みちくさ

2017年11月5日(日)

渡会マム品種ご紹介

Category,

先週金曜日に行われた渡会マムフェアはいかがでしたでしょうか? 今年は朝7時には完売でした~! お買い上げいただいた皆様ありがとうございます♪コレを機に今後も渡会マムをぜひともお使いいただければ幸いです♪ と、いうことで当日完売のためご覧いただけなかった方のために今日は品種をご紹介したいと思いま~す。 ↓セイマライヤグリーン IMG_0090.JPG ↓ヒーリング IMG_0092.JPG 上の二つを比べるとこんな感じ。 IMG_0095.JPG 右がセイマライヤグリーン、左がヒーリング。 違いがお分かりいただけただろうか。 ↓パラドフ IMG_0096.JPG ↓セイオペラオレンジ IMG_0099.JPG さて、どっちがどっちだ~? IMG_0100.JPG こたえは左の大きいほうがパラドフで右のまんまるなのがセイオペラオレンジです! ↓セイオペラベージュ IMG_0103.JPG ↓セイオペラピンク IMG_0106.JPG ↓セイカミン IMG_0108.JPG きれいなグラデーション♪ IMG_3419.JPG ↓セイスピース IMG_0113.JPG セイオペラピンク(デコラ咲き)とセイスピース(ピンポン)では咲き方が違うのだけど比べるとこんなにも違います。 ↓上からみるとこんな感じ。 IMG_0116.JPG ↓横からみるとこんな感じ IMG_0117.JPG 大きいほうがセイオペラピンクです。 ↓セイノーマン 上からみたかんじ。 透明感のあるレモンイエロー。 IMG_0118.JPG ↓横から見てもまん丸。 IMG_0119.JPG ↓マグナ IMG_0124.JPG ↓ロサーノシャルロッテ IMG_0130.JPG ディスバットの美しさはもちろんですが、スプレーも輪も大きく仕立ても最高です! ↓ダンテパープル IMG_0134.JPG ↓ダンテイエロー IMG_0137.JPG ↓バルティカサーモン IMG_0139.JPG ↓ファイヤーボール IMG_0144.JPG ↓オリーブ IMG_0148.JPG どれもこれもとっても形がきれいだし輪は大きいし、茎も太くもなく細くもなくでも強いのが持ってわかります。渡会さんのマムは葉の処理も丁寧にされているので、入荷後そのままお使いいただけるのではと思います。 さいきん、オススメが菊ばっかしだけど旬だからね!やっぱり旬のものがきれいですよね♪ さて、ここでちょっぴりお知らせです♪ 店舗で展開している千葉県大野重雄さんのオススメ定期便ですが、11月に入りこの前の月曜日にヒバのブルーアイスが初登場しました♪月曜日は70cm×100本入荷がありましたが完売です。店がと~ってもいい香りでしたよ♪ボリューム満天です!なお、このブルーアイスですが11月前半のみの出荷となりそうです。他産地のヒバ杉類がこの間の台風の影響で激減との報告を受けています。必要な方はお早めに♪ また、大野さんは11月は年末の金銀柳の準備と来春出荷予定のラナンキュラスなどの植え付けの時期に入るため、11月の出荷品目はこのブルーアイスなど枝物がメインとなります。また、切花(切り枝含む)の出荷は11月末をもって終了の見込みとなるためお任せ定期便も12月はお休みとなります。予め御了承ください。

2017年7月16日(日)

