みちくさ

2017年4月16日(日)

ガーベラの日

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4/18日はガーベラの日! ガーベラは花が大きく元気いっぱいでかわいらしい印象のお花で女性や子供に人気のあるお花です。花は知らなくてもガーベラは知っている!という方も多いのではないでしょうか。そんなガーベラは品種も多彩でいまや約2000品種もあるといいます。びっくり~♪ IMG_9484.JPG ↑↑↑私も先週、愛犬にと同僚からガーベラのお花をいただきました。 なぜ、4月18日がガーベラの日なのかというと、4月がガーベラの最盛期であること、4月に日本で初めて品種改良したガーベラが誕生したこと、4月18日がごろあわせで「よいはな」と読めることから、4月18日をガーベラの日として日本記念日協会に登録しました。 ということで! 以前圃場を見学させていただいたハイナンさんを御紹介したいと思います。 ハイナンガーベラは、静岡県中部に縦長に位置している大変広大な産地さんです。周りには静岡ならではの茶畑が広がり、ハウスからは富士山が見えるとても自然豊かな場所でガーベラは育てられています。 ハイナンガーベラは、10軒の農家が集まり、年間900万本のガーベラを出荷しています。 圃場では約300品種(正直数えたことがない笑)ほどあり、すでに出荷されているものと試験的に栽培しているものとがあります。 グラフィックス1.png 栽培方法はベンチかプランターでの栽培です。 「より良い品質=より良い日持ち」というモットーで、10本ずつスリーブで包み、メーカーと共同開発したハイナン独自の水揚げ剤で前処理して出荷しています。 グラフィックス3.png 御存知かとは思いますが、ガーベラは横に寝かせると花首が起き上がってくる性質があるのでハイナンガーベラでは縦箱で出荷しています。輸送時も横にすることなく、摘み取ってから市場に届くまで縦向きの状態を保てるようにしています。 グラフィックス2.png 花摘みを体験させていただきました。 はさみは使わずに茎の根元を少しひねって、横に引っ張るイメージ。 選花・選別は厳しい基準が設定されており、40センチ以上のものでないと出荷はしません。お客様からの強い要望もあり、2015年9月より一箱あたり、小輪品種は50本、大輪品種は30本へと入り数を変えてみました。個人のお花屋さんや夏場などはこちらのほうが買いやすいというお声も耳にします。 ガーベラは品種が多伊野も特徴。多彩な色や咲き方がある中で最近の人気はフルダブル! おもいっきし八重咲きの品種たちです。これらは見た目も個性的で主張の強い印象があり、主役を張れるガーベラたちです。しかしながら、育てるのには少し難しく、品種によっては採算が合わないものもたくさんあり、出荷品種一覧から消えてしまうものも少なくないそうです。 はい、そしてガーベラの管理方法を! ガーベラはお水(と栄養)を吸い上げる力がとても強く、吸いすぎて花首がたれてしまう自滅型のお花(苦笑)。 飾るとき、お花がゆるゆるの水切れ状態だったら、新聞紙で巻き、茎を切り水につけましょう。吸いすぎを回避するためにフラワーベースのお水は少なめに。花瓶の水切れを起こさないようにまめに茎の切り戻しもかねて水を足しましょう。 そんでもって。 ガーベラが店頭にて販売されている際に半透明なキャップがついていますがこれはすぐに取り外しましょう。このキャップは輸送時の衝撃などから花を保護するためのもので、ガーベラにとっては苦しいお洋服でぎゅうぎゅうにされているのとおんなじなんです。つけたままにしておくとその反動でキャップを取ったとき、「やっと開放されたーーー!」と花びらが反り返ってしまうことがあり、見た目があまりきれいではなくなってしまいます。

2017年4月10日(月)

