシスをデスクに飾っていたものをまだ飾っているっていってました。青かった実が黒くなって、でも落ちないからまだ捨てられないって。じつは青森は日本でのカシスの出荷量が一番多い県だそうです。青森のカシスは実つきで出荷されているので、葉は写真の美唄のものに比べると小さいといってました。
↓すてられないカシス(笑)。わざわざみせてくれました♪
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しかしながら、青森の産地さんの出荷は「実」つきのため出荷終了。これからは北海道の美唄が主力産地となります。こちらは葉がメインの仕立てになっていてFAJからの出荷になります。
以前、美唄のアナベルとスモークツリーに感動して勢いで北海道まで圃場を見に行ったことがありますが、もしかしたらそこのおじさんが出荷しているのかなぁ♪元気かなぁ!めちゃめちゃいいところだったなぁ。
と、いうことでこの夏大活躍してくれること間違いなしのカシスは来週からセリ場2階にて展示される北海道フェアの中でひまわりやHBチースにうもれて(笑)展示されています。ぜひぜひご覧ください♪

2017年7月3日(月)

植中毒・多肉女子

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プライベートで植物専門のSNSをやっているのですが、そこでよく耳にする言葉が「植中毒」という言葉と「多肉女子」という言葉。
「多肉女子」。
なんでも「女子」って言葉をつける風潮があるからといって・・・。
わかるわ~♪多肉可愛いもん♪
しかも、女子に限らず、植物好きは変態さんが多い!本当に植物が好きなんだということが伝わってくるマニアっぷり。植物変態と呼ばれることを誇らしくおもっているやつらがSNSにはいっぱいいます。
猛烈な品種数を持つ人、数品種をこよなく愛して毎日その生長と表情をupする人、寄せ植えしている人、空き缶をリメイクして器まで作ってしまう人などなど、想像以上の植物好きの多さに驚きます。しかも、それがこの業界人ではなく、一般の人たちだっていうのもまたうれしいこと。
私なんかは、セダムひとつとってもMIXで入荷があると名前さえわからないものがたくさんありますが、写真とってSNS仲間に聞いてしまえば数分で返信がくるという心強さ。
特に多肉植物にマニアが多いのはなんといってもその見た目の個性や可愛さ、そして品種の多さでしょう。なのでコレクターが多い。
「多肉」と一言で言ってしまうことが多いですが、エケベリア、カランコエ、アロエ、サボテン、ユーフォルビア、コーデックス、ハオルチア、センペルビューム、セネキオなどもひとえに多肉植物とよばれているわけで、セダムひとつとっても約500品種あるといわれています。もう膨大~!楽しくてたまりませんね♪
と、いうことで本日はセダムちゃんを♪
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ミックスで比較的手に入れやすい品種のミックスでしたが、ちまちまかわいい~♪
↓名前はついていませんでしたがリトルミッシーだとおもいます。柔らかな色のセダムでほんのりピンクがかわいらしい。
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↓左がたぶんパープルヘイズ、右上が覆輪丸葉万年草、右下はなんだっけ?
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子持ち蓮華も子がビロンビロンしていましたよ
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実は、市場の入り口の植え込みも今は多肉植物なんですよ~
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↑恋心かしら?このぷにぷに大好きです♪私もベランダ出るたび触ってしまいます。んで、ぽろっと壊れてしまう・・・。
赤いドラゴンズブラッドも素敵です。
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んなわけで、みなさんも多肉女子、植中毒者になってみませんか?

2017年7月2日(日)

正花園 パープルエンブレム3

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トルコキキョウって本当にいろいろある。
注文書みてても備考に「ブリブリフリフリ」っていう指定が書いてあったりするのがおもしろい。
しばらく前から巨大輪が流行し最近では巨大輪が一般的になってきているトルコキキョウ。かえって小輪や一重咲きのほうが珍しくなっている気がしなくもない今日この頃。
この季節、出荷が始まる千葉県の正花園さんのトルコキキョウは、巨大輪まっしぐらのトルコキキョウ業界に新鮮な風を運んでくれる品種がたくさんあります。
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↑パープルエンブレム3
直径4cmほどの小輪八重咲きのトルコキキョウです。
正花園さんは大手種苗会社も訪れる世界的にとても有名なトルコキキョウの育種家さんでもあります。
そんな正花園さんの出荷してくれるトルコキキョウは巨大輪ではなくこのように小輪で茎が細くとても風情のある品種がたくさんあるのも特徴的です。
茎はとても細いですがとしなやかでとても強く、3番花まで咲かせてくれるエネルギーを持っています。1本につき約5~6輪前後の花が咲いて出荷されますが、ちいさな蕾までほぼ全部咲くので最終的には20輪前後も楽しむことができるのです!
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↑なんとこれで2本!
淡い紫の花は蕾が咲いたもので、これからグリーンの蕾が次々と咲いてきます。なんとなく一重より八重のほうが花持ちがよさそうにおもえますが、正花園のトルコキキョウは一重だろうととても長く楽しめます。以前買って帰ったときには最後の花が終わるまで1ヶ月以上楽しめました。
通年出回っているトルコキキョウですが、日本での旬はまさに今で、6月から8月が一番美しい季節になります。
あえてたとえるなら、日本らしい奥ゆかしい印象の正花園のトルコキキョウはこの梅雨空さえも印象的に彩ってくれるお花だとおもいます。
一重も多く出荷してくれているのですが、これらも透明感があってとても美しい。本当に美しい。もちろん、巨大輪八重咲きも素敵ですが、旬の今だからこそ初心に戻って一重の小輪なんかを楽しんでみてはいかがでしょうか♪
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↑正花園 ブルースターピンク
この状態で2~3週間たってますがまだきれい♪一緒にいけたミスカンのほうがもう黄色くなってきてるっていう(笑)。

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