7月の大野さんち訪問

Category,,

東京盆、猛烈な暑さとなっています。 お墓参りに行く皆さん、ご自分が迎えられないように気をつけてくださいねっ! さて、金曜日仕事終わってから大野重雄さんの圃場に行ってきました。圃場はさえぎるものがないのでとんでもない暑さでした。日差しが強いので写真もちゃんと撮れているのかわかんないし、暑いしで記憶がかなり飛んでおります(苦笑)。 飛んでしまった記憶のかけらを拾い集めながら夏真っ盛りの圃場をご紹介していきたいとおもいます。 大野重雄さんは千葉県印西市で草花中心に生産されています。冬から春にはラナンキュラス、夏はヒマワリや石化ケイトウ類を手がけ、その他草花も多く生産されています。今までもジニア等で賞を何度も受賞されている草花生産の第一人者です。 そんな大野さんがこの季節出荷しているのはヒマワリやケイトウ類。小輪化が進んできている中で、とんでもなく大きなヒマワリと石化ケイトウを出荷しています。 そんなヒマワリも終盤を迎えていました。 IMG_1945.JPG 多産地でヒマワリを大きく育てるのは比較的簡単!ということを聞きましたが、単に大きく育てるのは簡単かもしれませんが、大きくなればなるほど茎は柔らかくなり腐りやすく持ちの悪いヒマワリになります。しかしながら大野さんの大きなヒマワリは茎がとても硬かったです。なので使ったことのある方はご使命で注文されるのでしょう。 今最盛期を迎えていたのがヒメヒマワリの旭です。 IMG_1946.JPG 太陽の下で見るヒマワリはきらきらして本当にきれいでした。今年は雨不足の影響で背丈がなかなか伸びず50~60cm前後の出荷が多い中、大野さんは80cm前後を出荷している数少ない生産地になります。 IMG_1947.JPG 圃場は一箇所ではなく、いろんなところに点在していて色んなところで旭が育っているのですが、おもしろいことに、ここの畑では丈が伸びない、こっちは順調!といったように同じ品種でも生育に差が出てくるのだそうです。 選別は花首がしっかりしているものを出荷します。こちらの旭ももうまもなくで出荷が終了するとのことです。 そして、おなじく出荷最盛期を迎えているのはケイトウ類。まずは大野さんいわく普通のケイトウ(笑) IMG_1948.JPGIMG_1970.JPGIMG_1971.JPG 皆さんも経験があるかとおもいますが特にアーリーローズは花頭が割れやすい特性があるらしく、普通のケイトウとはいえ育てるのはなかなか手ごわそうでした。 これらはMIX束で出荷もしています。一色で50本も100本も使いきれない方にはうれしいMIX束。でもね、やっぱり手間はそれなりにかかるのでちょっとめんどくさいっておっしゃっていましたが、必要としてくれる方がいるのだからがんばんねぇとなと苦笑いされていました。 そしてまもなく出荷が始まるのが石化ケイトウです。 ↓オレンジ IMG_1959.JPG ↓ローズピンク IMG_1961.JPG ↓ライトピンク IMG_1975.JPG ↓グリーン IMG_1976.JPG 基本はこの4色ですが、こちらも単色だけでなくMIX束でも出荷しています。これはまだ成長過程。もーーっと大きくなってから出荷!と、いうのもこれくらいの大きさのものは他からも出荷があるので、おなじもの出しても仕方ない、自分は大きいの!と差別化しています。茨城の山中さんも石化を出荷していますが、実は種を大野さんにもらったんだーと以前お伺いしたときにおっしゃっていました。 大野さんは御自分で種を取って次の年に咲かせて出荷しています。しかしながら、この石化ケイトウはおなじ色が出るとは限らない曲者。オレンジ巻いたのに黄色が咲いちゃったなんてことはざらなのだそうです。 ハウスでも栽培していますが路地がメインになるので花首のしっかりしたものに育ちます。だけど天候しだいなところも。台風やゲリラなんかはやだなぁとおっしゃっていました。コンスタントに雨降ってほしいなって。今年のように雨が少ないと軽トラ出動! IMG_1957.JPG 先もいいましたが、圃場が点在しているのでこれで水まいて回ります。消防団に加盟している跡取り28歳の息子さんの腕の見せ所です!名前聞いたけど息子と呼んでとのことなので、これからも息子君と呼ばせていただきます。 さて、他にもいろいろみせていただきました。 ↓カシス 今年はじめて出荷しました。現在は出荷終了してます。