トルコキキョウって本当にいろいろある。
注文書みてても備考に「ブリブリフリフリ」っていう指定が書いてあったりするのがおもしろい。
しばらく前から巨大輪が流行し最近では巨大輪が一般的になってきているトルコキキョウ。かえって小輪や一重咲きのほうが珍しくなっている気がしなくもない今日この頃。
この季節、出荷が始まる千葉県の正花園さんのトルコキキョウは、巨大輪まっしぐらのトルコキキョウ業界に新鮮な風を運んでくれる品種がたくさんあります。
↑パープルエンブレム3
直径4cmほどの小輪八重咲きのトルコキキョウです。
正花園さんは大手種苗会社も訪れる世界的にとても有名なトルコキキョウの育種家さんでもあります。
そんな正花園さんの出荷してくれるトルコキキョウは巨大輪ではなくこのように小輪で茎が細くとても風情のある品種がたくさんあるのも特徴的です。
茎はとても細いですがとしなやかでとても強く、3番花まで咲かせてくれるエネルギーを持っています。1本につき約5~6輪前後の花が咲いて出荷されますが、ちいさな蕾までほぼ全部咲くので最終的には20輪前後も楽しむことができるのです!
↑なんとこれで2本!
淡い紫の花は蕾が咲いたもので、これからグリーンの蕾が次々と咲いてきます。なんとなく一重より八重のほうが花持ちがよさそうにおもえますが、正花園のトルコキキョウは一重だろうととても長く楽しめます。以前買って帰ったときには最後の花が終わるまで1ヶ月以上楽しめました。
通年出回っているトルコキキョウですが、日本での旬はまさに今で、6月から8月が一番美しい季節になります。
あえてたとえるなら、日本らしい奥ゆかしい印象の正花園のトルコキキョウはこの梅雨空さえも印象的に彩ってくれるお花だとおもいます。
一重も多く出荷してくれているのですが、これらも透明感があってとても美しい。本当に美しい。もちろん、巨大輪八重咲きも素敵ですが、旬の今だからこそ初心に戻って一重の小輪なんかを楽しんでみてはいかがでしょうか♪
↑正花園 ブルースターピンク
この状態で2~3週間たってますがまだきれい♪一緒にいけたミスカンのほうがもう黄色くなってきてるっていう(笑)。


