みちくさ

2015年3月4日(水)

忘れてたわけではありません。。。

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忘れてたわけではありません、以前この場でオススメした宿根スイートピー「ブルーフレグランス」、そろそろお店に出そうです! と、いうのも。 出荷は2月からあったのですが、ご注文分で全て売れてしまったり、店に数束回ってきても、店に出す前に店裏で準備しているときにお客様から声がかかり売れてしまったりで、店に出る前になくなってしまうそうですぅ。 ですが、そろそろシーズン真っ只中に突入ということで、切れる本数が増えてくるのでお店にも回ってきそうです♪ ちなみにこれです。 IMG_0383.JPG 宿根ピーのピンクや白は通年出周っていますが、ブルーは生産されている方がとても少なく、原種に近いものなので季節限定のお花になります! 枝は従来のピンクや白よりもしっかりとしていて支柱なしでも折れませんし、しなやかに曲がる姿はとても味わいがあります。 私も以前サンプルをもって帰ったのですが、次から次へと花が咲き、すべての蕾が枯れるまで3週間は楽しむことができました。 香りは白やピンクに比べるとムスクのような香りがほんのりします。花が咲くときが一番芳香が強いみたいです。 今の季節にピッタリの透明感のあるブルーのスイートピー、ぜひとも多くの皆さんに楽しんでもらいたいです♪ そしてそして。 3週間前に採花された稲葉さんのカーネーションに動きがやっとあったのでご報告。 言い方が変だけど、やっと、枯れ始めました(笑)。 ダメになったのはホーマーとバイパーワインとラムとマーロ。 一気にダメになりました。終わるときは徐々にじゃなくて一瞬でひらききるんですね。写真は昨日の夜撮ったものです。 IMG_1030.JPG ↑真ん中がホーマー、その下がバイパーワイン、バイパーワインの右の淡いピンクがマーロ。 IMG_1031.JPG ↑真ん中より少し下にある紫がかったピンクがラム。 その他の品種は、ライオンキングが花びらの先がちりちりしはじめているほか、他の品種はまだ綺麗。。。花びらの先もちりちりしていないし、花ビラももげたりしていません。 持ちは品種にもよると思うのですが、ミナミシリーズはこれっぽっちも見た目が変わらないので比較的花持ちが良い品種なのかなと思いました。 それにしても土の力はすごいなぁとあらためておもう。花が成熟するまで土で育つということがこんなにも花持ちに影響があるということに、そしてそれを実践している稲葉さんには感嘆の思いです。入荷時のみためはもう花が満開でここからもう終わっていくだけなんじゃないかとおもうくらい大きな花ですが、ガサツな我が家でもすでに3週間。まじすげぇ。 でも、管理や置き場によっては花持ちも変わってきますので予めご了承いただければと思います♪ さて、話はかわって、のびにのびてたハイナンフェア、金曜日にやっと開催です!ガーベラをはじめかすみ草やブプレなどフェア価格でご用意いたします!ぜひ、ご来場ください♪

2015年2月23日(月)