実食べさせてもらいましたがすっぱかった!来年は葉をメインにするか実つきでだすか悩んでいらっしゃいました。私は断然、葉メイン派です! IMG_1943.JPG ↓こちらも出荷終了したベッチーズブルー。花はきれいでも葉が汚いと出荷しません。花粉がふいても出荷しません。 IMG_1955.JPG 花首がしっかりしたものを選んできっています。 IMG_1954.JPG ↓こちらも出荷終了のグリーンミスト。今年はじめて出荷していました。 IMG_1950.JPG 1本のボリュームがものすごいかった! IMG_1951.JPG 初めてだったので、大きくなりすぎて風で倒れてしまったとのこと。来年はネットかけるそうです。これはとても反響がよかったため来年も作ります! おなじく初めて作ったものでナズナやユーフォルビアの氷河なども出荷終了してますがつくっていらっしゃいました。 けっこう新しいものにも挑戦していらっしゃいます。と、いうのも息子さんの影響も大きいのかな。氷河やヒマワリ新品種などは息子君が手がけていて、大野さんはノータッチだそうです。 これを作っている人は他にはいないとおもうというのがこれ。 ↓タチアオイです。八重品種を切花で出荷しています。 3年前くらいから出荷していますが、毎年苦労させられる子だそうです。株を冬越しさせるのがなかなか難しいらしい。株元に新しい芽が出ていたので無事育ってくれればとおっしゃっていました。今年は出荷終了です。 IMG_1965.JPG そして、忘れちゃならないのがコスモスです。 毎年背丈の高いコスモスを出荷してくれていますが、もちろん今年も出荷予定です。まだ種まき前だったので存在を忘れそうになりましたが、この土日で種まきし、9月ごろを見込んでいます。 そして、まもなく出荷がはじまるのがエゾ系アスターです。 IMG_1980.JPG 早い子がもう花を咲かせてましたが、もう少し背丈が伸びてから採花します。 IMG_1978.JPG 背丈を出すために水を与えていました。こちらは井戸があるのでこの方法で水を与えます。暑かったので私も浴びたかったです! そしてもう少しさきですが秋冬にはコニファーのブルーアイスを出荷する予定です! IMG_1940.JPG これはあっちこっちの圃場に植えられていました。まだ作り始めて3年くらいですが昨年は好評だったので今年も60cm前後で出荷してくれるとのことです。 枝ものや葉物もちょいちょいつくられてる大野さんですが、コニファーはずいぶん前から興味をもっていたのだとか。これを機に種類が増えるとうれしいなぁ!でもブルーバードは蒸れるからやだといわれてしまいました(苦笑) こんな感じで約2時間ほど炎天下の中お相手をしていただきました。いやーーー暑かった!!!家からチャリンコで向かおうとおもっていたのですが、「死ぬよ」といわれ迎えに来てくださったり、帰りがけには同級生が営んでらっしゃるといういきつけの焼き鳥屋さんでお酒を飲みながらお話もできてとても楽しかったです。 お互い、いろいろ愚痴こぼしてしまいましたね(苦笑)。これはオフレコ。 息子君も同席してくれました。いままでね、なかなか姿をみせてくれなかったんですよ、息子君。やっとちゃんとお話できました。ノリがいいけどまじめな若者!絶賛嫁さん募集中と大野さんが言っているのを横で苦笑いしていました。自分で見つけるっての、父は余計なこと言わないの! ってなかんじで、親戚のおじさんとお話しているような感じで地元愛の全くない私ですが大野さんのおかげで寝に帰るだけの印西がすこし居心地のいい場所になってきました。 なかなか職場での立場上、機会も少なく色んな産地に出向けるわけではないけど、できればお店に来るお花がどのように育てられているのか、どんな人たちに育てられているのかを自分目で見て感じて教えてもらってお客様にオススメしていきたいなと、改めておもいました。 ↓こっそりあったアジサイ! IMG_1983.JPGIMG_1985.JPG こういうのもいかないと見つけられないしね♪ まだ様子見とのことですが秋色にきれいになったら出荷するかもかも!? 大野さん、このたびは、炎天下の中約半日もお付き合いいただきありがとうございました! これを読んでくれる皆さん、これから石化ケイト、アスター、コスモスと目白押しでございます!ぜひぜひお手にとってその品質をお確かめくださいね~ あ、でも注文メインでセリにはほとんどでないので御注意を・・・。

