みちくさ

2016年10月24日(月)

ないとこまるもの。

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ここのところお花の相場が上がっています。 ガーベラでも通常価格よりやっぱり高め。 「でもやっぱりガーベラは必要なの。」というお客様がいらっしゃいました。 そう、ガーベラは定番のお花。ないとないで何かと困るもの。 そんなガーベラの産地、ハイナンさんでのガーベラの生産現場を今日はご紹介したいと思います。 【ガーベラ試作圃場】 300種類くらい試験的に栽培(何種類か数えたことないので、おおよそ)しています。すでに、市場に出回っているものと、新品種のものあわせてそのくらい。 20160423_135421.jpg 株は、2年まで。品種によっては3~4年栽培できるものもあるそうです。 栽培方法は、ベンチかプランターでおこなっています。 カーベラの部会は現在10名。 年間900万本という数からみても、ハイナンがどれだけガーベラに力を入れているかがわかります。 出荷は縦箱で! ガーベラは横に寝かせると、花首が起きてくる性質があるためです。 4月に産地にお邪魔した時に花摘み体験をさせて頂きました。摘み方はハサミを使わず、茎の根本を少しひねって横に引っ張るイメージで摘んでいきます。 選花・選別は厳しい基準にされており、40センチ以上のものでないと出荷はしません。↓これで長さを確認します。 20160423_144421.jpg 2015年9月より一箱あたり、小輪品種は50本、大輪品種は30本。 50本入りにしたことで、少しずつ反響はあるとのこと。今まで100本入りだと多すぎて季節によってはそんなにあっても使い切れないということが結構ありました。でもそれも50本なら買いやすい。 しかしながら、入数を減らすとそれだけコストが多くかかるということにもなります。生産者さんの負担も大きくなりますが、全てはお客様の為!ガーベラをもっと使って頂きたいという思いがあっての選択だったのではないでしょうか。 ん~きれい♪ 20160423_135232.jpg 最近の傾向では、フルダブル系が人気! 主張が強いものや、逆にはっきりしない色は不人気とのことですが、みなさんはどうですか? CO2施肥機ダッチジェット。 大容量で一揆にハウス内ガス濃度を上げて光合成を促します。 20160423_142502.jpg これがかなりの高額なもの。でもこれがないときれいなガーベラに育ちません。 品種ごとに水のお薬の濃度を変えています。 20160423_143152.jpg パッキングの体験させていただきました。 20160423_143948.jpg このカバーは花を保護するためのもの。なので、お買い上げいただいて水揚げする際には外してあげてください。じゃないと花びらが反り返る原因になってしまいます。花びらの反り返りは品種にもよりますが、主な原因がこれだったりします。お店にガーベラが到着したらお早めに花を窮屈なカバーから解放してあげてくださいね♪ 20160423_144656.jpg そんなガーベラですが、ちょうど今10月ごろから新品種が出回り始めます。おなじみの品種はもちろん、新しい子たちの表情もお楽しみいただければと思います。

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