稲葉さんのカーネ 集計結果

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今年も稲葉フェアはご好評のうちに終わることができました!ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。 と、いうことで集計結果です! 第1位 バイパーワイン 第2位 オレンジミナミ 第3位 ベルナール(NEW) 第4位 バイパ― 第5位 レージェマロン 第6位 レージェ 第7位 ホーマー(NEW) 第8位 シーベラ(NEW) 第9位 アンティグア 第10位 ズリゴ(NEW) 上記は今期、稲葉さんの出荷しているカーネーションのこの度の人気上位品種になります。弊社調べによるものなのでこれが世の中の絶対ではありませんので予めご了承くださいね♪ 総投票数309票頂きました!皆様どうもありがとうございました!やはリ予想通り不動の人気です、バイパーワイン!!稲葉さんのバイパーワインは斑が多い気がします。そしてふんわり柔らかな印象です。 第3位にニューフェイスのベルナールが食い込みました!ベルナール、とても不思議な色でしたね!私も一番に目がとまりました!ただ、他の品種に比べ花弁の先が弱いみたいでした。先々週の金曜日に飾って、先週の金曜の段階でちょっと黒くなってました。ちなみに1週間で花弁の先が傷んできたのはこの品種だけです。 IMG_0852.JPG そしてホーマーはバイパーワインっぽいけどちょっと色の入り方が違う複色です。 IMG_0848.JPG そしてシーベラは新作のグリーンのカーネーションですが、お客様に2種類あるグリーンでなぜこちらを選ぶのかきいてみたところ、セイシェルは蛍光色が強いので少し合わせるのが難しく、シーベラの方が合わせやすいとおっしゃっている方もいらっしゃいました。そのお客様だけでなく、何人ものかたから、「グリーンとひとくくりにしてしまえばそれでおしまいだけど、ちょっとした違いでも用途や季節によって選べる事ができるのはうれしいことだ」とおっしゃっていました。 ズリゴはこーーいシックな赤です。輪も他の品種同様、大きめです。 また。金曜日には稲葉さんご自身もご来場いただいていたので、なぜセイシェルを栽培されているのにシーベラもつくりはじめたのかきいてみたら、花形がとても綺麗だからとおっしゃっていました。 STDは、全23品種8品種新作があったのですが、10位以内に4品種も入りました! 11位以下のカーネーションはこちら。 ・アイジンボルドー ・アイピンク ・オペラ ・シャララ(NEW) ・セイシェル ・チェプリ(NEW) ・パックス(復活) ・フェミニンミナミ ・ポップミュージック ・マーロ ・ミナミ ・ムーンライト(NEW) ・ライオンキング ・ラム ・レモンミナミ (アイウエオ順) 上位に入選していなくてもみんなとても綺麗でした!個人的にはチェプリとかフェミニンミナミ良いなと思いました♪ そしてやっぱり感動するのはその花の持ち。先週はさむかったとはいえ、1週間たった金曜日でも状態があまり変わらない。サンプルをフェア終了後に頂いたので家に飾ってますが、まだまだ綺麗です♪ IMG_0863.JPG 猫様も興味津々。 IMG_0865.JPG 毎年恒例となっているこのフェアですが、来年度以降も可能な限り続けていきたいと思っています!それはやっぱり、稲葉さんのカーネーションはオススメだからです♪ このブログでもいくつものカーネーションの産地さんをオススメしていますが、どれが一番とかいうのではなくて、それぞれの産地さんでそれぞれのいいところがあります!おなじバイパーワインでも産地さんが変わればその色味も、斑の入り方も、もちろん仕立ても個性がでてきます。もちろん、季節によっても状態はかわってきます。ご自分の好みに合ったカーネーションを見つけていただければ、これ幸いです♪

2015年2月16日(月)

妖精の乱舞

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昨日東京ドームで行われている世界らん展に行ってきました! 今年は25周年ということでいつもと少し趣向も違う感じでしたよ♪ IMG_0705.JPG ドームの中にまたドーム! IMG_0615.JPG シンピジュームの棟がウィニングロードを彩ります。 IMG_0758.JPG 沖縄からは水族館まで来ちゃいました♪ でもやっぱり今回の主役はランの花たち。 IMG_0761.JPG 沢山のディスプレイや展示があってとても楽しい♪はじめてみるランもいっぱい♪ランは花がなんだか妖精のような形をしているものが多いですよね。まるで妖精があちこちで遊んでいるようでした。 IMG_0796.JPG これもラン!? IMG_0636.JPG これもラン!? IMG_0644.JPG このミノムシみたいなのもラン! IMG_0632.JPG これもラン! IMG_0818.JPG 猿?じゃないです、これもラン! IMG_0783.JPG 白い妖精♪ そしてそして今年の日本大賞がこちら! IMG_0820.JPG デンドロビューム スミリエ ’スピリット オブ ザマ` 赤道の近くにあるタイプのランで、とにかくこの株はとても大きく、花数が素晴らしく多い!一斉にこれだけ咲くことはとても珍しいのだそうです。 人はとても多く日本大賞の周りは特に人だかりがすごく、とてもじゃないけど正面から写真を撮ることはできませんでした。 そして別ブースにはまるで博物館のような雰囲気が。。。 IMG_0679.JPG とても貴重なパフィオらしい。 そしてそして。 今回の目玉はこれ! 日本初公開のオルキス・イタリカ。 その名もずばり、蘭の妖精。 IMG_0808.JPG 地中海沿岸の地面に生えている地生蘭。 オルキス「orchis」(ギリシャ語)は蘭の英語読みである、オーキッド「orchid」の語源になっています。 コレは今ここでしか見れないとても稀少な蘭なので追い逃しなく♪ なんだかんだ100枚近く写真をとっちゃってた私・・・。全部紹介できないのが悔しいですが、ぜひとも足を運んでいただければなと思います。私にただついてきただけの旦那もかなり楽しんでましたよ~。

2015年2月9日(月)