2017年7月14日(金)

FAJマルシェ<赤城M’sローズ>

Category,,,

今日は恒例となったFAJマルシェでした♪ 市場が買参人だけでなく生産者さんもわんさか集まるお祭りです! 大森花卉は群馬県の赤城M’sローズさん(以下赤城さん)のアヴァランチェ!もうアヴァランチェオンリーです!!! 今週は気温も上がりセリでもバラがなかなか苦戦していたのでどうなることかとおもいましたが、無事、午前8時ごろ完売御礼となりました!足をとめてくださった皆様、手にとって下さった皆様、どうもありがとうございました! ↓右が赤城M’Sローズのくりはらさん、左がFAJの古川君です。 IMG_1925.JPG お二人ともとても素敵な笑顔でお客様と接していらっしゃいました。暑い中、ご苦労様でした!いいね、若い二人!おばちゃんの出る幕無しでした。 さて、今回おすすめしたのは「バラ」ではなく「アヴァランチェ」! と、いうのも赤城M’sローズさんはアヴァランチェに特化した産地さんなんです。群馬県の赤城山の麓、焼く600mの高冷地で高品質なバラを周年栽培している評価の高い産地さんです。 白バラのアヴァランチェに特化しこだわりを持って生産しています。いつでも安心して注文いただけるようにと安定生産をされているので、私たち中卸としても安心して頼める産地さんのひとつでもあります。夏場でもしっかりとボリュームのあるアヴァランチェといわれれば「赤城M’sローズ」です! IMG_1922.JPG ちなみに赤城M’sローズの「M’s」っていうのは バラにとって環境のいい赤城山(MOUNTAIN)標高600mにおいて、水、空気、風、湿度など赤城の恵み(MEGUMI)を受け、より以上(MORE)の品質、生産を目指しまじめ((MAJIME)に真心(MAGOKORO)をこめて赤城M’sローズと名づけたそうです♪ 本日は三宅氏も御来場されており、熱心にお客様と情報交換されていました。赤城さんはアヴァランチェに特化している産地さんですが、面白いのが染めたアヴァランチェも出荷されているところです。 IMG_1923.JPGIMG_1924.JPG 正直、難しいのを持っていらっしゃったなとおもいました。 という心配はよそに、この染め達が白より早く嫁へいきました! そういえばお花屋さんに聞いたことがあったのですが、最近はアイドルやアニメフェアなどで花を贈る際にキャラのイメージカラーを求められることも多く意外にこういった染めものが必要だったりするとのこと。ないときは御自分でスプレーかけちゃうよっていうお話を聞いたことがあります。 しかも、アニメに関していえば日本人だけでなく海外の方もイベントがあれば続々来日するそうで、会場は想像を絶する人数になるらしいです。もういまやアニメ大国なんですね、日本は!新しいターゲットの登場ということです! 今年の母の日にも染めたレインボーカーネの御注文が殺到したことからも、染物の需要は意外にあるみたいですね。 もし。そういったこんな色が必要!という声にはがんばって対応していきたいので御相談いただければと三宅さんはおっしゃってくれました。なので、困ったときはぜひ、御相談くださいね♪ 話は少し脱線しましたが、赤城さんは実はアヴァランチェだけでなくブラックティも少量ですがもっていらっしゃいます。また、今後は生産面積も増やし、段階的にスイートアヴァランチェも作る見込みとのこと。楽しみです! 今後もぜひぜひ赤城M’sローズのアヴァランチェをよろしくお願いいたします♪

2017年6月14日(水)