カラルナ<松浦さん>

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休憩中に大田花卉のバラ担当のマッキーとしげちゃんとお客様を交えてお話をすることがあります。 仕事の話なんてたまにしかしませんが(笑)、たまにまじめにお花のお話をしていて、カルトブランシェが大田から消えたという、わりとショッキングなお話を聞きました。 カルトブランシェといえば、白い小輪のバラで、開くとヒラヒラとした花びらが可憐で香りもよく、とげもないので水揚げ時に痛くないバラでした。私にとってあるのが当たり前なバラのひとつでした。当たり前すぎて写真も撮ってないくらい。ウエディングなどによく使われているバラでした。 そのカルトが大田の抱えている産地さんの作付けから消えたというのです。 たしかに。 カルトは花びらの枚数が少なく、香りもあるバラなので開くのがとにかく早い。夏場などは冷房のきいたお部屋でも30分もあればかっぴらいてしまうほど。 つまり、夏場にとても大きなロスが出てしまうバラではあることはわかっていました。ロスが出てしまうことをわかっていて入荷をするお花屋さんもあまりいませんよね。そうすると生産者さんも作るのをやめてしまうのは自然の流れなのかもしれません。 しかしながら、お花屋さんいわく、ウエディングには使いやすい大きさで、あの咲いた姿を雑誌でみてブーケを作ってほしいというお客様もいるので、なくなってしまと代品考えないとなって。 大田ではなくなってしまいましたがFAJの大井川ではまだ取り扱いがあるようなので、どうしても必要!という方は安心してくださいね♪ただ、量は劇的に減っているので希少なバラになりつつあることには変わりありません。 そして、4月は春の花の出荷が終わるので花の品目量がちょっぴり減る季節でもあります。「なんかないの~」と最近のお勧めをきいてみたところ、バラ担当の二人から出てきたのが松浦さんの「カラルナ」という新品種のバラでした。 咲いてから出荷するバラで芍薬並みに花が大きく、箱に10本しか入らないので10本いりのバラだそうです。で、早速入荷してもらいました。 IMG_9434.JPGIMG_9435.JPG 芍薬並の大きさというのはちょっと大げさでしたが、確かに大きい!カルピジュームのような少し固めのひらひらフリルのあるバラでした。完全に開くと私の顔の大きさくらいにはなるよ~とのことです。 咲かせてから出荷しているバラですが、咲いてからが長く楽しめるバラなのだそうです。でも、外側の花びらは輸送時に傷つきやすくもあります。 これだけの存在感があるバラなので単価は少しお高めですが、それも納得できるバラだと思います。これから芍薬がメインの季節となってきますが、周年とおして出ているバラもじつはこの季節からが最盛期。しかもこのカラルナはそんなに作付け量がある品種ではないので、出荷量は少なめです。ないときももちろんあります。 でもつかってみたい!ぜひ今日のうちの顔になってほしい!と思えるバラだと思いました。

2017年4月9日(日)

日本は花の国だ。<桜・藤・紫陽花>

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春の長雨が続いていますね。 1ヶ月前の凍えるような雨とは違い、少し暖かな雨です。 桜も見頃を向かえ、この雨にもまだ耐えています! 傘差しながら花見で一杯とはいきませんが、相変わらず夜桜は趣がありますねぇ。 IMG_5774.JPG 趣といえばこれも。 藤の花。ソメイヨシノが終わると藤が一斉に咲き始めますね。桜と同じ、これも日本のお花。つくづく日本は次から次へとお花の咲く美しい国だなとおもいます。人にとって便利だけの開発ではなく、そういった自然が残る開発をしてほしいものです。桜や藤は海外に自慢できるもの。なくなってからでは遅いんです。 IMG_9418.JPG そしてこれから母の日ごろまで出荷が多くなる鉢物のアジサイ、かわいい品種の入荷がありました~ 「歌あわせ」という品種です。 IMG_9421.JPG やさしいピンクがきれいでしょ。咲き進むにつれて色が濃くのってくるアジサイなのでしょうか。 IMG_9420.JPG 「歌あわせ」というお名前から、桜や藤のお花を絡めて一句といきたいところですが、なにぶん教養が足りず、美しい花や景色を見ても言葉が出てきません。こういうときにさらっと言えたらかっこいいのにな。

2017年4月5日(水)

エバーフレッシュの実。

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まだまだ愛犬の死から立ち直れない私。 片平先輩からわんこへとお花をいただきました。 IMG_9390.JPG クリスマスローズと忘れな草。 私の大好きなクリスマスローズだけでも涙がちょちょぎれるのに、忘れな草って。 やられましたねぇ。泣かされました。ほんとにお花の力ってすごい。先輩が、私のことを考えて選んでくれたことがダイレクトに伝わってきました。 ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです。 そんな花を手に帰宅。駅から家までの帰り道は愛犬の散歩コースだったこともあり、下ばかり向いて愛犬の影を探してしまっています。そしたらつくしを見つけました。 IMG_9394.JPG ちいさなちいさな春をみつけることができました。 そんなまだボーーっとしている中、翌朝職場で視界に入ってきた変なもの。 エバーフレッシュになんかついとる。 なんだあれ。 IMG_9378.JPG なんだこれ! IMG_9380.JPG 枝から生えてるってことは・・・まさかこれがエバーフレッシュのお花? 枝に絡みついとるよ。 っていうか、ポンポンした黄色い花じゃなかったっけ? と、いうか、きもちわるい・・・。 おそるおそる触れてみる。 意外に固い。 みたかんじ、黒い部分が種なんでしょうか。 調べてみました。 赤い部分はサヤで、黄色いお花のあとにこうやってサヤができるんだそうです。 そのため別名「アカサヤネムノキ」ともいわれているんだとか。 やっぱり正直、気持ち悪いですよねぇ!きっとこのお花も種を残すためにこの姿にたどり着いたと思うのですが、近寄るものはいるんだろうか。 あ、私がいたか。 ちなみに。 前回はひまわりあったのに今日は入荷がありませんでした。 ちょっとがっかり。 直属の上司に頼んでおいた山吹は無事ゲット! 愛犬の誕生花。 ありがとう、桜庭さん。 ひまわりは帰りに近くの花屋で探そう。 まだ季節じゃないからみつけられないかもなぁ。