産地訪問:笹沼さん

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週末に枝ものを出荷している栃木県の笹沼さんとバラのローテローゼの第一人者である斉藤さんのハウスへ行ってきました! 今日は笹沼さんをご紹介♪ 草花、枝ものが大好きな私にとってとても楽しみにしていた産地さんです!枝ものって季節感が一番ある品目だと思うんです。「その季節にしかない、その季節だからこそ綺麗!」枝ものコーナーは自然の縮図を見ているようだなぁといつも感じます。 さて、かれこれ枝ものを出荷して40年の笹沼さん、とても気さくな方!今回は枝を切って出荷するまでの流れを見せていただきました。 んじゃ、まずはこれから出荷のピークを迎える桃の畑へ! IMG_0493.JPG 約6ヘクタールという誇大な広さ!もちろん、車で移動。 ここには樹齢20年の木で、切るときには1本全部切り落とします。使うのはノコギリとなた。 この作業を体験させてくれました!太い枝切ってみなって言われ挑戦するも、なかなかきれん。 IMG_0503.JPG 笹沼さんは1枝3秒くらいで切り落としていきます。職人技です!笹沼さんは1本の木を5分かからず丸裸にしてしまいました。はえぇぇぇぇ! IMG_0496.JPG ちなみに、お父さんは片刃のなたを使って、息子さんは両刃のなたを使っているので、お二方の切り方は全然違う。 IMG_0495.JPG そのなたを使って蕾のついない小枝を切り落とし、約1m20cmの長さにこの場でさくさく揃えていきます。長さの目安はご自分の体。 ちなみに桃(新矢口)は枝を切り落としてから次に出荷できるまで2年待ちます。やはり、1年じゃ蕾の付きや枝ぶりが良くないということです。3年たっちゃうとごつごつ見栄えがよくないのだとか。 お父さんが栽培を始めた40年前に植えた桃の木も見せてくれました。 IMG_0510.JPG 一目で全然違うのがわかりました。おおきい。この木とともに40年暮らしてきたんですね。 桃以外にも今出荷がピークの雪柳やハクレン、それ以外に彼岸桜や吉野桜、サンシュ、田無、コウジンバイ、カキツ、石化柳、ドラゴン柳、サラサボケ、キバデマリ・・・・とかなりの木を見せていただきました。年間を通して約50~60品種出荷しているというのだから、すごい。ぶっちゃけ、花も葉もついていない木は説明されるまで何の木か区別はほとんどつきませんでした。 畑で切られた桃たちは、この後作業場で束ねられます。 IMG_0533.JPG しおりをする際、上部はきつく巻きすぎないように指を入れてゆったりとさせています。細かい気遣いにほろり。 IMG_0538.JPG このしおりの作業も体験させてくれました。 IMG_0540.JPG 今は機械ですぱんすぱん束ねられるけど、以前は畳の原料であるイグサを使って束ねていたそうです。今でも、束が太い物や品評会に持っていくものなどはイグサを使っていらっしゃいます。そのイグサの使い方も教えてくれました。くるくるちねるだけで固定されるというのですが、これがまったくできん。結局あきらめて機械で束ねました。 そして束ねられた桃たちはハウスへ。色を出すためです。あと、一回ハウスに入れないと蕾がぽろぽろ落ちやすくなってしまうらしい。 このハウスは雪柳。通常は株入れが普通らしいのですが、ここでは切ってから温室へ入れます。夜は12℃、昼間は30~34℃。。。34℃!? IMG_0449.JPG はい、メガネっ子はレンズ真っ白で何も見えませんでした。まるでハワイアンセンターにいる気分でした。 IMG_0452.JPG ハウスの中にはハクレンや雪柳なども。 IMG_0459.JPG 桃は直射日光が当たってしまうと色が薄く水っぽくなるのでハウスの中でさらにカバーで暗室を作りそこに入れられています。桶の水は「みさき」という前処理剤が入れられています。ハウスは温度が高く水が腐りやすいので前処理剤は必須!カビ対策にもなっているそうです。 そして、このハウスにいれ、そのあとに湿度が46%室温25℃に維持されている室(ムロ)に移動し蕾を膨らませます。2,3日してから出荷です!新矢口だと切ってから出荷まで約12日かかるそうです。早生品種だとハウスをとばし、直接ムロへ行くので約半分の約6日間で出荷されるそうです。 切ってから出荷までにこんなに時間がかかっていたとは。 また、桃の花がブルーに変色してしまう現象、ブルーイングについて聞いてみました。原因ははっきりとは分からないけど、枝を短くしてしまうとこの現象が多いようです。太い部分を残して活けていただく方がいいかもとおっしゃっていました。活ける際にお試しいただければと思います♪ 3月の桃の節句に向けてとても忙しい時期にお邪魔させていただき感謝の気持ちでいっぱいです!とても貴重な体験をさせていただきありがとうございました。 IMG_0543.JPG そして改めて思う。 桃の節句にはやっぱり桃でお祝いしなくっちゃ♪

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