「雪美人」JA津南町ユリ切花組合さん

Category

次回16日は津南の「雪美人」フェアです! 今日は津南町ユリ切花組合さんのご紹介です。 津南のユリといえば「最後まで(7輪目)まできれいな姿で咲く」この一言に尽きます! 他のユリの産地さんとの大きなちがいは「雪室」があることではないでしょうか!この雪室は冬場に降る大雪を利用しています。積雪4mにもなるらしい・・・。 4.jpg この雪をブルドーザーで室内に運び込み、冷気使って球根を冷やしています。雪は徐々に溶けていきますが夏通り越して秋まで使えるそうです。この雪室の利点は適度な湿度を保てることです。この湿度が大変大きな意味をもっているのだとか。また、冷房を使わないので二酸化炭素排出削減にもつながっています。 通常はオランダから球根を入荷すると定植に取り掛かりますが、津南では若い球根を入荷し、1年間自らの手で球根を育ててから定植しています。 理由は開花輪数を調整できるからです。たとえばカサブランカは球根が大きくなると輪がたくさんついてしまいます。それを雪室で養成し、圃場でも感覚を狭めてあまり大きくならないようにしたりしています。 3.jpg 定植後も生長に異常があるものは廃棄し選別を繰り返しています。津南は連作障害を防ぐために毎年必ず新しい土地に定植しています。養生畑も同様です。新しい養生畑を選ぶときは牧草を巻いて一度土を作ってから研究所に土を送って成分分析をしてもらっているそうです。 ↓広大!! 8.jpg 津南ではすっとしたスタイリッシュなユリでなければならないという信念があり、ただ球根を大きくするのではなく自分たちで一年もの間養成したり球根一個から1本しかきらないなど徹底し手間隙かけて品質を維持しているのです。 9.jpg 写真を見てお分かりになりますか?これはカサブランカですが、通常は上にいくほど細くなるものですが、津南のユリたちは根元の茎の太さと上のほうの茎の太さがあんまりかわりがないんです。これが等級わけに大きくかかわってきます。 さて、津南は選別にも厳しいことで有名です。 津南ではユリの品質を統一するために、茎の端を持ったときにどこまで頭が下がってくるか、その角度によって等級わけをしています。 30度~45度以上たてば「秀」、20度から30度未満は「優」、20度に満たないものは「良」となってしまいます。数字で見るだけではふーーんって感じですが、これって実はとっても厳しくないか!?と、いうのもカサブランカなどは品質の特性上茎がしなりやすいので、ぴんとたつものはほとんどないのだとか。なので「秀」というのは超レア品なわけです。 ですから、「優」といえど、津南の「優」はとってもいい「優」ということです。 仕入れをする際に等級を参考にすることは常だとはおもいますが、産地によって選別には差があります。産地を知った上で「秀」「優」「良」を見極めるとよりいい仕入れができるのではないのかなとおもいました。 そもそも、津南でユリを育て始めた理由は、カサブランカにほれ込んだことが理由。津南は土地が広かったため通常1棟に4000球植えるところ、3000球植えたら風通しが良くなりユリが適度に揺れることができ(ユリの性質上揺れると茎が硬くなる)、茎が硬くていいもができ、市場評価も高くなったそうです。また、8月のお盆過ぎには夜の気温が下がり、ユリにとってとても育ちやすい環境でした。また、津南では標高200m、450m、600mと三段階に分けて栽培しているので、組合全体で出荷期間も長くすることができています。 環境に恵まれていることはもちろんですが、生産者さんの並々ならぬ努力があってこそ。それがとても伝わってくるお花たちが「雪美人」なんです。 そんな雪美人を16日金曜日にどどーーんとご用意しちゃいます♪そして、津南ですが、芍薬も出荷しているのです!中野の芍薬が終盤を迎えるころ出始めるのが津南の芍薬です。 今回はユリ「雪美人」だけでなくこの芍薬もご用意いたします♪ 今日は津南をご紹介しましたが、父の日直前!ということで先月に続いて豊橋のとっぴーチャン栽培でそだったひまわりフェアも同時開催♪ ぶっちゃけWフェアは準備するのだけでいっぱいいっぱいですが、みなさんに見ていただきたい、使っていただきたいという一心で当日はスタッフ一同がんばりますのでぜひぜひ、足をとめていただければとおもいます♪

2017年5月23日(火)