2017年3月29日(水)

ハーブガーデン

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3月も残りわずかとなりました。本日も前回同様、桜がものすごく動きました。4月の一週目までは桜の動きはいいままだと思われますので、必要とされている方はご注意いただければと思います。 また、次回金曜日は送別需要がとても多くなるのではないでしょうか。まだまだお花屋さんにとっては仕入れが厳しい時期が続きますが、私たちもご要望になるべくお答えできるよう尽力して参りますので、なにとぞよろしくお願いいたします。 また、31日金曜日はお会計時の混雑が予想されます。長くお待たせしてしまうこともあるかと思いますがご了承いただければ幸いです。 こんな時期なので高い切花には私はまったく手が出せません。ですが、こんなときだからこそほっと一息つかせてくれるハーブ苗のご紹介です。 冬も終わり、日に日に暖かくなるこのころになると、冬の間中ほったらかしだったベランダやお庭を復活させたくなりますよね♪我が家も冬越えできなかったものたちが結構いるので、そこを整理して夏に向けてハーブガーデンを作ろうと計画中。 そこで昨日の入荷でとてもかわいいタイムを発見! ↓↓↓クリーピングタイムです。 IMG_9352.JPG かわいらしいお花が咲いていました。つぼみもいっぱい♪ タイム:シソ科 ・イブキジャコウソウ属 その芳香と殺菌作用から空気を清浄にする効果があります。タイムの高貴な香りは、「勇気の象徴」とされてきました。 すばらしい香りにぴりっとした風味のタイムは、料理にも定番のハーブ。特にフランス料理には欠かせません。葉はチモールなどの殺菌・防腐作用のある成分を含み、料理の香り付けに使うと保存性も高めます。 ついでにいくつあっても邪魔にならないパセリも大量購入♪ IMG_9351.JPG ハーブ系ゼラニウムやローズマリー、ミント苗などもいっぱい出荷がありましたよ。 そこで、ハーブガーデンを作ろうかなと思っているそこのあなたに超お勧めハーブがあります!それは「シソ」。赤でも青でも。 これからの季節の料理には欠かせない食材ですが、買うと1束100円とかしますよね。でも薬味程度にしか使わないときなど10枚も使い切れないうちにだめにしてしまうことありませんか?庭に生えていれば、その日に使うだけとればいいので無駄にもならないし、大量に育っちゃったときにはジュースにしちゃえばいい!超便利ハーブです! しかも強い。虫もつかない。水だけあげて日当たりのいいところでほっとけばいい。なんていい子なんでしょう! ぜひぜひハーブガーデンに挑戦してみてくださいね♪

2017年3月20日(月)