バラ<マリルージュ>

Category

5月らしいさわやかなお天気です。 昨日、市場に夏木マリさんがバラ「マリルージュ」のプロモーションに市場へいらっしゃいました。 このマリルージュは夏木さんの名前がついたバラで、このバラのお買上げの一部と音楽の収益を合わせたものが発展途上国の子供たちとその母親へと寄付されています。このプロジェクトが「One of Love」。 IMG_1049.JPG 2008年以前からバングラディッシュ、エチオピア、エルサルバトルという各国の子供たちに 「One of Love」代表夏木マリさんが個人的に支援していたことが始まりです。 支援先のひとつのエチオピアという国の首都アディスアベバでは、食事に幾度の店にも必ず一輪のきれいな赤バラがテーブルの上においてあったそうです。 現地の方に尋ねると、エチオピアは農業国で自国で作ったバラを海外に輸出するためにがんばっているとのこと。アフリカではバラ栽培が盛んで、エチオピアでは農薬の使用をなるべく少なくする低農薬の農法を国を挙げて進めています。 そのエチオピアンローズに感動した夏木さんたちは国内の育種家今井ナーセリーさんの御指導の下、オリジナルローズの選定に着手されました。そして、色と花びらにこだわった元気な真紅のバラ「マリルージュ」が誕生しました。 現在マリルージュは柳井ダイヤモンドローズさんでのみ生産されています。そして、このバラの売り上げの一部と毎年6月21日の世界音楽の日にチャリティイベントを行い年単位で支援金として寄付されています。また、東日本大震災のときもこのバラのお買上げの一部を寄付されたそうです。 10年目の節目を迎える今年、「One of Love」ではもっとこのプロジェクトを、マリルージュを広めたいと、このたび市場にプロモーション活動にいらっしゃいました。マリルージュを取り扱ってくれるフローリストの皆さんを随時募集しているとのことです! 誰かのためになるバラ、それが「マリルージュ」というバラ。よろしければ見かけたときに思い出していただけるといいなぁとおもいます。 このプロモーションのCDを従業員のみんなで聴きました。 以下一部抜粋して・・・。 「One of Love」 生きる強さを 教えてくれた 君の笑顔 One of Love One with Love 青い空へ この想いを 大きな花を育て 夢をみよう 動き出そうよ say yes! 近づいてくれて、さわってくれて、キスをしてくれたあの日の君は uh! 楽しそうに はしゃいで 笑ってくれたよね この地球で 会えたひとつの幸せ さよならと手を振る君と <一部抜粋>

2017年5月17日(水)

次回はとっぴー栽培フェア!

Category,

母の日も終わって数日がたちますが、なんだか体の疲れがとれない日々をすごしています。眠くてしょうがない(苦笑)。

市場でお話しするお客様も「私いまだに廃人」とげっそりした表情で少し心配になります。母の日に貫徹し廃人化したまま今週はブライダルや撮影、フェアが立て続けにありしばらくは廃人化から抜け出せなさそうっておっしゃっていて、ふらふらしていました。

たぶん、多くのお花屋さんや生産者さんが同じようにつかれきっている毎日を過ごしているのかもしれませんが、ここはいっぱつ景気づけにフェアを開催したいとおもいます♪

次回金曜日、豊橋のひまわりフェアを店頭にておこないます!
生花でのひまわりの歴史は意外と浅く、ここ数十年で飛躍的に出荷量が増えました。一昔前までひまわりはお花屋さんには向かないお花でした。

IMG_9467.JPG

今お花屋さんに出回っているひまわりは、子供の目の高さのひまわりを作りたいというタキイの社員の方が作り出したひまわり。いまや夏には欠かせないお花になりました。世界中のお花屋さんにあるあのサイズのひまわりの始まりは日本なんです。誇り高いお話です。

はなしは戻り、
豊橋のひまわりは通称「とっぴー栽培」という独特な方法で育てられています。
いいひまわりの見分けるポイントは2つ。

①茎が細く硬い
②葉が小さい


ひまわりは栄養を吸いすぎてしまうと下を向いてしまったり、茎が太く柔らかくなり腐りやすくなってしまいます。そのため、多くのひまわり生産者さんは、必要最低限の栄養しか与えないことで茎が硬く持ちのいいひまわりを作っていらっしゃいます。なので、栄養がほとんどない砂地などが良質のひまわりを作るのにとてもいい環境だったりするんです。

ただ、そんな土地はそうそうあるわけではありません。
そこで、豊橋はフラコンを使い、栄養を制限することで茎が細くて硬く、かつ腐りにくい日持ちのいいひまわりをつくっています。このフラコンを使った特殊な栽培方法を「とっぴー栽培」と呼んでいます。

「とっぴー」ってなんぞやってなりますよね。察しは着くとおもいますが、豊橋の御当地キャラです。とっぴーチャンは今までも何度も市場に来てくれています。

今回は生産者さんが御来場されます。これからひまわりが最盛期を迎えます。どこの産地さんも思考を凝らし良質のひまわりを出荷されてきます。その中の選択肢のひとつとして、ぜひぜひとっぴー栽培で育った豊橋のひまわりをお使いいただければとおもいます。

そして、6月の父の日には家族の太陽のような存在のお父さんへのプレゼントにひまわりを世間におすすめしていただければなぁとおもいます。


2017年5月5日(金)

来週は母の日週です。

Category

この間まで寒い寒いと言っていたのに、気がつけば半袖。 あっという間に母の日週となりました。 ここで、皆様にお知らせとお願いです。 来週は荷が多くなりトラックからの積み下ろしに時間がかかると予想され、花が店に到着するまで普段より時間がかかるおもわれます。 そのため、 店頭引渡しにお時間をいただく場合がございます。 皆様には御迷惑をおかけしますが何卒、ご理解ご協力のほどお願いいたします。 御注文分は弊社、桜庭(清栄)と広瀬が担当しておりますので店裏にてお声掛けいただければと思います。 また、産地車両の入出庫及び動線確保のため市場内にて交通規制が実施されています。買参人及び買出し人の皆様には午前6時以降の御来場をお願いしています。やむをえない事情で午前6時以前に御来場される場合は、東側駐車場・南側駐車場を御利用ください。また、満車の場合は入場をお待ちいただく場合がございます。 また、西門が常時開放され、入出場ともに可能となっております。(5/3(水)12時~5/12(金)12時まで) 大変車両が増えますので、事故のない様くれぐれもお気をつけいただければと思います。 また、毎年のことですが 盗難や紛失といったトラブルも増えます。 通路やお取り置き場所にお会計後の花を置いたままにしておくと、お客様同士で取り間違ってしまうといったケースが大変多いです。 お会計済みのお花は速やかに御自分の車など鍵のかかるところにお運びください。 お会計後のお品物に関しましては弊社では責任を負いかねますのであらかじめ御了承いただければと思います。また、そういったトラブルを防ぐため、皆様の御協力をお願いいたします。 と、大変堅苦しいお願いばかりですみません。私どもも、皆さんが早く帰って作業に入れるようスタッフ一同最善を尽くしてまいります! ということでGWも残りわずかです。 今日は葉菖蒲を湯船に浮かべてリラックスして来週を迎えましょう♪ ↓アリアム昇竜が今季初入荷でした! 毎年人気のこのお花、今年も例年通り暴れん坊でうねうねしてます♪ IMG_6186.JPG

2017年3月1日(水)

変な多肉植物大集合

Category,

昨日ご紹介したエアープランツだけじゃなく多肉植物(ユーフォルビア)も大量入荷していますよぉ IMG_5880.JPG なんかお花?実?みたいなのついてます。 IMG_5879.JPG もりこさん。 ↓こちらも「ユーフォルビア」での入荷。 IMG_5885.JPG 引くとこんな感じ。 IMG_5884.JPG 以下全部ユーフォルビア(苦笑) IMG_5886.JPG とげとげさん。 ↓アロエみたいなユーフォルビア。てかてかしています。 IMG_5887.JPG ↓ながーーーいユーフォルビア。 かなり自由奔放。まるでドラゴン。 IMG_5889.JPG 頭はこんなかんじでCUTE♪ IMG_5890.JPG ↓ドラゴン(クエ〇ト)とくればこちらですね、FFサボテ〇ダー。 IMG_5893.JPG ストーン(石化魔法)かけてやったので仕返しに針千本されちゃいそうです。 下の方が石化しています。貴重です! 他にもいろいろありますよぉ~ IMG_5894.JPG どれもお宝感たっぷりなものばかりですね♪ IMG_5895.JPGIMG_5898.JPGIMG_5899.JPGIMG_5900.JPGIMG_5901.JPGIMG_5902.JPG ↓ユーフォルビアのお花が咲いています。 IMG_5903.JPG ↓黒法師も大株です。きれいに頭がそろってます。 でもうちの黒法師の方が大きい・・・。これはほんとにすごい成長する。しかも丈夫で実際どうしていいかわからないっていう。 IMG_5904.JPG てな感じで、ただ今沖縄に出張中の鉢担当高橋に代わり、奴が仕入れた鉢たちをゲームおたくトーク交えてご紹介させていただきました。週末にはFAJでJFIトレードフェアも開催されます。切花日本一の市場ですが鉢も充実している大田市場にぜひぜひ足をお運び頂ければと思います!この物流量ならではの新しい出会いがきっとあるはずです♪