粒粒フラワー アルテルナンテラ他 

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とても暖かな連休ですね!花粉が・・・!!鼻汁が・・・!! 本日は予想通り、朝一番の和花の動きがとても激しかったです。菊菊菊!ってかんじ。あわせて、卒業用でしょうか、ガーベラやスイートピー、レースフラワーといった比較的安価な洋花もよく動きました。 私リサーチによると、23(木)、24(金)あたりで都内小学校の卒業式があるようなので、今週は本日のように比較的安価な洋花の動きがよくなるのではないかと踏んでいます。そして彼岸があけるので和花はいったん落ち着くと思われます。あくまで私リサーチです!そこのところお願いいたします笑 そして、来週は会社関係など送別関係が多くなると思います。今年の3月末は金曜日。年度末は花業界以外もとても多忙なため、前倒しで送別会をやってしまうのか、31日当日にやるのか、はたまた4月に入ってからやるのか、そして花を贈るタイミングは送別会のときなのか、それとも、最後のお別れの挨拶のときなのかは会社それぞれで違うと思うのでなんともいえませんが、とにかく来週いっぱいは送別用の洋花が必要になってくること間違いなしです。 15年以上前の私のOL経験だとお花は送別会のときではなく、お別れの挨拶のときだったなぁ。 あわせて本日、桜桜桜さくらーーーー!でした。今週には都内でもソメイヨシノが開花するのではとテレビでもいっていましたし、卒業や入学には欠かせないお花です。もうしばらく引き合いは強いと思われますのでご注意ください。 例年を考慮した個人的主観ですのでご了承くださいね♪ そして、先日ご紹介した富山県松浦さんの素敵クリスマスローズは出荷が終了いたします!前回、ご説明させていただいたとおり、切花出荷をメインにされている方ではないので、品種(色)指定のご注文はまず難しいです。また、出荷終了目前ということもあって入荷本数もそんなに多くはありません。あらかじめご了承ください。 さて、おしらせはこんなところにして、最近よくみかけるちまちまフラワーをご紹介します。ちまちま大好き♪こんなに小さなお花だって、あるのとないのとじゃ、ぜんぜん違うんですよぉ。 アルテルナンテラ・ワカムラサキです。 かみそうです。アルテルナンテラナンタラナンタラ・・・。 IMG_9191.JPG そこら辺に生えてる雑草ジャン!と思われた方!ある意味間違いではないですが、そんな子だからこそ、どんなお花とも相性がいいんですよ!この子達とてもよく売れます。 IMG_9192.JPG 千日紅のちーーーっちゃい版です。同じお仲間です。見た目は千日小坊のようですが、このワカムラサキは花つきがとてもいい品種です。アルテルナンテラはリーフがきれいなものが多いので園芸でよく見かけることも多いのではないでしょうか。 そしてもう一個。この子が誰だかわかりますか? IMG_9200.JPG じつは3月下旬から6月ごろにかけてが開花期のお花です。 こたえはライスフラワーピンクです♪ かわいいでしょう?粒つぶしたお花も、ちかよってみるとこんなにも花っぽい。 ライスフラワーは「秋のお花」のイメージが強いかもしれないけど、それは秋に輸入品が多く出回るからではないでしょうか。ライスフラワーが育つ南半球は日本が秋のとき春ですからね♪ 国産はちょうど今くらいから初夏にかけて和歌山や福島より出荷されます。ちなみに写真のライスフラワーは国産です。輸入でピンクというともっと濃いピンクが出荷されます。 と、いうことでちまちま粒粒のお花たち、ぜひとも名脇役として使ってあげてくださいね♪

2017年3月15日(水)

三宅花卉園さんのアルストロメリア

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三宅さんのメリア大好き~♪華やかなよく見かけるメリアより控えめで繊細で「和」を感じさせるカリオ系(原種系)のメリアをたくさん出荷してくれます。 花は小さく、茎も細くほんとにかわいらしい。花もまるで千代紙の模様のように華やかです! 120206 002.jpg120206 003.jpg120206 004.jpg110307 014.jpg110307 013.jpg ↓カナリーナ IMG_9217.JPG ↓クラシックオレンジ IMG_9223.JPG どの子もほんまに華やかでかわいらし! ここ数年の私の一押しはベジータさんです!ドラゴンボールではありません! IMG_9219.JPG みてみてこのおしゃれグリーン!主張があるけれども、でも自然となじむかのようなベジータさん、ほんとに素敵!ブル間の気持ちがよくわかるわ~ってちがうか。 ほかにもたくさんの色があって、赤いのも千代紙みたいで超かわいくて大好きなんだけど、最近はお目にかかれず。 原種系シクラメンや原種系チューリップとか、つくづく原種系にめろめろだなぁ、私(苦笑)。

2017年3月13日(月)

渋谷さんのクレマチス出荷が始まりました!

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もうそんな季節!? 初夏のお花、渋谷さんのクレマチスが前回より出荷が始まりました! ベルベル♪「あやめの君」 IMG_9172.JPGIMG_9170.JPG 「ミス スミレ」 IMG_9175.JPG クレマチスは茎が細いので支え棒がくっついてくるのが当たり前でした。でも澁谷さんのクレマチスは細いながらも芯がしっかりとしていて、支え棒なしでも折れないクレマチスなんです!しなやかな動きはそのままに、自然体のクレマチスを楽しむことのできるのも、澁谷さんのものだから! 前回は店頭に出した途端に売り切れてしまったそうで、私はお会いしていません・・・。本日やっと会えました♪でも売れていってくれる方がいいから会えなくても我慢します~ あ~かわいい。ほんとに今日は大好きなお花がいっぱいでルンルンだぜ。

2017年3月13日(月)