2017年1月23日(月)

ヒヤシンス:チャイナピンク<香りのお話。>

Category,

ヒヤシンス:チャイナピンクです。 IMG_8281.JPG 見慣れた品種だけどヒヤシンスの中でもこれが一番好き。このぽってりしたピンク、大好き。 ヒヤシンスは我が家には欠かせないお花です。出始めはお高くて手が出ませんが、毎年出荷量が増える頃は、ほぼきらすことなく飾ってます。 だって~とてもいい香りなんだもの。 春は芳香のあるお花がいっぱいあってたまらなく楽しい。 ヒヤシンスでしょ。 スイートピーでしょ。 キルタンサスでしょ。 IMG_1461.JPG ツルバキアでしょ。 リューココリネでしょ。 フリージアでしょ。 水仙でしょ。 ライラックでしょ。 なんかもうでてくるでてくる。春のお花は他の季節の何倍も香りのあるお花が多いです。それもそのはず、春は花が一斉に咲く季節。花は咲いたら種を残す為に虫さんを香りで呼び寄せます。 そしてこいつらはとてつもなく相性がいい。春のお花を適当に頭だけ揃えてガバっと束ねれば素敵な花束になっちゃいます。おかしくなんて絶対にならない。 ↓リューココリネとチューリップの花束 IMG_2349.JPG 花はみて美しい、きれいだと思うだけでなく、香りも魅力の一つで、花は五感で楽しむことのできるものなんだとあらためて感じます。 香りを感じると「あれ。なんだかこのにおい嗅いだことがある。」と忘れていた記憶を思い出すんですよねぇ。お花を買った時やもらった時って、無意識に鼻をお花に近づけていませんか?それでクチャイ思いをすることもあるけれど、それもまたいい(?)思い出となって記憶に刻まれます。 「ん~、あちしにこの香りはキツイわ。」 IMG_2350.JPG 例えば、水仙の香りを感じると「そろそろ正月がくるな。」とか、校舎裏で告白してフラれたときにそばに金木犀がさいていれば、その甘い香りを嗅ぐたびに苦い思い出を思い出しちゃったり。 それに人生の節目を思い出すことだってできる。 ウェディングブーケに香りのある花が使われていたら、その香りをかぐたびに甘い結婚当初の気持ちを思い出し、旦那さんや奥さんにいつもより優しくなれるかもしれない♪ お花はそんな力も持っているんです。 自分の束ねたお花が人の記憶の一端になれればこんなに素敵なことはないですよね♪ でもまぁ、私がヒヤシンスを飾る理由は、芳香剤が嫌いだから(苦笑)。お花の香りは自然なので飽きないし、嫌にならない。お部屋をいい香りにするには、芳香剤よりやっぱりお花に限りますよぉ♪お花のそんな使い方もありだと思いませんか?ヒヤシンスをたった5本飾るだけで家じゅうがいい香りになるので猫のうんこ臭も気になりませんよぉ!んでもって季節感も味わえる!最高ですね♪ IMG_5383.JPG 「おいらのうんこ臭をかき消すとはおぬしもやりますな。」 香りのあるお花ついでに。 今週末、フリージアの一大産地の茨城県竜ケ崎のハウスにいってきます♪稀勢の里の優勝で地元竜ケ崎は大盛り上がりっぽい!2/3金曜日は店頭でその竜ケ崎のフリージアの(稀勢の里優勝おめでとう)フェアやっちゃいます!お相撲ファンは特に必見です!こうご期待♪

2016年12月12日(月)

大人気原種シクラメンの球根入荷しました。

Category

早速ですが、お知らせです! いつも即完売してしまう原種シクラメンの球根が入荷しました! 今回のものは10月に発売していたものより少し小さいですが、なんと八重咲きのシクラメンの球根になります。 こちらは店舗に出ているだけとなります。ほんとにすぐになくなっちゃうのでほしい方はお早目に! ↓八重咲原種シクラメン。まるで蝶のよう。 IMG_2303.JPG 葉は出ないんです。メデューサみたいに花芽がにょきにょきでてきます。 IMG_2302.JPG

Calender

2024年4月
4月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930