クリスマスローズ 富山県松浦園芸

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待ちに待ってた松浦さんのクリスマスローズが今季初入荷しました! 花付きモリモリさんです! 炭の塗ったような真っ黒ダブル♪ IMG_9178.JPGIMG_9177.JPG クリスマスローズ本来の美しさが際立つシングル咲。 中心部にある小さな筒が花弁状に変化した蜜腺。ネクタリーといいます。 ここは時間がたつと散ってしまいます。 IMG_9187.JPGIMG_9182.JPG クリスマスローズの花びらのように見えるのは実はガク片。 ↓こう配種<ガーデンハイブリット> IMG_9184.JPG 花のたたずまいや色、形、模様のバリエーションがとても豊富なガーデンハイブリットはコレクターの心をくすぐりますね♪私くすぐられまくってます。 IMG_9188.JPG もうたまらんち♪ IMG_9189.JPG これらを出荷してくれている松浦さんは、本来はクリスマスローズの鉢植えを出荷されている育種家さんでもあります。特に土に徹底的にこだわり、太くしっかりとした根の張った株を作るために剪定されているお花たちが実はこの子達なんです。 数年前まではぽいっとされていましたが、弊社の担当がハウスを訪れた際に「なんてもったいない!切花として出荷してはどうか」と提案させていただきました。根の張った株で育った花は切花にしてもとても強かったんです。 育種から育苗、生産、出荷まですべてを一貫して松浦園芸さんが行っています。日々、一株づつ生育状態を観察して温度管理や衛生管理を徹底し、害虫や病気を予防することはもちろん、「植物にとって気持ちが良い環境づくり」を心がけていらっしゃいます。 今迄は「切花のクリスマスローズは水落ちしやすいお花」「水揚げが難しいお花」と、いう印象がとても強いお花で、水揚の際は湯あげしたり深水にしたり、とても気を遣うお花でした。 でも松浦さんのクリスマスローズはそんな今までの概念をひっくり返しました。本当に驚きました。私も数年前に持って帰って実証済みです! ここだけのはなし、ずぼらな私は水切りもせず・・・でも一か月以上楽しめました。と、いうよりも、気が付いたらドライフラワーになってました。真っ黒のダブルを飾っていたのですが、色もほとんど変わりませんでした。店舗でサンプル展示していた他の品種も、何週間もきれいな状態を保ちました。 先にも述べましたが、水が落ちなければ花びらのように見えるところはガク片の為散らないんで、ながーーく楽しめちゃうんですよぉ。我が家に持って帰った黒ダブルも、この季節は空気も乾燥していて寒いので腐ることなく綺麗にドライフラワーになったんだと思います。 お花は生きているもの。環境や管理次第なところがあるため「絶対水落ちしない」と断言することはできませんが、品質は抜群です! そんな松浦さんのクリスマスローズですが、鉢植えがメインの生産者さんのため、切花の出荷は短期間なうえ、きまぐれ出荷です(笑)。でも育種家さんだからこそ、鉢では猛烈に高額な値段がつけられているような珍しい色も切花として極稀に出荷されてきます。 お宝感たっぷりのこのクリスマスローズを見つけた時にはぜひぜひ使ってみていただきたいなと思います!

2017年3月8日(水)

ラナンキュラス モロッコシリーズ

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今日はミモザの日~♪ でもミモザはすっからかんだったので以前とった写真・・・。 mimoza.jpg 銀葉アカシアのミモザも素敵だけど、個人的にはパールアカシアのミモザが一番好き♪今季は残念ながら出会えませんでした。 そして、このミモザ、このミモザの日を境にぐっっっっと出荷量が減ります。出てきてもつぼみの状態ではなく出荷段階で咲き誇っている物が多くなりますので仕入れには十分ご注意ください。 はい、そして今日お勧めするのはラナンキュラスのモロッコシリーズです。この産地のこの品種、私は店頭であまり見かけないんです。と、いうのも朝一番でなくなっちゃうことが多いんだって。 IMG_9120.JPG これは色ミックスで出荷されているものです。 IMG_8944.JPG 産地さんによって仕立てがかなり変わってくる品種ですが、こちらの福島県あだたらのものはステムが長く仕立てられています。輪も大きめです。前回金曜日は出荷が無かったのですが、今週はばっちり押さえてありますよぉ♪ 今週末も卒園卒業の需要が高く洋花の仕入れにはお気をつけ頂ければと思います。また週末は3月11日、6年前に東日本大震災が起きた日でもあるため、仏様向けのお花のご注文も多くなっています。合わせて和花の引き合いも強くなるのではないかということです。

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